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Sojin Project / Diary 2009-07

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2009/07/31(金)

[ News ]

命の誕生

 讀賣新聞は,出産を「気持ちの悪い物」と思っているらしい。
    讀賣新聞:
小5授業で妻の出産ビデオ…命の誕生テーマ 
 堺の小学校で,32歳の男性教諭が5年生の理科の授業で,妻の出産シーンを撮影したビデオを生徒たちに見せたという。「命の誕生」というテーマの授業だったという。「ビデオには,へその緒や局部の一部も映っており」,「一部」児童が「気持ち悪かった」「怖かった」と訴えたため,校長らが全家庭を訪問し謝罪したそうだ。なぜ「謝罪」する必要があるのか?
 そもそもマスコミの取材と言うのは,最初から「マスコミがこう書きたい・撮りたい」という前提があって,実際の事実とはまったく異なることでも平気で報道するというのは,よく聞く話。「一部」児童が,「気持ち悪かった」「怖かった」というが,そういう児童も「一部」いたというだけのことだろう。普段のマスコミの取材手法からいえば,これが讀賣新聞の捏造でないという保証もないが。百歩譲って,そういう児童が「一部」にはいたとしても,わざわざそれのみを取り上げると言うのは,記者が「そういう記事を書きたかったから」ではないのか。つまり,この讀賣新聞記者は「出産は気持ちの悪い物」と思っているということだ。そういう印象を世間一般に広げたいと思っているということだ。
 記事になったと言うことは,「出産は気持ちの悪い物」というのが,讀賣新聞の公式見解なのだろう。
 こういう熱心な先生が批判され,こういう類の記者が大きな顔をするから,こういう事件が起こるのも必然だ。
    朝日新聞: ネットカフェのトイレで出産、死なせた疑い 23歳逮捕 
 23歳住所不定無職の女が,渋谷のネットカフェの女子トイレで赤ちゃんを産み落とし,そのまま便器の中に放置して死なせたと言う。この女,そのままその店でネットを続けているところを逮捕されたらしい。
 こういう命のなんたるかを分からない人間を,讀賣新聞は生み出そうとしている。そうでないと言うなら,先の記事も取材・報道の方向性が違ったはずだ。共同通信の記事では「赤ちゃんが産道を通って出てきたり,医師がへその緒を処理する様子が写っていた」と表現している。讀賣の記事とはずいぶん印象が違う。産経新聞の記事では「家庭では教えにくい命の大切さを教えてくれた」という保護者の声も取材している。どちらも配慮が見られるだけに讀賣新聞の記事は残念だ。3社の記事を読み比べると,讀賣は「ある意図」を持って「モンスターペアレント」にだけ取材したのではないかという疑いが残る。
 〔追記〕8月1日付けの毎日新聞朝刊の記事によると,「多くの児童は『お母さんが大変な思いで産んでくれたことが分かった』など好意的な意見だったが,数人の児童は『気持ち悪い』などの感想を持った」とのこと。また保護者の反応は「『5年生には早すぎる』など苦情が6件あった。『先生に感謝している』など肯定的な意見は61件あった」という。まあどのクラスにも「気持ち悪い」という反応をする子はいるだろうし,文句をいうだけの親もいるだろう。大部分は好意的な反応だったと言うことは,まともなんじゃあないだろうか。

 税金の私物化。
    毎日新聞: アクアライン:通行料金 1日から800円に値下げ 
 この値下げの原資,千葉県と国が半分ずつ負担するという。なぜ半分とはいえ,一地方のために国民の血税が使われなければならないのか。ましてやこれは,あの千葉県知事・森田の公約だという。川崎−木更津間にはちゃんとフェリーが走っていたはずだ。無駄な公共事業の象徴のような道路ではないか。税金を投入せず,独立採算で負債を返済してこそ,言い訳が立つというものだ。

 北朝鮮って,物価がめちゃくちゃ安いんだ。
    讀賣新聞: 北朝鮮に初ファストフード店、でも超高価 
 北朝鮮の平壌に,ハンバーガーやワッフルを販売する初のファストフード店が開店したそうだ。「メニューは月替わりで,価格は牛肉を使ったハンバーガーが190ウォン,生ビールが76ウォン。高級ヒラメ100%のフィッシュバーガー,野菜バーガーのほか,ハンバーガーに芋がゆ,キムチが付いた定食もある」そうだ。闇レートでは,1ドル=3000ウォンだということで,牛肉バーガーは6円,ビールは2円程度とのこと。なんか桁が違うね。

   写真:鰻の蒲焼き@竹宗

 この夏2回目の土用の丑の日。晩酌のアテは,鰻の蒲焼き。山椒をたっぷりかけていただく。

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2009/07/30(木)

[ News ]

片道切符

 良くある話だけど,ニューヨーク市は規模がデカイねぇ。
    時事通信:
ホームレスに片道航空券=無料支給で「脱出」奨励−NY市 
 日本でも自治体窓口に相談に行ったら,都会への片道切符を渡されるという話は多いが,そうやって引き受けさせられる都会はたまったものじゃない。大阪なども結構送り込みの標的にされているようだ。大阪市の個人住民税の約半分は生活保護費に消えているそうだが,そうやって送り込まれて増えた市の負担はいかほどか。
 ニューヨーク市では,ホームレスを田舎に送り返すことに決めたらしい。「目的地に住む親類らがホームレス受け入れに同意することが条件」だが,なんと子供3人連れのホームレス夫婦,つまり一家5人のフランス移住のための国際便の航空券と列車乗車券を支給し,約6300ドル(約60万円)を要した例もあったそうだ。ホームレス対策も規模がでかい。

 産経新聞の福島香織記者のブログ記事から。
    北京・平河趣聞博客: ラビア・カーディル世界ウイグル会議議長、自民党本部に来たる! 
 訪日したラビア議長が,自民党本部を訪問したそうだ。当然「中華人民共和国」の東トルキスタン(中国名「新疆ウイグル自治区」)侵略と,ウイグル人虐殺の非道を訴えるためだ。解散総選挙で忙しいらしい衆院議員の出席はなかったが,参院議員5人がお相手したという。しかし何だね。こんなときに民主党は何をしているのか。党全体が媚中派という訳でもないだろうに。
 しかし中国は相変わらず,こんなミミッチイことをやっている。
    讀賣新聞: “官製”ウルムチ暴動映画、中国大使館が上映 
 記事によると:
 「在日中国大使館は30日,亡命ウイグル人組織『世界ウイグル会議』のラビア・カーディル議長の来日に合わせ,日本の主要報道機関を集め,新疆ウイグル自治区ウルムチで起きた暴動を扇動したのは同議長らだと主張する映画を上映した。」
そうだ。「7・5暴力事件とラビア氏」と題する約20分の日本語版映画だという。これ,ダビングして日本メディアにも配布しているそうだ。まあ,正気の記者ならば,こんな宣伝には乗せられないだろうが,相手は軍事力も資金も持った国家。徒手空拳のウイグル人たちが物量ではかなうはずもない。メディアは,正義がどちらにあるのかを見抜く目を持って欲しい。商売の都合で侵略者・虐殺者の側に付くならば,それは言論の自殺だろう。

 最近,変な弁護士が多いねぇ。
    讀賣新聞: 「死刑確定させた」松本死刑囚の元弁護人、懲戒処分 
 オウム真理教の教祖・麻原彰晃(松本智津夫)がやったことはともかく,あの弁護活動は変だった。確か書類を出さなくて門前払いになったんだよね。ひょっとして自分の弁護している被告を「死刑」にしたくてわざとやったのか。「控訴趣意書の提出期限を守らず,被告が実質審理を受ける機会を失わせ,死刑判決を確定させた」として,業務停止1か月の懲戒処分だそうだ。

 今日は木曜日ということで,週刊漫画誌「モーニング」の発売日,かつ個人的「粉もんの日」。今週の「モーニング」は,「社長島耕作」は載っていなかった。以前なら,これと「ジパング」「OL進化論」をまず最初に読んだのだが,最近は「Ns’(ナース)あおい」と「特上カバチ」が面白い。これらを最初に読んでから,後は前から順番に読む。でも,つまんないマンガは飛ばすので,実際に読むのは半分ぐらいか。「ジパング」も昔は面白かったのだが,最近はどうも惰性で読んでいる。かわぐちかいじ氏のマンガは,いつも最初は面白いのだが,連載が続くにつれ,つまんなくなって来る。「沈黙の艦隊」も途中で読むのを止めちゃったし,「太陽の黙示録」は早い段階で見捨てた。

   写真:豚モダン(焼き始め)@七つの壁 写真:豚モダン(出来上がり)@七つの壁

 で,今日の「粉もん」は「豚モダン」(豚肉・麺入りのお好み焼き)750円。写真は,焼き始めと出来上がり。好物の青海苔をたっぷりかけている。美味しいのだが,ボリュームたっぷりで,満腹をちょっと通り越すので,食べた後で眠くなるのが難点。

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2009/07/29(水)

[ News ]

婚活カット

 「婚活」って誰が流行らした言葉だろう。
    朝日新聞:
業界初婚活カット 公務員狙いなら巻き髪、ITは短め 
 「婚活」なんて聞くと,おじさんには「あせっている」という風に聞こえるのだが。なんか今時は,男女が自然に知り合う機会が少なくて,積極的に探して回らなければいけないのか。「就活」ならリクルートなどの業界が儲かるように思うのだが,やはり「婚活」でも儲かる業界があるのだろうか。誰かが言葉を流行らせるということは,そこに金儲けの種が落ちている思えるのだが。
 記事によると「理想の相手探しを手伝います――。大阪と兵庫で約100人の美容師を抱える『クラフト・ワークス』が8月1日,業界初という『婚活カット』を始める」とある。やはり言葉が流行るところには,営業の機会があると目ざとく見つける人がいるようだ。それにしても「公務員を狙うならロングの巻き髪」「IT社員ならショート」と決まっているのか。なんか「占い」っぽいね。「理想の相手の職業など13の質問に答え」ると,それにぴったりの髪型を提案してくれるという。

 「成人」というのは国家が決めてくれるのか。
    讀賣新聞: 「18歳成人が適当」…法制審、選挙年齢下げ条件に 
    毎日新聞: 成人年齢引き下げ:識者、若者 賛否割れる 
 まあ法秩序的にはどこかで線を引かなければならないのだが。選挙年齢と民法の成人年齢を18歳に引き下げるのが適当と,法制審議会(法相の諮問機関)の「民法成年年齢部会」と言うところが最終報告書をまとめたそうだ。例によって「国際的には」18歳が普通だという言い訳がついてくる。
 「クレジットやローンの契約」が,18歳で親の同意なく行なえるようになるという。今でも多重債務で自己破産なんて良く聞くのに,18・9の若者に自己の欲望を抑えることが出来るのか。さすがにこれは審議会も心配したらしく,消費者教育をきちんとして,若者に理解が浸透してからにすべきだと,注がついている。
 結婚年齢は男女とも18歳以上に揃えるという。で,成人年齢が18歳になるわけだから,今の未成年の結婚のように「親の同意がいる」という場合はなくなるわけだ。結婚可能な年齢(18歳)になると同時に,自分の意思だけで結婚できるようになる。若年離婚が増えそうな気がするが,これはまあ自己責任だろう。
 なお酒・煙草は,別に個別の法律で20歳以上と明記してあるので,個別に法を改正しない限り,民法上の成人が18歳になっても禁止だそうだ。
 いやしかし,まだまだ議論しなければならない問題が多そうだ。毎日新聞の記事に「識者、若者 賛否割れる」とあるように,対象の年齢層の若者にもとまどいがあるようだ。「臓器移植法改正案」を大した議論もせずに通した今の国会議員に,こんな問題をきっちり議論する能力があるのだろうか?

