わらい焼き
昨日は御用納め。暖冬だったのが急に寒くなった。エアコンのリモコンに外気温を表示させる機能があるのだが,深夜には摂氏2度。年も押し詰まって,本格的な冬がやってきた。
昨晩遅くまで小説を読んでいたので,今日はぐっすり十数時間も寝てしまった。ふだんなら適当なところで,一度は目が覚めるのだが,今日は爆睡。一年分の疲れがたまっていたか?
日が暮れてから難波へ出かける。晩飯はちょっと変わったお好み焼き。ネットで見かけた「
錦わらい」という京都のお好み焼きチェーンの「わらい焼」。オムそば風のモダン焼らしい。オムそばもモダン焼も好物だから,これは一度食べるしかない。検索をかけたら道頓堀店(
ぐるなび)が見つかったので,難波へ出かけたついでに食べに行く。
地図で見当をつけて道頓堀を歩いたらすぐに見つかった。1人で入ったが4人がけの鉄板付きテーブルへ案内される。とりあえずキリンの「No.1497」という生ビールを注文。京都限定発売(?)らしい。料理はフツーのお好み焼きや鉄板焼メニューもあるが,もちろん「わらい焼」。チーズ入りとか,ガーリックとか,あったが,初めてなのでノーマルを頼む。
まず生ビールがすぐに来た。「No.1497」は初めてだが,あまり変わった味でもない。まあフツー。飲みやすい。
メニューを見ていると,いつ焼いたの?というぐらい素早く「わらい焼」が出て来た。うーん,見かけはお好み焼きだね。カツオやら青海苔を振りかけて,さていただく。テコがすっと入るぐらいやわらかい。注意しないと形が崩れてしまう。取り皿において箸で食べようとすればバラバラになりそうなので,テコに乗せたまま口に運ぶ。「ふわふわトロ〜リ」と言うよりも「ねとねとべっとり」という感じ。
ソースとマヨネーズがたっぷりかかっているので,味は濃い。ソバも形がわからないぐらい柔らかくなっている。オムそばとも,モダン焼とも違う。あえて言えば「わらい焼」なんだろうね。というぐらい独自の食感。中の具は結構しっかりした味。豚肉もキャベツも美味しい。それにしても不思議な食べ物だ。
生ビール「No.1497」中ジョッキは,スーパードライより100円高くて,税別550円。「わらい焼」は税別750円。食べ終わって外へ出てみると,隣はお好み焼きの有名店「千房」だった。