造幣局の桜の通り抜け
薄曇だが,ポカポカとそれなりの陽気の日曜日。大阪の桜の最後を飾る「
造幣局の通り抜け」に行って来た。大阪名物の季節行事の一つ。ソメイヨシノはもうとっくに葉桜になっているが,造幣局の桜は八重桜が主で時期が少し遅い。今年の通り抜けは,16日(水)から22日(火)の7日間。期間中唯一の日曜日とあって,すごい人出だった。
大阪市営地下鉄谷町線の天満橋の駅から人ごみ。駅員が「通り抜けは2番出口です」とメガホンで繰り返し案内している。天満橋は歩行者一方通行の規制。人の流れについて行く。橋を渡ると,屋台が現れて,祭り気分が盛り上がる。
構内禁煙・飲食禁止なので,とりあえず造幣局の南門の前でタバコを一服。日本語・英語・中国語でアナウンスが流れている。観光客も多そう。中国人のツレに中国語のアナウンスを訳してもらったが,日本語と同じ諸注意。最後の「謝謝」だけ聞き取れる。
で,時々記念撮影をしながら,南門から北門までの560メートルの一方通行をゆっくりと桜を眺めながら歩く。見慣れぬ品種の桜が多くて飽きない。
やっと北門までたどり着き,通り抜け終了。大川沿いの公園を歩いて戻る。こちらはソメイヨシノの季節には花見客で賑わう所。延々と途切れることなく屋台が続く。こういう雰囲気も好きなんだよね。通りすがりの子供の持っている「わた菓子」を見てツレも欲しいという。で,綿菓子屋を探しながら歩く。天満橋近くに2軒ほど出ていた。「おしりかじり虫」のイラストの袋を購入。
駅を出て,駅へ戻るまで正味1時間ぐらいかかったか。
タイ料理「ブルーロータス」@梅田
「通り抜け」を終わって,天満橋の駅から地下鉄谷町線で2駅,東梅田へ移動。キタへは最近めったに来ないので勝手が分からない。で,住友VISAの「チェックアンドチェッククラブ」のディレクトリを見て,良さそうなタイ料理の店に行くことにする。梅田の地下街を国鉄(JR)大阪駅まで歩き,駅ビル「アクティ大阪」(大丸梅田店の入っているビル)の16階へ。「タイキュイジーン(タイレストラン)ブルーロータス」(
ぐるなび)というお店。
タバコを吸うというと,一番奥の窓際の席に案内される。大きな窓から,南に梅田の街が一望できる。右の方はヒルトンホテルや西梅田の高層ビル街。左側には眼下に阪神百貨店が見える。ミナミと比べるとやっぱりキタは都会だなぁ。店内は新しく清潔そうで居心地がいい。スタッフもきびきびしている。
取りあえずのドリンクは,ツレはスタッフに「タイらしいソフトドリンクはどれか?」と聞いて「マンゴーラッシー」。ビールはタイビールが3種に生がスーパードライ。で,はじめて見るタイビール「プーケットラガー」(上の写真右)を選ぶ。軽めのビールだった。
で,料理はグランドメニューとは別にあった一枚物のメニューの「スペシャルペアセット」にする。コースには,生ビールかソフトドリンクがワンドリンクずつ付いているというので,後で生ビールも飲むことにする。
コースの一品目,海老と帆立の生春巻「ポピア・クン・ホイシェル」(上の写真左)。ベトナム料理とよく似た生春巻。辛目のタレに付けて食べるとなかなか美味しい。二品目,魚のすり身揚げ「トード・マン・プラー」(写真右)。タイ料理は「揚げ物」が美味しいと思っていたのだが,これはちょっと具がパサパサとしていて旨みは少ない。別の辛いタレに付けて食べるとそれなりにいけたが。
上の写真は,トム・ヤム・クン(海老とスパイシーサワースープ)。固形燃料で保温中の物と取り分けた物。いやあ辛さ充分。歳のせいか,タバコの吸い過ぎか,舌ではあまり辛く感じないのだが,飲んでいるうちに,顔中に汗をかいて来た。ハーブの香りが強い。スープは結構コクがあって,全部飲み干したが,ハンカチで汗を拭くこと数度。
メインは3つの選択肢がある。1.鶏挽肉のバジル炒め、玉子のせごはん「ガイ・ガパオ・ラート・カオ」,2.鶏肉のグリーンカレー/ライス「ゲーン・キョウワーン・ガイ」,3.鶏肉のレッドカレー/ライス「ゲーン・デーン」。で,「鶏挽肉のバジル炒め、玉子のせごはん」(写真左)を選ぶ。写真の左の方が「鶏挽肉のバジル炒め」で,真ん中が「玉子のせごはん」,右はサラダ。米はタイ米のよう。が,においもフツーだし,それなりに美味しい。挽肉・半熟目玉焼きをごはんに混ぜ込んで食べるとなかなか美味しくいただけた。最後は「本日のデザート」,マンゴーアイスを選ぶ。食べ終わる頃には,窓の外は夜景になっていた。月がきれいだった。
レシートによると「スペシャルコース」\3,200x2,「プーケットビール」\700で,計7,100円。チェックアンドチェックの会員証で20%オフになって,勘定は二人で5,680円。最後にスタンプカードをくれたが,もうスタンプが5つ押してあって1,000円オフになっている。