 何かひさびさに日本がお褒めいただいたようで。
    産経新聞: ウルムチ暴動の真相究明を 亡命ウイグル人組織のカーディル議長 
 来日された亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長の言葉:
 「(今回の訪日が実現したことについて)ウイグルの主張を世界に伝える道が開けた。対応が冷たい欧米へのメッセージにもなり、日本の政治決断に感謝したい。中国が各国に外交圧力をかけるなか、日本は独立主権国家としての意思を国際社会に示した」
と日本が評価されたようだ。しかし実際はどうなのかね。いつも中国様の顔色を伺ってビクビク・オドオドしている日本政府にそんな意図があったとも思えない。議長はアメリカ亡命中ということで,アメリカ政府の裏の指示か何かがあったんじゃないだろうか。

 「近大マグロ」はちゃくちゃくと進展しているようで。
    産経新聞: クロマグロの養殖稚魚を「沖だし」 
    産経新聞: 近大がミナミマグロ完全養殖に道 
 高級魚のクロマグロ(本マグロ)に二番手のミナミマグロ(インドマグロ)か。やはり養殖するなら,高級魚が効率がよい。稚魚を捕まえてきて大きく育てるのは「蓄養」といい,卵から育てて,その成魚からまた卵を採るサイクルを完結させるのを「完全養殖」という。近畿大学が狙っているのは,そのマグロの完全養殖。鯨の禁漁につづき,欧米はマグロの禁漁も狙っているらしいから,完全養殖ができれば一安心だ。

   写真:地鶏串焼きセット@竹宗 写真:地鶏串焼きセット@竹宗

 晩酌のアテは,焼き鳥。もも・砂ずり・肝・せせり・つくね・こころ,といただく。

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2009/07/28(火)

[ News ]

議長来日

 亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長が来日された。
    讀賣新聞:
亡命ウイグル組織議長が来日…中国は抗議 
 これに対して中国は日本に抗議。「日本政府が中国側の度重なる厳正な申し入れを顧みず,日本でのラビア(議長)の反中国・分裂活動を認めたことに対し,強い不満を表明する」そうだ。違うだろう。議長の活動は,正当な反侵略・独立運動だ。
 このラビア議長。もとは東トルキスタン(中国名「新疆ウイグル自治区」)で成功した女性実業家だったそうだ。中国人民政治協商会議の委員まで勤めたが,民族問題に関する政権批判で粛清された。政治犯として投獄されたが,欧米の人権批判を気にする政府によって,病気を理由に釈放され,米国への亡命を余儀なくされた。「ウイグルの母」とも呼ばれ,ノーベル平和賞の候補者にもなっている。
 一方,中国政府は,この件に関して国内で反日を煽っているという。
    産経新聞: 世界ウイグル会議議長来日で中国内に反発広がる 
 ネットでは,共産党に煽られた無知蒙昧な中国人民の反日妄言があふれている。いわく:
 「日本を地球上から抹殺せよ」
 「日本製品の不買運動をしよう。中国は強大になった。打倒,小日本(日本への蔑称)」
 「日本の野心は永遠に変わらない。核兵器でつぶせ」
だそうだ。
 侵略国家「中華人民共和国」は,やがて自ら崩壊するだろう。その時まで,日本人は,これらの妄言を忘れない。
 それにしてもあいかわらず「みみっちい」。
    産経新聞: 中国でNHK放送が中断 カーディルさん来日報道で 
 中国で,ラビア・カーディル議長の訪日を報じていたNHKの海外放送が中断されたという。まあいつものことだ。それにしても,東トルキスタンの首都ウルムチでのウイグル人蜂起を記録した日本語版のビデオ「7・5暴力事件とラビア氏」なるものをわざわざ捏造して,日本メディアに配布したとはご苦労なことだ。

 いやまあ確かに情けないが。
    日経新聞: あまりに情けない大人の「ネットいじめ」 
 日本でアメリカで,大人の「ネットいじめ」が目立つそうだ。「2ちゃんねる」などネット掲示板やSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス),ブログなどに知人や同僚などの誹謗中傷を書き込むそうだ。大の大人が子供の「ネットいじめ」を真似しているようで情けないという。しかし職場などでの「大人のいじめ」などというものは昔からあったのではないか。単にそれがネット社会の進展と共に広がってきただけではないか。それにむしろ,子供は大人の鑑。大人の社会に「いじめ」があるから,子供が真似をしているだけではないだろうか。子供は歯止めが効かずにエスカレートするので目立つだけで,むしろ大人の「いじめ」の方が陰湿で執拗ではないか。「ネットいじめ」もそれを反映しているだけだろう。

 やっとまともな活動ができる。
    讀賣新聞: 海自護衛艦「海賊対処法」で初の警護活動開始 
 手かせ足かせを何重にもはめられて気の毒な自衛隊だが,とりあえずこれで「他国の船舶を援助できない」というみっともないことは避けられる。「海賊船の船体にむけた射撃も可能」になったそうだ。大音響を発して威嚇するだけなんて,そこまでしか出来ないと海賊側にばれていたら,舐められるところだった。

 安かろう悪かろう,では済まない。人の命が危険に晒される。
    讀賣新聞: 中国製電子レンジで火災14件 
 中国製電子レンジがスイッチの接触不良で発火するという。「スイッチの接触不良」なんて良くある故障だが,それで発火することは普通はないだろう。これは根本的な設計ミスがあるのではないか。中国は携帯電話が突然爆発して人が死ぬ国だからなぁ。安いからと中国製を買ったのは自己責任とはいえ,普通の消費者は製造国まではわざわざ確認しないだろう。最良の手段は中国製品を輸入しないこと。中国様が怖くてそれが出来ないと言うなら,せめて製造国を大きく表示する法律を作ってくれ。

   写真:チンジャオロース+揚げ焼売

 昼食は近所の喫茶店で日替わり定食600円。今日のおかずは,チンジャオロース(青椒肉絲)と揚げ焼売。チンジャオロースのお肉たっぷりで濃い目の味付けは,白ご飯と相性がよい。焼売も美味しくいただけた。

   写真:あぶり太刀魚の握り@寿し兆 写真:カツオの握り@寿し兆

 夕食は,地下鉄我孫子の旨くて安い寿司屋「寿し兆」へ行く。冷酒を飲みながら握り寿司。今日は,「とろ」「うに」「たまご」と上の写真左「あぶり太刀魚」,写真右「かつお」。もっといろいろ食べたいのだが,だいたい5皿ぐらいで満腹してしまう。とろ・うに・たまごは好物で必ずいただくので,そうすると後の2皿でその日のメニューを組み立てることになる。「あぶり太刀魚」は相変わらずほっくりと口の中でとろける。「かつお」もいい具合に脂が乗っていた。

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2009/07/27(月)

[ News ]

地デジ難民

 2011年7月24日正午の「アナログ停波」まで2年を切った。で,録画で見たこの前の「ちちんぷいぷい」。石田英司が,地デジの現状を報告していた。
 そもそも地デジは,地デジ対応テレビを買ってくればそのまま映るというものではないらしい。地域によっては新たにアンテナ工事を自己負担で行わなければならない。で,都市部で今一番問題になっているのが,ビル陰などの難視聴域だそうだ。ビルの陰の家では,自分の家にアンテナを立てても地デジは映るとは限らない。アナログ時代には,これらは原因者のビルの所有者の負担で共同アンテナなどを導入している。で,これを地デジ対応に変えなければならない。その費用を誰が負担するのか。国は当事者同士で勝手に話し合えと言っている。これがなかなかまとまらないらしい。もっと細かく言えば,アナログとデジタルで難視聴になる区域が違う。これも誰が調査するのか,はっきりしていない。地デジは「国策」だというのに,これらを国は放置したままだ。このままではアナログ停波に間に合わない世帯が300万〜350万も出る可能性があるという。
 一方,一昨日25日の毎日新聞朝刊が,この地デジ問題を特集していた。
    毎日新聞:
エコナビ2009:地デジ受信機、普及まだ6割 完全移行まで2年 軽くない個人負担 
 地デジ普及率は3月末の時点でやっと6割。うちは未対応の4割の方に入る。まあうちはマンションにケーブルテレビが入っているので,アナログ停波後もアナログテレビで見ることができるらしい。それに地デジ対応テレビさえ買ってくれば,明日からでも地デジが見える。が,そう簡単ではない世帯が非常にたくさんあるのだ。マンションなど集合住宅では共同視聴システムの改修の負担を管理組合が決めかねているケースも多いという。また,政府はエコポイントで地デジ対応テレビを売り込もうと必死だが,それでも視聴者の自己負担には違いない。勝手な「国策」で個人に負担を強いるのは筋が違うんじゃないか。ましてこのままでは何百万世帯もが置き去りにされ,アナログ停波の瞬間からテレビを見ることができなくなるのだ。ならば国内にある全てのアナログテレビが製品寿命をむかえるまで,アナログ停波は延期すべきだ。もちろんアナデジ両波の送信は放送局には大変な負担となる。その費用は当然,勝手な「国策」を決めた側が負担すべきだろう。

 また中国が勝手に切れて勝手なことを言ってるよ。
    毎日新聞: 中国:日本の在米ウイグル人の人権活動家ビザ発給に反発 
 日本政府が,亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長にビザ(査証)を発給した。ラビア議長は28日から8月1日まで日本を訪れ,中国の侵略・占領下にある東トルキスタン(中国名「新疆ウイグル自治区」)の実情などについて報告するそうだ。これに中国が脅しをかけてきている。まあチベットのダライ・ラマ猊下や台湾の李登輝先生の訪日のときにもあったことだ。日本政府は黙殺するべきだ。
 それよりも中国は自分の心配をした方がよくないか。
    讀賣新聞: 吉林省でリストラ抗議デモ暴徒化、社長を撲殺 
    讀賣新聞: 中国で武装警官と海軍、100人以上が乱闘 
 週刊誌やネットの情報によると,この手の騒動は日常茶飯らしい。共産党の統治能力 に疑問符が付く。

   写真:秋刀魚の刺身@竹宗 写真:秋刀魚わた醤油焼き@竹宗

 秋どころか,まだ大阪では梅雨も明けていないが,秋刀魚に脂が乗ってきているそうだ。というわけで,今日の晩酌のアテは,秋刀魚2品。上の写真左は「秋刀魚の刺身」,右は「秋刀魚わた醤油焼き」。一尾を半々にさばいて貰う。刺身は,臭みもない新鮮なもので,脂の乗りもほどほど,あっさりといける。わた醤油焼きのほろ苦さも酒が進む味。

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2009/07/26(日)

[ Misc ]

後悔の離婚

 世の中には,こんな自己中の女の人もいるんだね。
    讀賣新聞:
発言小町:後悔の離婚(長文すいません) 
 讀賣新聞の読者投稿欄「発言小町」記事。なんというか,これネタというか,「釣り」なんじゃないかなぁ,とも思うが,それくらいハチャメチャな内容だ。
 「29歳の半年前に離婚した現在独身女」さん,子供はいなかったそうだ。結婚2年目で「価値観の違い」で離婚にいたったそうだが,その経緯が凄い。
 夫年収350万,妻年収500万。で,夫の収入に不満があったよう。夫が趣味の野球に没頭するのも気に食わない。が,ここで生活費をどうしていたか。実は夫の収入だけで2人分の生活費を全てまかなっていたそうだ。で,自分の収入は全部自分の化粧品やらエステやらに費やしていたと言う。夫のものは自分のもの,自分のものは自分のもの,というわけだ。オマケに夫は,給料を生活費に全部取り上げられるので,趣味の野球のためにアルバイトまでしていたとか。
 で,まあ甲斐性のない夫に見切りをつけて離婚したわけだが,ここで「元夫は優しく,真面目でタバコも吸わず,ギャンブルも浮気もしない」と気付き,復縁したい。どうすれば復縁できるかとの相談。
 なんか,今までは夫の収入で生活していて,自分の収入を全部自分のために使えたのに,離婚したら,生活費を自分で出さなければならなくなって,それで復縁したくなったのとしか思えない。しかし追加のレスを見ると,この人,離婚して実家に戻ったよう。たぶん実家でも生活費なんか入れていないんだろう。
 うーん,この人,「古来の考え方」で,男は妻を養うべき,とのお考えとのこと。それにしては,夫にも家事を分担させているし,夫の両親との同居なんてとんでもない,一緒に暮らすなら自分の両親だと言う。全然「古来の考え方」じゃあないじゃない。単に男を金づるぐらいに思っているのだろう。もちろん小町では非難轟々。こんな女と離婚できて,元夫は良かったとの声多数。で,この人,最後のレスで捨て台詞を残している。

 オーストリアの首都ウィーンに,あの葛飾柴又の寅さんの公園ができるそうだ。
    朝日新聞: 人呼んで「寅さん公園」と発します ウィーンで9月開園 
 「86年に当時のウィーン市長がたまたま飛行機内で見た『男はつらいよ』にほれ込ん」で,それ以来の交流だと言う。「9月28日の命名セレモニーで『寅さん公園』の看板を設置する」というから,名前もずばり「寅さん公園」になるのか。クールジャパンの文化輸出が,アニメやゲームなどのオタク文化だけではなかったということ。

 消費者の利益になるなら,競争は大歓迎だ。
    朝日新聞: MS対グーグル、IT覇権争いは「本丸」のOSへ 
 グーグルがWindowsに対抗して無料OSを出し,それに対抗してマイクロソフトが無料版のオフィスを出す。従来のマイクロソフトのビジネスモデルが通用しなくなってきているのか。これからは消費者から直接お金を集めるのではなく,ネット広告収入がメインになると読んでいるのか。しかしそんなにうまく行くだろうか。結局は最終的には消費者がお金を出すのだから,それが直接か間接かの違い。ここで戦略を間違えた方が転落をする。

