玉泉陳年紹興酒
あけましておめでとうございます。
相変わらずの寝正月。夕方起きだして,朝食のサンドイッチを食べる。と,ふだんと変わらぬ日常。朝刊は例の元旦バージョンで100ページもあるが,とりあえずふだん読むあたりだけ眺める。
食後,コーヒーを用意して,録画してあった毎日放送の「ちちんぷいぷい」正月特別企画「ぷい正月」を見る。2時半からの生放送だったのだが,ちょっと時間差があるなぁ。でも,おかげで一気に正月気分。角(すみ)さん(角淳一パーソナリティ),今年も元気に62歳の誕生日を迎えて良かった。
夜8時。小腹が空いてきたので散歩に出かける。ふだんより余分に歩く。元日にも開いている店,閉まっている店,眺めながら夜の街をうろうろ。我孫子観音まで足を伸ばして初詣。門前の屋台はもう店じまいをしていたが,参拝客はちらほらといる。手水で手と口を清めて,私も参拝を済ませる。
コンビニで絵入りの年賀はがきとパックの丸もちを購入。朝刊の広告で石川雅之氏のマンガ「もやしもん」の4巻が出ているのに気づいたので,本屋によってこれもGET。近所のスーパーもふだんどおり深夜営業している。で,何か正月らしいものはないかなぁ,と一通り見て回る。刺身蒲鉾があった。野菜が足りないので筑前煮も。で,「柿の葉すし」があったので,珍しいなぁ,と夕食はこれに決める。さばとさけのミックスを選ぶ。
部屋へ帰って,さて酒盛りの準備。サッポロ・クラシックを開ける。柿の葉すしは,「紀ノ川寿司本舗」とあった。「さば」が本来の柿の葉すしなんだろうけど,「さけ」と交互に食べると「さけ」の方が口に合う。刺身蒲鉾をつまみながら,とりあえず「おせち」気分。
さてビールのあとは紹興酒をあける。台湾土産。台北の桃園空港の免税店で,両替し残した台湾元を使って買ってきたもの。飲む機会がなくてそのままだったが,化粧箱入りの甕で,正月にあけるにはふさわしいか。
とりあえず日本酒用の徳利にいれて,猪口でいただく。ストレートで飲むと,うーん,もう一つか。ちょっと雑味がある。燗してみるとまあいける。箱に「玉泉陳年紹興酒」とある。台湾・南投縣の酒造メーカー製。「穀類醸造酒類」,主要原料「糯米・蓬莱米・小麦」,酒精度「16.5度」,容量「1.2公升」,とある。でも,前に飲んだ頂き物の「
十年陳紹興酒」の方が旨かったような。
ところで紹興酒の化粧箱に「酒後不開車 安全有保障」と書いてあるのだが,これって「飲んだら乗るな」って言う意味なのか? 後半が前にどう続いているのかが分からないのだが。
飲みながら年賀状を書く。去年は北海道ツーリングもしなかったし(毎年,ツーリングの写真で年賀状を作っていた),なんやかやと気合が入らず,年内に年賀状を作れなかった。で,コンビニの出来合いの年賀状にメッセージを書き加えて,今年はすべて手書きの年賀状。深夜の街を投函しにポストまで歩く。