 何をそんなに恐れているのか,中国は。
    讀賣新聞: 豪の映画祭サイト、中国から?サイバー攻撃 
    朝日新聞: 豪映画祭サイトにハッカー攻撃 中国側が関与か 
 中国が侵略・占領する植民地・東トルキスタン(中国名「新疆ウイグル自治区」)での,中国によるウイグル人虐殺が世界の注目を浴びるこの時期。オーストラリアの映画祭で,ウイグル人を追ったドキュメンタリー映画が放映されるという。まあ中国としては不快感満々なんだろう。それにしても映画祭のHPを書き換えるとは,国家テロにしてもみみっちいなぁ。まあ,中国人のみみっちさに相応しい行為か。
 映画祭関係者にも匿名の嫌がらせメールが殺到しているとか。これもまたみみっちい。いずれにしても映画は予定通り上映され,映画に出演している亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長には護衛を付けるという。

   写真:から揚げ定食@妙幸庵 写真:から揚げ定食@妙幸庵

 西原理恵子さんの「毎日かあさん」を読んだら「から揚げ」が食べたくなって,今日の夕食は近所の蕎麦屋「妙幸庵」で「から揚げ定食」800円。近所ではここの「から揚げ」が一番美味しいと個人的には思っている。塩でいただく「から揚げ」は,ジューシーで脂の旨みたっぷり。白ご飯のおかずにはぴったりだ。ミニ蕎麦が付くのもいい。

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2009/07/25(土)

[ News ]

夏目漱石

 夏目家も大変なようだ。
    毎日新聞:
夏目漱石:財団設立で親族が対立 HPは内容削除 
 夏目漱石の曾孫の1人が「一般財団法人 夏目漱石」なるものを創設したそうだ。これに寝耳に水の他の漱石の子孫たちが困惑しているという。
 「財団」は,「人格権や肖像権などの管理,漱石記念館の設立,漱石賞の創設など」を目的としているという。「財団」の代表理事は「実業家」の夏目一人という人らしい。ネットで検索してみたら,Wikipediaに記事があった。Wikipediaの記事なので信頼性に欠けるが:
「東京都渋谷区出身。博報堂に勤務後、広告クリエイターとして活動する。その後、事業再生などの企業活性をするブランドマーケティングとして企業の事業再建で役員経営や顧問も務めている。」
そうだ。
 財団設立に否定的な漱石の孫でマンガコラムニストの夏目房之介氏のブログの記事が参考になる。
    夏目房之介の「で?」: 「夏目漱石財団」なるものについて 
 漱石の著作権は戦後すぐに消滅しており,「人格権」などは相続されるものではない。「漱石という存在はすでに我が国の共有文化財産であり,その利用に遺族や特定の者が権利を主張し,介入すべきではない」という。そして「むしろ,そうすることが漱石という文化的存在を将来にわたって維持し,享受や批判をさかんにして再創造につなげてゆく方向だろうと思っている」ともいう。理性的な考え方ではないだろうか。夏目漱石の名前で一儲けを企てる「実業家」とは人種が違う。
 それにしても「夏目漱石」という名前。日本では有名すぎて商標には登録できないだろうが,上記ブログのコメントにもあったが,中国辺りだと怪しい。日本の県名や「こしひかり」まで登録する国だからなあ。「クレヨンしんちゃん」が勝手に登録されて,本家が名前を使えないなんて騒動もあったし,なんらかの対策は必要かもしれない。

 お粗末な話だ。
    朝日新聞: 空自次期輸送機、飛べるのはいつ 強度不足解決できず 
  航空自衛隊の主力輸送機C1の後継機の開発が難航していると言う。強度不足が原因で,設計ミスの疑いが濃厚だという。C1の開発から年数が経っているので,技術の継承が途切れてしまっているという。
 日本の空はやはり日の丸をつけた日本製の翼で飛んで欲しい。零戦以来の伝統はどうなってしまったのか。次期戦闘機もアメリカ製を購入するらしいが,技術の継承という意味では国産にこだわるべきではないのか。航空機の開発と言うのは先端技術の塊。その技術の民間への波及効果は絶大だ。

   写真:ちく玉天ぶっかけうどん@セブンイレブン

 一昨年見かけたセブンイレブンの「ちく玉天ぶっかけうどん」。久しぶりに登場していた。以前のものは天ぷらが酷い出来だったが,2年経って改善されているのか? 試しに食べてみた。
 やはりコンビニ弁当の天ぷらは不味いと言うが,今回も衣が酷い。ただ中の具(ちくわ)は,前回よりもいい。肝心のうどんの麺はなかなかに旨い。これなら近所の讃岐うどん専門店の麺よりいい(あちらが酷すぎるのだが)。まあもう一度買うかと言うと微妙だなぁ。コンビニのうどんは素うどんなら旨いのだが。
 大阪讃岐うどんの定番中の定番「ちく玉天ぶっかけ」。コンビニで気軽に買えるようになるといいのだが,それには天ぷらの衣の改良が必須だ。

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2009/07/24(金)

[ News ]

毒松茸

 例の中国製毒入り餃子事件も解決しないうちから,次々と毒入り中国産食品が現われるなぁ。
    毎日新聞:
中国産マツタケ:基準値超える殺虫剤 
 今度は中国産松茸から有機リン系殺虫剤「クロルピリホス」だそうだ。
 これはもう「政権交代」する民主党さんに期待するしかないね。権力を握ったらすぐに中国産食材・中国製食品を全面輸入禁止にして貰いたい。現実的対応? なにそれ? なんか政権が目の前に来た途端,何やら民主党さんは,次々と政権公約を「現実的」に妥協しているそうだ。しかし,今まで通りの「現実的対応」をするんなら,今まで通りの「自民党政権」で充分なはずだ。民主党さんの存在意義はどこにあるの? 無責任にハチャメチャなこと言い募ることでしょ。そのこと分かってんの?

 これは要するに「官僚とナシがついた」ということだね。
    讀賣新聞: ゆうパックとペリカン便の統合、認可申請へ 
 郵便小包と日通の宅配便が統合すると言う。あの鳩山邦夫前総務相は「地方の切捨てになる」と反対していたらしい。で,その鳩山がいなくなった途端,官僚たちと話がついたらしい。
 様々な宅配便業者がいるが,一番サービスが良かったのが郵便小包だった。平日昼間働いている勤め人としては,拠点が近所にあるために遅くまで再配達の受付をしてくれる郵便小包は便利だった。郵便局へ電話をしても職員の対応もよい。まあ,民営化されてからは,サービスは格段に悪くなっていたが,それでも他の業者よりはマシだった。
 それがペリカン便と統合する。当然サービスはペリカン便なみに引き下げられるだろう。儲け優先の民間企業が,非営利の郵便小包なみのサービスを提供できるはずがない。コスト的に引き合わないだろう。
 この動きと関係があるのか,ないのか。アマゾンが,配送をペリカン便から佐川急便に切り替えた。あの「佐川」だよ。たぶん安いんだろう。でもアマゾンの儲けを優先して,消費者の利益を考えたのでないことは確かだ。「佐川」に変わってから,アマゾンでの注文を控えている。

 偏執狂的民族主義の独裁者を支持する「自由と民主主義」のアメリカ。
    朝日新聞: 米副大統領、グルジアのNATO加盟に支持表明 
 建前は自由であり,民主主義の擁護者たる「アメリカ合衆国」。副大統領がグルジアくんだりまで行って,独裁者に支援を約束したそうだ。しかしこの前のグルジア紛争は何だったのか。自意識が極端に膨れ上がった独裁者,グルジア大統領サーカシビリが,偏狭な民族主義,つまりグルジア人優越主義を振りかざし,国内の少数民族を差別・弾圧したことが始まりではなかったのか。危機感を抱いた少数民族側が,隣国ロシアの庇護を求めた。そもそもグルジア人の側に一緒にやっていく気がなかったのだから,少数民族のオセチア人・アブハジア人が離反するのは当然だろう。少数民族に離反の道を余儀なくさせたのは,ほかならぬ支配民族グルジア人だ。
 記事によると「一方,バイデン(アメリカ副大統領)氏はグルジアの野党指導者らとも会談。『民主主義を強化するために,グルジアはもっと努力をすべきだ』と述べ,独裁傾向を強めるサアカシュビリ政権の姿勢を暗に批判した」そうだ。そこまで分かっていても,アメリカの利己的利益のためにグルジア大統領サーカシビリの狂気に目をつぶるのか。

 「一を聞いて十を知る」は昔の偉い人。「一を聞いて百を知ったかぶり」は新聞記者。
    毎日新聞: 外資系企業:「ロックアウト」型の退職強要相次ぐ 
 いや,この記事自体,重要なことを報告している。「外資」などというものは,もともと「クズ」だと思っていたが,ここまで「クズ」だとは思わなかった。
 が,引っかかったのは瑣末な部分。引用すると:
 「『もう会社には入れません』−−。外資系企業で働く労働者が、身分証などを取り上げられ、職場から閉め出される形で退職を強要されるケースが相次いでいる。かつて、労働組合が会社の偽装倒産などに反対し『ロックアウト』で職場を占拠したこともあったが、逆のケースだ。外資系社員の組合員が急増しているユニオンは、『外資系でも当然日本の労働法は適用される。勝手な解雇は許さない』と話している。」
とある。
 「ロックアウト」っていうのは,経営側が労働側のストライキに対抗するために,工場などを閉鎖し労働者を締め出すことをいうのではなかったか。逆に労働者が経営側を締め出して工場などを管理することは「自主管理」と呼んだのではなかったか。外資系企業が労働者を締め出すことは確かに「ロックアウト」の一種だろうが,記事にいう「労働組合が職場を占拠する」逆のケースを「ロックアウト」と呼ぶのか。あるとしても特殊なケース,スラングの類だろう。一般に使われていたとは思えない。
 調べてみると,この記事を書いた「東海林智(とうかいりん・さとし)」という毎日新聞記者。労働問題が専門のようだ。素人じゃないんだ。「専門家」が書いているのだから,ひょっとして私の知識が間違っているのかと,ネットで検索してみたが,やはり労働者側の職場占拠を「ロックアウト」と呼ぶ事例は見つからなかった。多分,彼が以前取材した偽装倒産の現場で,労働者が「ロックアウト」という言葉を誤用していたのだろう。せっかくいいことを書いているのに,一般には使われていない表現をしたら,一般の人に読まれることを前提にしている新聞記事としては変だろう。

   写真:豆ご飯+変わり素麺

 久しぶりに昼食は近所の喫茶店で日替わり定食600円。今日は,豆ご飯と変わり素麺。豆ご飯は大阪の定番だが,この変わり素麺,ゴマだれ味でゴーヤやレタスなどの野菜が乗っていてサラダ風。確かに「変わり素麺」だ。

   写真:帆立貝柱@竹宗

 晩酌のアテは,帆立貝柱の刺身。貝柱と言えば,タイラギの方が高級だと言うが,タイラギのあの癖のある味が好きでない。やはり帆立の貝柱が旨い。

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2009/07/23(木)

[ News ]

ぼったくり

 
18日の日記に引用したイタリア観光の「ぼったくり」の続報。
    朝日新聞: ぼったくり被害者さま、再訪を 伊観光相「政府が費用」 
 ローマのレストランで,ランチに9万3千円もぼったくられた日本人カップルがいたそうだ。記事によると:
 「また,6月にローマの有名レストラン『パセット』でランチ代として約700ユーロ(約9万3千円)を支払わされた日本人カップルに『とても申し訳なく思う』と謝罪。『政府はレストランをすぐに閉店させ,この店を訴えた』と迅速な対応も強調した」
とのこと。でもこれくらい酷い「ぼったくり」ならば訴え出る気にもなるだろうが,他の中途半端な被害はみんな泣き寝入りなんだろうなぁ。
 そんなこんなで評判が落ちているイタリア観光。日本人観光客がピークの半分にまで落ち込んで慌てているイタリアのブランビラ観光相(ブロンド美女)が,この日本人カップルに謝罪したい,イタリア政府の費用で招待するから名乗り出て欲しい,と言っているそうだ。まあスタンドプレーだろうが,そう簡単にはイタリアのレストランやタクシーの「ぼったくり体質」は直らないと思うのだが。

 文化の破壊者,橋下徹(はしのしたとおる)。
    朝日新聞: 「ワッハ上方」通天閣に移転 府、年100万人と皮算用 
 独裁者気取りで大阪の文化を破壊しつくそうと企む大阪府知事の橋下。さすがの抵抗に妥協したようだ。難波の吉本のビルにある府立上方演芸資料館(ワッハ上方),落語・漫才など大衆芸能の保存・振興のための施設だが,賃料などで年間4億円かかるということで橋下に攻撃されていた。もちろん廃止には猛反対が起きている。で,妥協して通天閣への移転で,これなら1億円で済むという。しかし併設のホールと演芸場は廃止。資料の展示のみになる。これでは「死んだ文化」だよ。通天閣には年間100万の観光客があると言っても,その内何人が「死んだ資料」に目を向けるだろうか。通天閣に封じ込めて,自然に死滅するのを待つ作戦に転換しただけだ。
 橋下は,他にも伝統あるオーケストラや様々な特徴ある独自の施設などの廃止を狙っている。この人,金の問題といっているが,実際には,大阪の文化に対して何か個人的・偏執狂的恨みでも抱いているのではないか。橋下の任期4年の間に,大阪の文化が破壊されしつくされないか心配だ。一度,破壊された文化は容易なことでは再興できない。

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2009/07/22(水)

[ News ]

泥仕合

 もう少し高級な議論を戦わせて欲しい。
    讀賣新聞:
事実無根、NHKがチャンネル桜に抗議 
 CS専門チャンネル「日本文化チャンネル桜」が,「北京駐在のNHK職員が買春を行なった」との放送を行なった。で,それにNHKが噛み付いたそうだ。
 どうも「NHK」だとか「朝日新聞」と聞くと頭に血が上る人たちがいるようで,社員の不祥事が発覚すると鬼の首でも取ったかのように大騒ぎする。しかし,不良社員なんてどこの企業にもいるわけで,そんな瑣末なことをあげつらっても仕方がないのではないか。もっと根本のところを批判すべきだ。
 例のNHKの台湾統治をめぐる偏向番組「JAPANデビュー」をチャンネル桜は堂々と批判している。そういう本来の言論活動に戻るべきではないのか。本質とは関係のない揚げ足を取る議論など,自らの品性を貶めるだけだ。本来の議論の行方にも影響する。

 筋が違うのではないか。
    朝日新聞: 田母神氏の広島講演「8月6日避けて」 被爆者団体要請 
 原爆の被爆者を慰霊することも言論の自由があったればこそ。米軍占領下の日本では被爆に触れることはできなかった。元航空幕僚長の田母神俊雄氏が広島原爆の日の8月6日に広島市内で講演を行なう。それに対して一部の被爆者団体が不快の念を表明しているという。団体は「言論の自由があり,中止を求めるつもりはないが,8月6日は特別の日。被爆者の心情を逆なでしないでほしい」というが,しかし実際には,言論弾圧はこういうところから始まるのではないか。

 難しい問題だが。
    讀賣新聞: 弁当店女性殺害、20歳男を逮捕「仕事断られ」 
 東京のマンションの一室にある宅配弁当店で従業員の女性が刺されて殺害された。すぐに容疑者が逮捕されたが,容疑者の男は昨年までこの弁当店で働いており,殺害された女性とは顔見知りで,現在は精神科系の病院に通院中だという。
 どうなんだろう。この事件すぐに報道されなくなり,知らないうちにこの男は無罪ということになるんだろうか。それでは被害者はまったくの殺され損ではないか。こういうことが繰り返されると,「危ないから隔離しろ」というような形で,精神障害者への偏見がかえって助長されるのではないか。

 キムタク主演で「宇宙戦艦ヤマト」?
    goo映画: 木村拓哉、実写映画版「宇宙戦艦ヤマト」に主演か? 
 実写版だという。キムタクが主演で古代進役。噂では「ヒロインの森雪役が沢尻エリカ,沖田艦長役が西田敏行で,香川照之,橋爪功といった実力派俳優の名前もある」そうだ。まあ橋爪功さんなら,どんなハチャメチャな映画でも上手く締めると思うけれども。

 今日の皆既日食。大阪では,あいにくの曇り空で,11時頃,少し暗くなったかなぁという気もしたが,結局よく分からなかった。仕事中だったので,空ばかり見上げているわけにも行かなかったし。で,NHKの動画で確認。
   NHK: 46年ぶりの皆既日食 (注意:音が出ます)
 硫黄島と船上の2種類の動画。IEの6.0ではちゃんと見れたのだが,IE7.0では動作がおかしいので,環境によっては上手く動画が再生されないかもしれない。
 皆既日食で周囲が暗くなるのだが,水平線のかなたは明るい。言われてみれば当然だが,実際にその場にいると,幻想的な風景だろうなぁ。
 ところで,NHKの中継スタッフ,へたくそだねぇ。カメラワークももう1つだし,ディレクターの不手際も目立つ。

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2009/07/21(火)

[ News ]

コメ廃棄

 なんとももったいない。
    毎日新聞:
MA米:1カ月200トン廃棄、カビ発生なら袋ごと 
 ミニマムアクセス(MA)米。外国勢力の圧力によって強制的に輸入させられているという外国産米。必ずしも輸入は義務ではないらしいが,政府は「義務だ」と言って輸入している。この輸入された外米が,1カ月に200トン余りも廃棄処分となった。200トンは日本人約3万9000人の1カ月分の米の消費量に相当するそうだ。
 これらはカビが生えたために廃棄されているそうだが,いったいどんな輸入の仕方をしているのか。「農水省は2月から,カビが生えやすい砕かれた米の輸入を停止」したという。つまり逆に言うと今までカビの生えやすい状態で輸入していたということだ。更には精米の状態で輸入しているが,玄米のまま輸入すればカビは発生しにくくなると言う。早急に対策を取るべきだろう。

 ジョークかと思ったら,アメリカの自動車保険会社が真面目に調査したそうだ。
    WIRED VISION: 「運転中に食べると危険」なトップ10:保険サイトの発表 
 記事によると,運転中に食べると危険な食べ物の上位10位は:
第1位 コーヒー:熱いし、こぼれる。とはいえ、つい飲んでしまう人はけっこう多いだろう。
第2位 熱いスープ:熱いし、こぼれると汚す。
第3位 タコス:あちこちを汚す。
第4位 チリコンカーン:熱いし、こぼれる。あちこちを汚す。
第5位 ハンバーガー:手に油が付き、その手でハンドルを持つと、汚れるし滑る。
第6位 バーベキュー:言わなくてもわかるだろう。
第7位 フライドチキン:ハンバーガーが油っぽいというのならこれはもっとひどい。
第8位 ジャムやクリームがたっぷりのドーナツ:ジャムやクリームをはみ出させずに、かぶりつくことができるだろうか?
第9位 炭酸入りの清涼飲料水:こぼす可能性が大きい。さらに、運転中に「ゲップが出る」危険性も否定できない。
第10位 チョコレート:持つと指が汚れ、その指でハンドルを触ると、ハンドルがねばつく。
だそうだ。いやはやアメリカ人は運転中に何をしているのかね。
 ところで,4位の「チリコンカーン」が初耳だったので,調べてみた。スペイン語で「肉入りトウガラシ」を意味するテキサス州の名物料理らしく,豆や挽肉やトマトなどをチリパウダーを入れて煮込んだものらしい。

 エスビー食品が8月10日から売り出すそうだ。
    朝日新聞: 純国産の七味唐辛子 エスビー発売へ 
 唐辛子や山椒・ユズ・青のりなど7種の原料がすべて国産だそうだ。同じシリーズで同じく国産100%の一味唐辛子や山椒も売り出されると言う。食の安全を考えたとき,こういう動きは大歓迎だね。少しぐらい高くなってもいい。次回購入するときは,この国産シリーズにしよう。

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2009/07/20(月)

[ News ]

衆院解散

 今朝の毎日新聞朝刊14版の1面トップ記事の見出し「政権選択へ あす解散」。小泉の「郵政解散」からの最悪の4年がやっと終わる。かつては「世界で最も成功した社会主義国」と呼ばれた日本が,冷酷な格差社会へと変貌し,派遣切りに象徴されるように弱者を踏みにじって強者が肥え太る社会に堕してしまった。
 しかしこの解散によって未来に明るい展望が開けるのか? 大いに疑問だ。毎日新聞の世論調査によると内閣支持率は18%。民主56%,自民23%との数字が踊る。しかし「政権交代」があろうとも,この「格差社会」への流れは押し留められないのではないか。今の政治家たちは与党も野党も,所詮は「媚米」「媚中」「媚韓」。私利私欲のために国を売ることもはばからない。真の日本の「国益」,つまり国民一人一人の利益のために行動する政治家はどこへいってしまったのか。
 ここは,衆院では与党が過半数をわずかに超え,参院では野党が多数という状況が生まれるのを期待する。今の既成政党では,どこが政権を取ろうとも,国民に不利益をもたらす政治しか生まれてこない。どちらにもヘゲモニーを取らせない。日本の「民主主義」をガチガチの状況に追い込んでこそ,新しい芽が出て来るだろう。

 皆既日食自体はどうやら見られそうだ。
    毎日新聞:
皆既日食:22日午前、世界の視線が一点に 
    国立天文台: 2009年7月22日皆既日食の情報 
 皆既日食の22日水曜日当日の予報,北海道から九州まで「曇り時々雨」,沖縄、奄美は高気圧に覆われておおむね晴れだそうだ。大阪では午前11時頃が部分日食のピーク。8割程度が欠けた太陽が見られるはずだが,どうやら天気が思わしくない。
 子供の頃,部分日食を見た記憶がある。どのようにしてみたのか覚えていないが,昔よく言われた方法では,目に良くないそうだ。市販の日食グラスを購入するのが無難とか。手軽にはピンホールで投影して間接的に見る方法があるという。まあそれも晴れていればのこと。
 幸い,皆既日食となる屋久島から奄美の辺りは晴れそうなので,日食ツアーの方々には良い結果が出るかもしれない。世界を見渡すと,インドのムンバイは「雨」,中国の上海は「曇り時々雨」とのことで,奄美諸島の方が条件が良い。

 韓国が「人工衛星」と称して,ミサイル発射実験をするようだ。
    産経新聞: 韓国が30日に人工衛星搭載のロケット発射 
 ミサイルはロシア製という。ということは北朝鮮のテポドンとは兄弟機だ。韓国といえば,隠れもしない反日国家。そのミサイル発射実験となれば,日本の国防にとって重大な脅威だ。だが,どうにも日本のマスコミの危機感は薄い,というよりゼロに等しい。あまりにも長く平和ボケし過ぎたのか?
 と,思ったらこんな続報。
    産経新聞: 韓国、人工衛星ロケットの打ち上げを延期 
 「ロシアで実施予定だったロケットの燃焼実験が技術的な問題のために延期」だそうだ。さすがはロシア製。沖縄上空を飛ばすと言っているが,こんなオンボロミサイルで大丈夫だろうか。打ち上げに失敗しました,とか言って,沖縄直撃はないだろうな。

   写真:冷奴@竹宗 写真:グラタン風コーンバター@竹宗

 今日の晩酌のアテ。上の写真左は「冷奴」。暑いときにはあっさりとしたアテがいい。豆腐の仕入れを変えてから,より旨くなった。写真右は「グラタン風コーンバター」。焦げたチーズがまた旨い。タバスコをかけていただく。と,ちょっとヘルシーメニューかなぁ。

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2009/07/19(日)

[ Gourmet ]

鶴橋で焼肉

 嘘をつきとおすためには,嘘の中にわずかばかりの真実を混ぜると良い。
    讀賣新聞:
ウイグル族12人を射殺、自治区当局者が認める 
 東トルキスタン(中国名「新疆」)の首都ウルムチでのウイグル人蜂起に際して,どれほどのウイグル人が虐殺されたか。中国侵略軍の報道管制によって未だに明らかになっていない。
 で,ここになって「12人を射殺した」と侵略警察当局が認めたという。いやぁ,中国人にしては控えめな数字だね。実際にはその100倍は虐殺していると考えた方が妥当だろう。亡命ウイグル人組織の世界ウイグル会議によると,最大3000人の虐殺があった可能性があるそうだ。

 「バイオ燃料」というと,どうしても「反エコ」なイメージがあるのだが。
    讀賣新聞: コメ燃料入り「グリーンガソリン」新潟で販売 
 人が食べる米ではなく,飼料米を使うと言う。それも,天下の愚策「減反」で荒れ果てた休耕田で栽培すると言う。まあとりあえずはいいだろう。しかしやっぱり米をバイオ・エタノールにするというのは,嫌な感じがするなぁ。「コメ燃料の実用化は世界でも例がない」と言うが,当たり前だ。米は人が食べるためにあるのだ。

 くいだおれ太郎が道頓堀に帰って来た。
    なんば経済新聞: くいだおれ太郎、道頓堀に復帰−早くも記念撮影の人気スポットに 
 皮肉にも昨年7月の閉店で一気に知名度の増した「くいだおれ」。別会社が看板人形「くいだおれ太郎」と「くいだおれ」の名称とを借りて,道頓堀に再登場だという。元のビルの並び,20メートルほど東の「中座くいだおれビル」。くいだおれ太郎は早速観光客の人気者に復帰したそうだ。いやまあ,かに道楽の動くカニと共に,くいだおれ太郎もいてくれないと,道頓堀が寂しくてかなわない。

 勝手に他国が日本の沈没船を探ってよいのか?
    産経新聞: 北京原人どこに 中国、日本の沈没客船の再捜索計画 
 北京原人。昔,学校では「シナントロプス・ペキネンシス」と習ったよなぁ。現世人類の祖先ではなく,途中で滅んでしまった旧人類の1つらしい。で,この化石は戦前に発見されたのだが,第二次大戦のどさくさで行方不明になったらしい。それが,1945年に台湾海峡で米軍潜水艦に撃沈された日本の大型貨客船「阿波丸」に,頭蓋骨化石が積まれていた可能性があるとして,中国が沈没船の捜索を行なうそうだ。
 しかし,日本の沈没船の荷物なら,所有権は日本じゃないのか?
    *
 先週に引き続き今週もお出かけは焼肉。焼肉の街として有名な「鶴橋」へ出かける。環状線鶴橋駅のホームにまで焼肉の匂いが漂っているとの噂。確かに西口前から見渡すと焼肉屋だらけ。多分この駅の周辺に焼肉屋が密集しているんだろう。
 で,今日行ったのは,ガード下の「鶴橋ホルモン 金太郎」。何故か中国人のやっている店らしい。入り口から覗くとカウンターとテーブルだけで狭く見えるが,調理場の奥にも広いテーブル4つのスペースがある。

   写真:マッコリ@金太郎 写真:白菜キムチ@金太郎

 で,店の一番奥の5人がけのテーブルに2人で陣取って,まずはマッコリ。コンロは炭火の無煙ロースター。で,鶴橋へ来たならキムチだろうと,上の写真右,白菜キムチ。結構辛い。

   写真:ユッケ@金太郎 写真:塩タン@金太郎

 上の写真左は,ユッケ。これはまあ普通。上の写真右は,塩タン。厚切のタイプ。結構いける。幸先が良い。

   写真:上ロース@金太郎 写真:ホルモン盛り合わせ@金太郎

 で,ミスジを頼んだのだが,今日は切れているとのことで,店員の女の子が勧めてくれたのが「上ロース」(上の写真左)。いや,これが正解。柔らかくて肉の旨みも充分。今日の一番はこれかな。
 上の写真右,ホルモン盛り合わせ。ホルモンは余り食べないのだし,モノの本によると,鮮度が命のホルモンは市場が休みの日にはもうひとつだというが,店の名前が「鶴橋ホルモン」なので,とりあえず頼んでみる。食べ慣れていないので見た目で部位は,レバー,ハチノス,ホルモンぐらいしか分からないのだが,白いホルモンは,脂が甘くてジューシーで,結構レベル高くない?

   写真:テールスープ@金太郎 写真:野菜チヂミ@金太郎

 で,〆は,テールスープ(写真左)と野菜チヂミ(写真右)。この野菜チヂミ,表面はパリパリ,中はもっちりとなかなかの出来。まあ「粉もん」ならば何でも好きなのだが。
 7月一杯はドリンク半額セール中だとかで,マッコリ3杯・エビスビール1本を飲んで,勘定は2人で7,195円。
 鶴橋ホルモン 炭火焼肉 金太郎。大阪市営地下鉄千日前線鶴橋駅6番出口を出て真っ直ぐ1分,ガード下通路の左側に並んでいる串焼き屋の並び。環状線・近鉄鶴橋駅西口を出ても左へすぐ。「ぐるなび」の地図だと環状線の東側のように見えるが,実際には高架の西側に入り口がある。住所は「大阪市天王寺区下味原町1-6」,電話は「06-6774-1558」。「ランチ 11:30〜15:00(L.O.14:30)/ディナー 17:00〜22:00(L.O.21:30)」,不定休。
 リンク→ ぐるなび 地図 

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2009/07/18(土)

[ Misc ]

西川史子女史婚約

 38歳って,いわゆるアラフォーだよね。
    毎日新聞:
西川史子:会社役員と婚約 
    スポーツ報知: 西川史子先生結婚!高飛車女医がついに決断!元葛飾区議と 
 医者でタレントの西川史子(にしかわあやこ)女史が婚約なさったそうだ。おめでとうございます。相手の方は35歳っていうから3つ年下か。ご本人を知らないので失礼な言い方になるが,男の方が年下って,いいなりカップルかなぁ。
 ところで,女史。ネットで検索するとどうも評判がよろしくないような(特に女性に?)。でもまあ,以前は毎日放送の情報番組「ちちんぷいぷい」にレギュラー出演していた。「ちちんぷいぷい」というのは,非常にゆる〜い番組なので,これに出ているとみんないい人に見える。というわけで,私は女史に特に悪印象は抱いていない。「ちちんぷいぷい」で見る限りでは,あの性格も面白いなぁと楽しめた。

 聖地だからなぁ。
    讀賣新聞: 世界遺産のエアーズロック入山禁止へ…豪当局 
 オーストラリアの有名観光スポット「エアーズロック」への登山が,早ければ2011年10月にも全面禁止になるという。
 確かあの「岩」は,オーストラリアの先住民アボリジニの聖地だと聞く。信仰の対象に土足で踏み込まれるのは,信仰している人々からは怒りを買う行為かもしれない。しかし日本では,山が自体がご神体で,ご神体の山に登ることが信仰の証だという場所もある。そういう日本人だから,禁止になるならそれまでに行ってみたいと,つい考えてしまう私がいる。

 こういうニュース,逆効果なんじゃないかなぁ。
    朝日新聞: イタリアの日本人観光客激減 「サービス悪い」指摘も 
 観光でイタリアを訪れる日本人が,最盛期の半分にまで落ち込んでいるそうだ。で,イタリア当局は,観光振興のプロジェクトを組んでいるという。しかし記事によると,イタリアのホテルやレストランは,人気に胡坐をかいた「殿様商売」で,サービスが非常に悪いという。またレストランやタクシーでの「ぼったくり」の被害も多いという。おかげで,それに懲りたリピーターが激減しているという。そんな話を聞くと,イタリア観光にでも行こうかという気もなくなるなぁ。

 そもそも「研修生」という制度がおかしいのだ。
    朝日新聞: 中国人研修生の成功確率は3割 「違法残業」も覚悟 
 建前は「技術研修」だが,実際には,日本側にとっては「低賃金労働者の確保」,中国側にとっては「出稼ぎで金儲け」。誰も「研修」などと考えていはいない。記事によると,研修生の大部分を占める中国人だが,帰国してから研修前より生活が向上したという人は全体の3割しかいないという。いい加減,建前を止めたらどうか。低賃金の外国人労働者を導入することによって,ますます日本人の賃金自体も切り下げられているのではないか。目先の利益を考えることに汲々としていては,百害あって一利なしだ。

 毎日新聞の署名記事「記者の目」。
    毎日新聞: 記者の目:ウイグル暴動に見る中国の自治区行政=鈴木玲子(上海支局 ウルムチで) 
 漢族支配がどうのこうのと書いているが,チベットにしてもウイグルにしても,これは「中国の内政問題」ではない。侵略国家「中華人民共和国」の周辺諸国への暴力支配に過ぎない。チベット独立・東トルキスタン独立の立場に立たない,どのような言説も無意味だ。

   写真:とり貝の刺身@竹宗

 今日の晩酌のアテは,とり貝の刺身。わさび醤油と酢味噌で試してみたが,やや癖のある味には酢味噌の方が良く合う。

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2009/07/17(金)

[ News ]

時効廃止

 まだ検討の段階だが。
    毎日新聞:
公訴時効:殺人事件「廃止」 法相勉強会が結論、法制審に諮問へ 
 法的にはいろいろと難しい問題があるのだろうが,単なる一生活者としては,さっさと時効を廃止しろよ,という感想を持つ。とにかくこの国は,犯罪の加害者にあまりに甘い。この件に関しても,自称「正義の味方」の日弁連は,「時期尚早」とか言っているらしい。いったい弁護士と言うのは,どちらを向いて仕事をしているのか。「人権」と言うなら,「被害者の人権」が最大限尊重されなければならないだろう。殺人の被害者は,もはや保護すべき人権すら奪われているのだ。
 ところでこの「勉強会」の結論では,時効が廃止されるのは,最高刑が死刑の罪に限られるそうだ。少し限定的過ぎるのではないか。例えば「ひき逃げ」。この醜悪な罪の最高刑は死刑ではない。ということは,相変わらず「ひき逃げ」は逃げ得のままで置かれるのだ。人を殺した犯罪に対しては,すべて時効を廃止すべきではないか。
 時効の廃止を過去の犯罪にまで適用する。これは是非やって貰いたい。勉強会の結論でも「遡及は憲法上可能」とされた。今現在苦しんでいる犯罪被害者の遺族たちがどれだけ救われることか。

 元から無理があるのだ。
    讀賣新聞: 埼玉の暴力団抗争殺人、「裁判員」除外請求へ 
 暴力団幹部が射殺され,敵対する暴力団の幹部が起訴されているという。これに対して埼玉地検は,裁判員裁判では裁けないと,埼玉地裁に「除外請求」をするという。確かにこんな事件を裁判員が裁くことなど無理だろう。どんな脅迫や危害の可能性があるか分からない。というより,そもそも裁判員制度そのものに無理があるのだ。たとえ暴力団関係の事件でなくても,被告の逆恨みの可能性は常にある。犯罪を起こすような人間や,その周りの人間に,常識が通じるわけがないではないか。今からでも遅くない。裁判員制度を廃止せよ。

   写真:鰻の蒲焼き@竹宗

 この夏の土用の丑の日は7月19日と31日の2回あるそうだ。で,次の日曜日の丑の日には2日早いが,壁のポスターに惹かれて,今日の晩酌のアテは,鰻の蒲焼き。安い鰻だというが,さすがに炭火で炙ると,ほっくりと柔らかく仕上がっている。好物の山椒をたっぷりかけていただく。旨い。

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2009/07/16(木)

[ News ]

最近の若い人

 最近の若い人は,イライラしながらも,昔に戻ろうとしているのか。
    朝日新聞:
イライラしつつ、心のつながり求め…若者層、意識に変化 
 四六時中イライラしているのは,別に若い人に限ったわけではないだろうが。記事によると:
 「20〜30歳代の若年層で、いらいらを感じる割合が増える半面、濃密な人間関係を求める傾向があることが、文部科学省系の統計数理研究所が16日に公表した国民性調査の最新結果で浮かび上がった。全体では、社会に不満があるときに『選挙で考慮する』とした人の割合が過去最高の55%に達し、『何もしない』は過去最低の28%だった。」
とのこと。日本人と言うか,日本社会が「イライラ」社会になったのは,小泉改革の当然の結果。小泉は日本の社会を築いていた基本的な倫理までも破壊してしまった。最近の若い人が,「上司との付き合いを欲している」「家族的な職場が良い」というのも,小泉が破壊した日本社会の良き面を無意識のうちに求めているのだろう。以前聞いた話では,最近の若い人は「1つの会社にずっと勤めたい」とも考えているそうだ。すべて最悪の小泉改革が「ぶっ壊した」ものだ。選挙でその思いを示すと言う。小泉改革の象徴たる自民党がボロボロになるのも当然か。

 これも最近の若い人?
    毎日新聞: 嘔吐・腹痛:校内栽培のイモ食べた児童17人 奈良 
 小学校で育てたジャガイモを食べた児童が次々と食中毒を起こしたという。ジャガイモを芽ごと食べたのが原因かと推定されている。私達の世代だと,ジャガイモの芽には毒がある,というのは自然に身に付いた知識なのだが。指導した担任の先生たち,30代だという。小学校の先生だと全教科を教えているんだよね。家庭科が専門ではなかったか。最近の若い人たちには,昔なら自然に身に付いた生活の知恵のようなものを,身に付ける機会が失われているのではないか。

 立ち消えじゃなかったのか。
    朝日新聞: 米パラマウント、大阪にテーマパーク構想 
 パラマウント映画が,万博公園の事故で閉園になった遊園地「エキスポランド」の跡地にテーマパークを計画しているという。ずいぶん前にもそんな噂があったが,立ち消えにはなっていなかったようだ。でも,あのエキスポランド跡地って,そんなに広い敷地ではなかったような。中規模のテーマパークを作ってもUSJに対抗する集客力を付けられるのか。それにあの跡地は,サッカーJリーグのガンバ大阪が専用スタジアムを作りたいと狙っているという噂も聞く。まだどうなるかわからないなぁ。

 プイプイ(毎日放送の情報番組「ちちんぷいぷい」)でもやっていたが,門真の団地で食用のエスカルゴ(ヒメリンゴマイマイ)が大発生したというニュース。どうやら駆除されたらしい。
    デイリーポータルZ: エスカルゴは大量発生しているのか 
 このエスカルゴ。食用として輸入されたものが捨てられたのか,あるいは植木に付いて来たのか。団地の植木に大発生していたらしい。で,こいつが樹木の葉っぱや農産物を食い荒らすらしい。オマケに繁殖力が強い。そもそも日本では,このエスカルゴが原因ではないが,外来種のカタツムリのために在来種のカタツムリが絶滅に瀕しているという状況にあるらしい。
 で,そのエスカルゴを取材に,デイリーポータルZのスタッフがわざわざ東京からやって来た。土日は用事のために月曜日に来たそうだ。ところが,くだんの団地に行ってみると,噂のエスカルゴが影も形もない。なんと日曜日に100人がかりで駆除したあとだったらしい。いやはやご苦労様。

   写真:豚モダン(焼き始め)@七つの壁 写真:豚モダン(出来上がり)@七つの壁

 毎週木曜日は週刊漫画誌「モーニング」の発売日,かつ個人的「粉もんの日」。地下鉄我孫子駅南口のお好み焼き屋「七つの壁」(ぐるなび)へ行く。今日は気分で「豚モダン」(豚肉・そば入りのお好み焼き)750円にする。生ビール片手に「モーニング」を読みながら焼き上がりを待つ。
 そういえば島耕作社長の会社,「TECOT(テコット)」という新社名になると株主総会で発表していた。それにしても「テコット」。女性用下着の会社みたいな名前だ。とても電器メーカーとは思えない。団塊の世代のセンスはこんなものか。
 で,豚モダン。最近胃袋が小さくなってきたのか,モダン焼はさすがに量的には持て余すようになって来た。旨いんだけど。

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2009/07/15(水)

[ News ]

輸出大国

 やっぱり韓国は売春婦輸出大国だなぁ。
    讀賣新聞:
韓国で女子高生募集、東京の風俗で働かせる 
 【ソウル=前田泰広】韓国で女子高生らを集め、東京で売春させていたとして、ソウルの警察当局は15日、東京都内で風俗店を経営する韓国人の女(49)とその息子(25)ら計3人を性売買あっせん処罰法違反などの疑いで逮捕したと発表した。
 女らは逮捕直前までの約1年半で約35億ウォン(約2億6000万円)を荒稼ぎしていたという。
 警察当局の発表によると、女らは昨年1月から最近まで、韓国のインターネット求人サイトに「海外の風俗店で働けば楽に稼げる」などとする広告を掲載。
 集めた女子高生やソウル市内の名門大学の女子学生ら20歳代前半までの若い女性約100人を女が経営する東京都台東区の風俗店で働かせ、男性客の注文に応じてホテルや客の自宅などに派遣していた疑い。
 女らは女子大生らに紹介料名目で約800万ウォン(約60万円)の借金を負わせたり、旅券を取り上げたりして逃げ出さないようにしていたという。
(2009年7月15日21時16分 読売新聞)
 「インターネット求人サイト」というのが目新しいが,やっていることは古典的だねぇ。しかし韓国って,女子高生が簡単に外国に出稼ぎに出られる社会なのか。この100人からの売春婦たちの親は,娘が日本に出稼ぎに出かけることを簡単に許していたのか。なんとも不思議。まあ正直に売春に出かけるとは言っていないだろうから,東京でいいバイトが見つかったとでも言ったのだろうが,よく親は許したなぁ。とても日本人の感覚では理解できない。
 それにしても,韓国がアメリカなどに多量に売春婦を輸出しているという話は良く聞くが,てっきりプロの売春婦だと思っていた。女子高生や女子大生がバイト感覚でやっているとは思っていなかった。韓国女性というのは根っからの売春婦体質なのか。

 東京で振り込め詐欺が増加しているそうだ。全国でも同じ傾向か?
    讀賣新聞: 振り込め詐欺再び増加、オレオレも再登場 
 様々な啓発や対策で順調に減っていた振り込め詐欺の被害が,7月に入って増加に転じているという。古い手口の「オレオレ詐欺」も復活しているそうだ。こちらは刑務所で服役していた過去の犯罪集団のメンバーが出所して再び犯行に走っているのではないかという。
 この振り込め詐欺。大阪や近隣では極端に被害が少ないことで有名。大阪人は簡単には騙されない。

 北村薫さんが直木賞を受賞されたそうだ。
    朝日新聞: 芥川賞は磯崎憲一郎さん、直木賞は北村薫さんに決まる 
 まだ覆面作家だった初期の頃から読んでいるファンなので嬉しい。といっても読み始めたのは,『絶対安全剃刀』の漫画家・高野文子さんのカバーイラストに惹かれたからだけど,読んでみるとなかなかの異色作で続けて読むことになった。受賞作は3部作「ベッキーさん」シリーズの完結編「鷺(さぎ)と雪」(文芸春秋)だというが,このシリーズはまだ読んでいなかった。

   写真:麻婆丼@迎日楽 写真:焼餃子@迎日楽

 テレビを見ていると麻婆豆腐が食べたくなったので,地下鉄我孫子の中華料理屋「迎日楽(えいにちらく)」(ぐるなび)へ出かける。で,麻婆丼680円と焼餃子260円で,計940円の夕食。この店で麻婆丼を食べるのは初めて。っていうか,麻婆丼をたべるのは,ずいぶん昔に大阪王将で食べて以来だ。出てきたのは,日本式のフツーの麻婆豆腐のかかったフツーの麻婆丼。鼻の頭に汗をかく程度の辛さだが,甘みというか旨みが結構深い。美味しくいただけた。食べ慣れた味の餃子もいい感じで,満腹。

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2009/07/14(火)

[ News ]

裁判員裁判

 そもそも始めから無理があるのではないか?
    共同通信:
性犯罪の被害者情報メモしないで 最高裁、裁判員候補者へ要請 
 裁判員裁判に参加する裁判員を選ぶために候補者を集め,事件を説明し候補者の中から裁判員を選ぶという。そこで問題になるのが性犯罪。被害者の個人情報を裁判員候補者に開示して,関係者かどうか確認すると言う。ところが裁判員には守秘義務があるが,候補者にはないのだという。そこで,秘密を守ってね,とお願いするらしい。
 とんでもない制度だな。性犯罪を裁判員制度からはずせと主張している団体もあるらしいが,そもそも裁判員裁判そのものがおかしいのだ。被告の逆恨みから裁判所が裁判員を守ってくれるのか。とても無理だろう。今からでも遅くない。裁判員制度を廃止せよ。日本国憲法の「国民の義務」にも裁判員をやれとは書いていない。私がもし候補者に選ばれたら,「一度,死刑って宣告してみたかったんですよねぇ」とか,トンデモ発言を繰り返して,アブナイ奴だと思われて,裁判員に選ばれないようにするね。

 マイクロソフト・オフィスの簡易版がタダになるそうだ。
    産経新聞: マイクロソフト「オフィス」無償化の危険な賭け グーグルに対抗 
 グーグルが計画している無料OSへの対抗策だという。記事によると,
「マイクロソフトは『オフィス2010』を来年前半からネット上で提供する。新オフィスの機能は、文書作成、表計算、プレゼンテーション資料作成、メモ作成ソフトの4つ。『個人が簡単な資料を作成したり、資料を修正するなどの利用を想定』(MS広報)しているといい、日本語版も同時期に提供される予定だ」
そうだ。
 どの程度使えるのか。今仕事で使っているオフィスファイルはマクロをバンバン走らせているので,そういう用途までには対応してはくれないだろうね。家庭用では充分といっても,仕事を自宅に持ち帰った場合には作業できない。純粋に個人用途に限られるのかなぁ。まあ,職場でも自宅でも未だにメインは「オフィス2000」で,これで充分なんだが。職場のVistaマシンには最新のオフィスが始めから入っていたが,これは使い勝手がめちゃくちゃ悪くなっている。「オフィス2010」も期待はできないだろう。まあ,初めてパソコンを使うと言う人にはいいんじゃないだろうか。

   写真:いわしみりん焼+高野豆腐

 昼食は近所の喫茶店で日替わり定食600円。今日のおかずは,いわしみりん焼と高野豆腐。いわしは小骨が多くてちょっと食べにくかったが,好物の高野豆腐がたっぷりで満足。白ご飯もそこそこ美味しかった。
 で,食事をしながら読んだ店に備え付けの週刊誌「SPA!」の今週号。巻頭のコラムで,中国のウイグル人弾圧について触れている。東トルキスタン(中国名「新疆」)の首都ウルムチで,ウイグル人を襲っている中国人たち。貧民だという。食い詰めた貧しい農民が,植民地・東トルキスタンに入植してきたが,そこでも貧困にあえぎ不満を募らせていたという。もちろん2級市民に貶められているウイグル人たちは,この中国人貧民よりも更なる貧困に押し込められているのだが。
 中国侵略軍とこれらの中国人植民者を叩き出し,東トルキスタンが独立する。途方もなく長い道のりに見えるが,虚妄の侵略国家「中華人民共和国」の崩壊は,意外と近いかも知れない。そのときがチャンスだ。

 夕食は寿司を食べに行く。地下鉄我孫子駅北のお気に入りの寿司屋「寿し兆」。

   写真:とろ@寿し兆 写真:うに@寿し兆

 とりあえず好物から。「とろ」と「うに」。「とろ」は口の中でとろける。旨い。「うに」は北海道産とて,これもなかなか。

   写真:しまあじ@寿し兆 写真:玉子@寿し兆

 お次は「しまあじ」。ほんのりと甘みがあって,しゃきしゃきとした歯ごたえがいい。で,好物の「玉子」も欠かせない。寿司屋の卵焼きはなぜこんなに旨いのか。

   写真:バッテラ@寿し兆

 〆は,鉄火巻かバッテラが最近多いが,今日は「バッテラ」。大阪名物の鯖の押し寿司だ。冷酒300mlを飲んで,以上で勘定は3,620円。最後にサービスでアイスクリームが出て来る。満腹。
 寿し兆。大阪市営地下鉄御堂筋線我孫子(あびこ)駅1番出口から我孫子筋沿いに北へ数分。住所は「大阪市住吉区苅田3丁目17−18」,電話は「06-6692-6161」。営業時間は「17:00〜24:00」,木曜定休。
 リンク→ 地図 

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2009/07/13(月)

[ News ]

経営統合

 生き残りというのは,そんなに大変なのか。
    毎日新聞:
キリン:サントリーと経営統合へ交渉 
 実質的にはキリンによるサントリーの吸収合併だという。百貨店などでもそうだが,身近な企業がなくなるというのは,微妙な気分になる。サントリーのビール部門はなくなるのか? キリンのウイスキー部門はなくなるのか? サントリーの「モルツ」など結構美味しいビールだ。キリンは麦芽100%のビールに余り力を入れていないように見える。また,清原なつのさんのマンガ『花岡ちゃんの夏休み』に出てくるので,キリンの「ロバートブラウン」なるウイスキーも良く飲む。これらはなくなってしまうのだろうか? それにしてもサントリーほどの名門企業がなくなってしまうのは惜しい。ウイスキーは工芸品だが,ビールは所詮は工業製品。もともとの企業の「格」が違うだろう。大きいだけの格下の企業が,伝統ある企業を吸収するのも理不尽だ。有名な「サントリー宣伝部」は,合併後も活用されるだろうが。

 これはもう「民族浄化」だ。世界の目の充分届かない密室で何が行なわれているのか。
    朝日新聞: 「何されるかわからない」ウルムチ離れるウイグル族 
 中国人からの迫害を逃れるために,東トルキスタン(中国名「新疆」)の首都ウルムチからウイグル人が逃げ出しているそうだ。侵略者・中国は,ウイグル人を絶滅に追い込んで,資源の豊富な東トルキスタンを文字通りの「新しい領土(新疆)」とするつもりらしい。ウイグル人と同族のトルコは「ジェノサイド(集団殺害)」という言葉まで使って,中国の侵略を非難しているという。

 結局は「脳死は人の死」なのか。
    朝日新聞: 「脳死は人の死」臓器移植法成立 A案、参院でも可決 
 「脳死は人の死」を臓器移植の場合に限る修正案は最初に否決され,結局A案がそのまま採択されてしまった。解散風に吹かれての拙速な採決との疑念が残る。
 成立したA案のポイントは: 1.脳死は人の死とするが,家族は脳死判定を拒否できる。2.本人が生前に拒否していない限り,家族の同意だけで臓器提供できる。3.年齢制限を撤廃し,子供の臓器移植もできる。4.親族への臓器の優先提供ができる。の4点のようだ。やはり1.の「脳死は人の死」が気になる。家族が脳死判定を拒否すればすむことのように見えるが,そこに落とし穴はないのか。個人の死生観の根本に関わる問題だけに,もっと議論が欲しかった。

   写真:気仙沼産鰹の刺身@竹宗

 あいかわらず鰹ばかり食べている。今日のも気仙沼産。脂の乗ったいい鰹だというので,刺身でいただく。

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2009/07/12(日)

[ News ]

追い風

 何だろうね,この空気は。
    朝日新聞:
奈良市長選 「風」のった青年、「小泉チルドレン」破る 
    産経新聞: 【都議選】NHK、都議選当確速報を取り消し 
 私は「完全無党派」なので,どの政党が勝とうが負けようが,実際のところ「どーでもいい」のだが。媚米・媚中・媚韓の既成政党はどうも信用できない。
 で,奈良市長に民主推薦の無名の若者が当選したと言う。いまの民主党への追い風があったればこその偶然の幸運だろう。これから先の実際の市政運営にどれほどの手腕を振るえるのか。市幹部のいいなりにしかならないような気がするのだが。
 一方で東京の田舎の方の選挙区でNHKに当確を打たれた自民党の高椙(たかすぎ)健一(58)と言う人。さぞぬか喜びしたことだろう。しかし結局は民主2人の当選。「風」にNHKも情勢判断を見誤ったか。

 肥満にいいとこなしか。
    讀賣新聞: 太りすぎで新型インフル、重症の恐れか 
 「米疾病対策センター(CDC)は、太りすぎの人が新型インフルエンザにかかると、症状が重くなる恐れがあると発表した」そうだ。肥満の人の場合,様々な持病を抱えていることがあるので,はっきりとした疫学的データが得にくいそうなのだが,持病を抜きにしても,今回の豚インフルエンザ,重症化する可能性があるという。基本的に「肥満」というのは自己管理によって避けられる病気。意思の弱さを言い訳にしてバカ食いしていると碌な事がないという証左か。

 何を勘違いしているのか。
    讀賣新聞: 北海道の牧場、中国人研修生2人立てこもり 
 北海道の牧場で中国人「研修生」2人が,自室の前にガソリンを撒き立てこもったと言う。どうせ,中国で悪質業者の口車に乗せられて「日本に行けば金がガバガバ儲かる」とでも吹き込まれたのだろう。この2人,普段から態度が悪く牧場としてはクビにするつもりだったと言う。暴力行為等処罰法違反(集団的脅迫)容疑で現行犯逮捕されたそうだ。強盗に変身して,一家全員,寝首をかかれる,なんて事態にならなくて幸いだった。

   写真:プルコギおむすび@セブンイレブン 写真:プルコギおむすび@セブンイレブン

 冬ソナのペ・ヨンジュンのレストラン「高矢禮(ゴシレ)」の名前を冠したオニギリシリーズ。セブンイレブンの期間限定商品「プルコギおむすび」。「プルコギ」ってのは朝鮮風焼肉のことだよね。まあ具に焼肉を配したおにぎり。普通のおにぎりのようにご飯の中に具を入れたのではなく,ご飯のサンドイッチになっている。具はそれなりに美味しいのだが,米が普段のセブンイレブンのおにぎりに比べて不味い。ぱさぱさしている。ひょっとして朝鮮米でも使っているのか。

   写真:剣先イカの刺身@竹宗

 晩酌のアテは,剣先イカの刺身。イカって当たり外れがあるのだが,今日のはそこそこ。

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2009/07/11(土)

[ News ]

サイバーテロ

 たかがホームページが見れなくなるぐらいで「サイバーテロ」とは大げさな,と思ったが。
    讀賣新聞:
犯人は? 韓国・アメリカへのDDos攻撃 
    産経新聞: サイバー攻撃、「威力は兵器級」…人命にも関わる危険 
 韓国とアメリカの政府機関などのサイトがダウンした今回の攻撃。DDos攻撃というらしい。多数の一般ユーザーのパソコンをウイルスに感染させて,特定のサイトへのアクセスを集中させるらしい。なんか昔からある手口のように思うのだが。攻撃されたサイトもお気の毒だが,それよりもウイルスに感染した一般ユーザーのパソコン。故意に仕組まれた場合,あるいはウイルスのバグなどによって,パソコン内のデータが吹っ飛ぶことがあるそうだ。こちらの方が被害が深刻だろう。しかしサイバーテロというほどのものか。サイバーテロというと,軍のシステムへの侵入,あるいは電力など重要なインフラのシステムの破壊などのイメージがあるのだが。
 いずれにしても今回は対岸の火事だが,日本のシステムはもっと脆弱で,穴だらけだと聞く。これを教訓に防御に力を注いで欲しいものだ。

 若い人がバイクに乗らなくなり,バイクは中高年の趣味になりかけているが。
    朝日新聞: レンタルバイク盛況 不況で愛車手放すライダー飛びつく 
 登山などとっくに中高年の趣味になっているが,今の若い人は,危険なこと,しんどいことが嫌いなんだろうね。かく言う私も,若い頃は山屋で,今や中年ライダーの1人だ。普段は250ccのオフロード・バイクに乗っているが,一応,大型二輪の免許はあるので,たまにはビッグバイクに乗ってみたいなぁという気もある。こういうレンタルバイクの店が近所に出来ればいいなぁ。
    *
 久しぶりの焼肉。心斎橋のお気に入りの焼肉屋「虎龍(こたつ)へ予約して出かける。予約の電話のときに名乗った途端,「ああ,まいどお世話になっています」と言われて,ちょっとした常連気分。

   写真:マッコリ@虎龍 写真:ユッケ@虎龍

 行ってみると今日も結構混んでいた。予約して正解。で,とりあえずドリンクは朝鮮の濁り酒「マッコリ」。ツレもこれなら飲めると言う。
 で,白菜キムチをつまみながら,お肉を待つ。上の写真右は,ユッケ。ここのは旨い。新鮮で,雑味がない。

   写真:極上厚切タン@虎龍 写真:みすじ@虎龍

 上の写真左は,極上厚切タン。脂の旨みたっぷりで,噛み応えがあり。
 上の写真右は,みすじ。肉の旨みが一番ストレートに感じられる。

   写真:ミノ@虎龍 写真:石焼ビビンバ@虎龍

 で,久しぶりにミノ(上の写真左)。ホルモンは余り食べないのだが,これはいける。
 ご飯物は,石焼ビビンバ(上の写真右)。温泉卵が嬉しい。コチュジャンをたっぷりでかき混ぜる。で,〆は本日のデザート。梅のムースと柚子のアイスクリームだった。
 レシートによると,マッコリ\400x4,キムチ白菜\390,ユッケ\890,極上厚切タン\1750,みすじ\1450,ミノ\490,石焼ピビンバ\850,本日のデザート\550。で,「グルメぴあ」のクーポンで10%オフになって,サービス料が10%付いて,勘定は2人で7,890円。
 焼肉 虎龍 KOTATSU。地下鉄心斎橋駅6番出口から南東に徒歩3分。住所は「大阪市中央区心斎橋筋1-5-7 グルメコレクションセーナビル8F」,電話は「06-6251-2929」。営業時間は「17:30〜05:00(L.O.04:00),ただし日曜は23:00まで」,無休。
 リンク→ ぐるなび グルメぴあ 地図 

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2009/07/10(金)

[ Misc ]

さすべえ

 kuri2さんのブログ「見たこと聞いたこと」の
9日付のエントリによると,東京では自転車の傘差し運転が5万円以下の罰金になったとか。えぇ,大変だなぁ。大阪でもしそんなことになったら,雨が降るたびに5万円の罰金を取られることになってしまう。
 で,登場するのが「さすべえ」。自転車のハンドルに傘を固定する器具だ。大阪では「おばちゃんのチャリンコ」には標準装備と言っていい。どうやらこの「さすべえ」,今回の教則改正でも禁止にはならなかったらしい。
    YouTube: さすべえ 自転車用傘立て (注意:結構大きな音がでます)
 もちろん,強風に傘が煽られる場合や人ごみなど,危険な使い方はNGだが,普通に使っている分にはお目こぼしだと言う。「さすべえ」は今までは大阪ローカルだったが,最近は関東地方でもちらほらと見かけるようになったそうだ。「傘差し運転に罰金」ということになると,東京で「さすべえ」が一気に普及するのではないか?

 「不法滞在」っていうのは,立派な犯罪じゃなかったのか?
    讀賣新聞: 「子どもが在学」など例示…在留特別許可で新指針 
 記事を読むと,在留特別許可のハードルが低くなったわけではないようだ。しかし,この国では殺人にすら時効があって,時効完成まで逃げ延びれば,人殺しも罪に問われないという酷い状況が放置されている。ましてやたかが不法滞在ということだろうか。しかし不法滞在そのものが犯罪。更には凶悪犯罪の温床となっているのではないか。在留許可を云々する前に,不法滞在という犯罪の取り締まりにこそ力を注ぐべきだ。社会全体が監視の目を光らせ,1人の不法滞在者も許さない空気の醸成が必要だ。あらゆる機会を捉えて不法滞在者を摘発していくべきだ。そのためにも警察のいっそうの奮起をお願いしたい。
 で,その不法滞在の温床。合法的な外国人居住者が増え続けているそうだ。
    讀賣新聞: 外国人登録者が最多に、総人口の1・74% 
 多い順に,中国人が65万5377人,朝鮮人が58万9239人,などという。これに不法滞在者の群れが加わるわけだ。

 事態はますますおぞましい方向に流れていっている。
    讀賣新聞: ウイグル取材中のテレビ東京記者、一時拘束 
    讀賣新聞: ウルムチでモスク閉鎖、礼拝中止で不満増加 
    讀賣新聞: 「暴動を扇動」のウイグル族経済学者を拘束 
 侵略者たる中国軍には「見られては困ること」「言われては困ること」がたくさんあるようだ。軍を動員して日常の礼拝まで禁止する。何をそんなに怯えているのだ。自らの悪行を暴かれることか。そんなものとっくに暴かれている。

   写真:気仙沼産カツオの刺身@竹宗

 晩酌のアテは,鰹の刺身。今日のは気仙沼産。この前より更に脂が乗っている。

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2009/07/09(木)

[ Misc ]

トラとオオカミとキツネ

 今朝の毎日新聞朝刊1面の腰巻コラム「余録」より抜粋。
    毎日新聞:
余録:トラとオオカミとキツネが獲物を分ける… 
 トラとオオカミとキツネが獲物を分ける。オオカミはトラに、カモシカはあなた様、キジは自分、ウサギはキツネに分けると提案した。するとトラはオオカミを殴りつけた。次のキツネはウサギはトラの朝食に、キジはその昼食に、カモシカは夕食にすると答えた▲トラが上機嫌で「正しい分け方を誰が教えた」と聞くと、キツネは「オオカミを見て教わりました」−−どこかで聞いた話と思った方、そうイソップの「獅子の分け前」のトラ版だ。こちらは中国の新疆ウイグル自治区に伝わる民話だという
 強者の強欲を伝える寓話だという。東トルキスタンを侵略者の呼び名をそのまま使い「新疆ウイグル自治区」と呼ぶ。「新疆」とは「新しい土地」という意味だという。まさに侵略者の視点だ。またウイグル人の民衆蜂起を「暴動」と呼び貶める。日本のマスコミと日本政府は,「チベットも東トルキスタンも台湾もみんな中国様のものです」と媚びるキツネの姿そのものだ。

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2009/07/08(水)

[ News ]

浮き足立つ

 世界の眼前で大恥をかいたコキントー(胡錦濤)。
    毎日新聞:
中国:胡主席帰国 暴動に強い危機感 10月に建国60年、デモ封じ強化へ 
 中華人民共和国の主席・コキントーが,サミットの開催直前に会合をキャンセルし,急遽帰国したそうだ。植民地・東トルキスタン(中国名「新疆」)の非抑圧民衆の蜂起への対応におおわらわなようだ。チベット蜂起に続く,ウイグル人の蜂起。中国の周辺国侵略政策にほころびが出ている。
    毎日新聞: ウイグル暴動:「600人から800人の死者」と世界会議 
 その東トルキスタンでは,中国軍民双方の連携の下に,ウイグル人虐殺が続いている。これは周到に準備された民族浄化政策ではないのか。それが証拠に中国からの情報は,ウイグル人への憎悪を煽る報道ばかり。ウイグル人が何人死のうとも,その穴は中国人の殖民で補えると踏んでいるのだろう。これを機会にウイグル人を徹底的に痛めつけると中国政府は決意したようだ。
 それにしても,このチベット・東トルキスタンへの侵略・虐殺を止め得ない「国連」とはなんだ。止めるどころか悪質な侵略国家「中華人民共和国」を常任理事国として迎え入れすらしている。国際正義に立ち戻るために,極論をいえば,今すぐ国連は国連軍を組織し,「中華人民共和国」解体に乗り出すべきだ。チベットや東トルキスタンなどの植民地解放のために行動すべきときだ。そのためには圧倒的な国際社会の支持がいる。

 パチンコ店放火殺人に続き,また「41歳・無職」だよ。
    朝日新聞: 「マナー悪い」車で追い女子高生はねる 殺人未遂容疑 
 道一杯に広がってだらだらと自転車で走る高校生の群れを自動車で追い掛け回し,一人を田んぼに叩き込んだと言う。「ちちんぷいぷい」で角淳一氏は「気持ちは分かるが」と発言。確かに高校生の通学マナーは最低だ。学校では折に触れ指導しているだろうに,結局は小さな頃からの親の躾。まともな躾もできないバカ親が,バカ高校生を再生産している。普通の人々も切れれるものなら切れたいだろう。だがそこにはしがらみがある。「無職」という存在のみが,気持ちに正直な行動を起こさせるのだろうか。

 「レンタルお姉さん」と聞いて,普通何を想像する?
    朝日新聞: ポルノ映画「レンタルお姉さん…」の配給差し止めを請求 
 事前にポルノ映画のタイトルと聞いていたから,ついそっち方面を想像してしまう。が,これがニートを支援するNPOの登録商標だと言う。で,「レンタルお姉さん」というポルノ映画のタイトルが商標権侵害だと訴えたらしい。うーん,どっちかといえば,いくら登録商標だから法的には有利だとはいえ,NPOの方が,もっとまともな名前に変えた方がいいんじゃないのかなぁ。

   写真:すき焼き定食 写真:天津飯+焼餃子@迎日楽

 昼食は近所の喫茶店で日替わり定食600円。今日は,すき焼き定食。値段なりに肉の少ないのが悲しいが,その分,野菜たっぷり。
 夕食は,近所の中華で。昼はちょっとタンパク質が少なかったなぁ,と天津飯にする。いつものように焼餃子も付ける。合わせて940円。

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2009/07/07(火)

[ Misc ]

七夕

 七夕の今日はあいにくの梅雨空。和歌山の南の方では集中豪雨で被害が出ているようだ。
    朝日新聞:
浴衣で接客 涼しい七夕 東京・日本橋や関空 (写真付き)
 こういう季節ネタはいいねぇ。関空では,日本航空と全日空のグラウンドホステスが浴衣姿で接客だそうだ。外人さんは喜んだだろう。日本人も嬉しいか。

 反発も強いんじゃないかなぁ。
    讀賣新聞: 台湾が売買春合法化へ…性犯罪防止狙い、賛否真っ二つ 
 台湾政府が売春の合法化に乗り出し,年内にも法案をまとめるそうだ。
 売春は禁止してもなくならない。非合法化すれば地下に潜り暴力団の資金源となってしまう。現在,暴力団の関与する売春業が台湾全国に広がっているという。それを政府が管理して,売春を免許制にし,性病の予防や営業地域の限定に乗り出すという。そりゃあ反発が強いだろう。
 それにしても記事によると「(売春)合法化は世界の潮流」ってあるけど,本当なの?

 60歳以上は切れやすいのか。
    共同通信: 鉄道員への暴力は半数が飲酒 過去最悪、60代以上最多 
 鉄道の駅員や乗務員への暴力が増えているそうだ。それにしても年代別に見ると,60代以上が最多,次に多いのが30代だという。これって団塊の世代と団塊ジュニアの世代ってことか。確かに定年を過ぎれば,少々暴れても会社を首になる心配もない。今まではそれなりの地位にあったのに,職を退けばただの人。世間の扱いも違ってくる。酒を飲むとそのうっぷんが噴出すのだろうか。功なり名を遂げた後の余生と考えるには,今の日本はあまりにも世知辛い。生き辛い世の中になってしまったなぁ。

 人民までも動員しての東トルキスタン(新疆)侵略強化。
    朝日新聞: 「ウイグル族に殺された」漢族が抗議デモ 新疆の騒乱 
 中国メディアは,中国人の被害だけを繰り返し放送して,ウイグル人への復讐心を煽っているそうだ。
 しかし,チベット蜂起の時も,チベット人に偽装した特殊部隊が暴力を煽っていたと言う。ウイグル人の正当な怒りに基づく蜂起に便乗して,今回も中国政府が自作自演の「暴動」を演出しているのではあるまいか。中国は人だけは余っている。ウイグル人を絶滅させても,その跡に人民を入植させれば,東トルキスタンの地下資源が手に入る。ましてや東トルキスタンは中国の核戦略の重要な要。どんな陰謀でも繰り出すだろう。
 そういえば,この人もウイグル人だったんだ。
    産経新聞: 【ウイグル暴動】「中国は責任転嫁するな」ウアルカイシ氏が批判 
 天安門事件で亡命を余儀なくされたウアルカシ(台湾在住)。中国民主化は言うが,東トルキスタン独立に言及したとは聞かない。中国人に民族の魂を売ったのかと思っていた。

[ Gourmet ]

昔ながらのソース焼そば@マルちゃん

 久しぶりのカップ麺ネタ。昼食は,時間があるときは近所の喫茶店まで出かけるが,忙しいときの方が多いので,カップ麺は私の食生活には重要な位置を占めている。

   写真:昔ながらのソース焼そば

 近所のスーパーの棚にいつも結構な数が並んでいるカップ焼きそば,マルちゃん(東洋水産)の「昔ながらのソース焼そば」。通常価格158円,特売のときで98円。安いのにそれなりに旨い。ソースに結構工夫があるのかなぁ。麺ももちっとして,そこに濃い目のソースが絡んで食が進む。最近のお気に入り。

 ところで昨日書いたセブンイレブンの「ビビンバおむすび」。「高矢禮」と書いてあるのが気になっていた。有名料理人か何かかなぁ,と思ってセブンイレブンのサイト(
リンク)を見ると,
 「ペ・ヨンジュンさんプロデュースの韓国料理店『高矢禮(ゴシレ)』が監修した、リッチなおむすびです。野菜をたっぷり混ぜ込んだビビンバの真ん中に、牛肉入りの特製コチュジャンをギュッと詰めました。ピリリとした刺激が楽しめますよ。」
とある。ふーん。そういえばそんなレストランがあるって,芸能関連ニュースで昔見たなぁ。「プルコギおむすび」や「高矢禮弁当」もあるという。期間限定商品だそうだ。

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2009/07/06(月)

[ Misc ]

メールはシンプルに

 電車の中でメールに熱中している姿は美しくない。
    ダイヤモンド:
「美人のもと」メールは力を抜いて、シンプルに。 
 どうやら若い女性に美しい立ち居振る舞いを教え諭してくれる連載コラムらしい。著者のプロフィールを調べてみたら62年生まれ。40代後半の中年オヤジのグチか。だが,私も同じく中年オヤジ。頷ける所が多い。
 いわく,美人のメールは簡潔だと言う。「長々と書かれていて、わけのわからない文字がたくさん出てくるメールを書く人は、とても危険だ」ともいう。いわゆる出会い系のスパムメールのような文体を書く女性からは「美人のもと」が消えていくと言う。
 「なぜか満員電車でも人に見えるような位置でメールを狂ったように打つ女性がいる。ものすごい勢いで打つ。見たくもないのに、メールの文章が見える」のは,勘弁だそうだ。
 なるほどいつも感じていることを的確に指摘してくれている。人ごみの中でメールを打つ姿は美しくない。
 コラムのバックナンバーを見てみると,「そもそも携帯電話を使っている姿は美しくないことが多い」ともある。携帯電話は確かに便利なツールだ。だが,所詮「道具」。「道具」をさらりと使いこなすのはよいが,「道具」に使われてどうする。街で見かける若者たちは,たしかに「道具」の奴隷になっている。その姿は美しくない。

 中国が武力占領している東トルキスタン(中国名「新疆ウイグル自治区」)の首都ウルムチで,侵略者「中華人民共和国」に抵抗する民衆蜂起が起こっているようだ。
    朝日新聞: 中国・新疆ウイグル自治区騒乱、死者多数 
    毎日新聞: 中国:ウイグル族3千人暴動 100人死亡情報も 
    讀賣新聞: 新疆ウイグル自治区で暴動、死者多数の報道 
    産経新聞: 【ウイグル暴動】ウイグル族が漢族襲撃、140人死亡 
    日経新聞: 中国・新疆の暴動、死者140人に 828人負傷 新華社など 
 どうやら中国に出稼ぎに出かけたウイグル人が,中国人暴徒に惨殺されたのが,発端のようだ。東トルキスタンの首都ウルムチで,抗議するウイグル人のデモ隊を,例によって中国侵略軍が武力弾圧し,死者が多数出ている模様。この民衆蜂起自体は直接には東トルキスタン独立へとつながらないだろうが,中国侵略軍の残虐さを再び世界に知らせることになるだろう。
 それにしても日本の新聞の体たらくはどうだ。朝日は「騒乱」,他紙は押しなべて「暴動」。それほど中国様が恐ろしいのか。日本の新聞の「倫理」とは,侵略者の側,不正義の側に立つことのようだ。

   写真:ビビンバおむすび@セブンイレブン 写真:ビビンバおむすび@セブンイレブン

 昨日からセブンイレブンのおにぎりの棚に「ビビンバおむすび」が並んでいる。新製品だというので早速買ってみた。パッケージには大きく「ビビンバ」とある。朝鮮語風に「ピビンパ」ではなく,日本語で「ビビンバ」とあるのが好感が持てる。写真では,ただの海苔を巻いたおにぎりに見えるが,中にはぎっしりと具が混ぜ込んである。ピリ辛のコチュジャン味が爽やかで食べ易い。なかなかのヒットだなぁ。でも定番商品にはならないだろうから,食べるなら今しかない。

   写真:冷麺+焼き飯

 昼食は近所の喫茶店で日替わり定食600円。今日は冷麺+焼き飯。いつも書いているが,大阪で「冷麺」と言えば冷やし中華のこと。焼肉屋の朝鮮冷麺ではない。この喫茶店,いつもの定食は結構美味しいのだが,今日のは家庭料理レベル。特に焼き飯は,喫茶店のコンロの火力では難しいようだ。

   写真:気仙沼産カツオの刺身@竹宗

 晩酌のアテは,鰹の刺身。房総沖・石巻と来たが,今日は気仙沼。なかなか脂が乗ってきた。たたきではなく,ニンニクのスライスに生姜・醤油でいただく刺身が旨い。個人的には,刺身の好物は,冬は「寒ぶり」,夏は「戻り鰹」だなぁ。

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2009/07/05(日)

[ News ]

パチンコ店の「サクラ」募集

 世の中には,こんな話に騙されるバカがいるのか。
    毎日新聞:
悪質商法:パチンコ出玉PR募集 実は攻略法高額販売 
 パチンコ屋の「サクラ」ってあるの? その「サクラ」募集を名目に呼びかける。で,応募すると「絶対勝てる攻略法を教えるから,情報料として100万払え」と言われて,はいそうですかと払う。「サクラ」だから店には話が通っている,儲け放題じゃんと思うのか。これが「攻略本」の高額販売の手口だ。
 で,とうぜんそんな本を読んでも当たるわけがない。文句を言うと「今度は確実に出る情報があるので200万円必要」と言われ,またまた払ったそうだ。だいたいがパチンコをするような奴は,自分だけは儲かる方法があると思っているのだろう。自業自得としか言いようがないのだが,このバカさ加減は哀れを催すななぁ。

 「魑魅魍魎が蠢いている」というほど高級なものじゃない。所詮は有象無象。
    朝日新聞: 首長連合、東国原知事に合流求めず 「相いれない」 
    朝日新聞: 東国原知事が講演 条件のめば自民は衆院勝利、強調 
 大阪府知事の橋下がやたら張り切っている野合連合。いつの間に「首長連合」なんてハイカラな名前が付いたのか。ほんの数人で集まって何やら談合しているようだが,他の大部分の首長さんには失礼に当たるネーミングではないか。
 「地方分権」が掛け声のようだが,住民自治の主役はあくまで市町村。府県など調整機能だけでいい。橋下は道州制とか言っているらしいが,そんな広域に権限を集中すれば,ミニ国家が生まれるだけだ。財源を地方に移行すると言うが,そうなれば金持県と貧乏県の格差が広がるだけ。国民健康保険がいい例ではないか。住んでいる市町村によって保険料に何倍もの格差が生じている。保険料の高騰した地域では,高額な保険料を払えなくて無保険者が続出している。こういう国民の生活を支える基礎的な制度こそ,ユニバーサルサービス,つまり国の責任による全国一律の制度が望ましい。本来は,国が大都市の税収を地方へ分配することによって,国民が等しく恩恵を受けることが理想だ。現在の制度も本来の理念はそこにあったはずだ。それを財源を餌に地方に言うことを聞かせようとするからおかしくなっている。霞ヶ関が,国民から負託された税金を,自分の金と勘違いしていることが間違いなのだ。そこを正さなければならない。いたずらに制度をいじくっても何物も生み出さない。
 それにしても「そのまんま知事」,面白いキャラクターだねぇ。客観的に自分を見る目があったら,恥ずかしくて生きていけないだろうに。

   写真:鯖のきずし@竹宗

 晩酌のアテは,鯖のきずし。なかなかにいい鯖なので緩めに締めてある。

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2009/07/04(土)

[ News ]

車椅子の少女

 新聞は事実を隠蔽する。
    毎日新聞:
奈良・下市の中学通学訴訟:車椅子の中1、初登校 入学拒否に地裁「待った」 
 「車椅子生活のため,設備不備などを理由に奈良県下市町の町立下市中へ入学を認められなかった」と新聞が報じているこの件。記事だけ読むと町教委と中学が悪者に見えるが,「ちちんぷいぷい」によると,その裏には新聞がわざと無視していることがあるそうだ。実は中学側は入学を認めていたのだ。4月からこの間,中学は車椅子の少女の自宅まで教師を派遣し,勉強の面倒も見ている。町教委だって,好きで入学を許可しなかったのではない。バリアフリーの費用など,小さな町村では,とても負担しきれないのだ。そこに国の援助がない。
 この問題の本質は「国の無策」なのだ。この件だけではない。例えば,イザという災害のときに地域の避難所となるべき学校の校舎。全国で耐震工事の必要な校舎が,放置されたままだ。「定額給付金」などに無駄遣いする金があれば,一度に全国全ての校舎の耐震化ができる。これも「国の無策」。
 新聞は,そういう政府の無能をこそ報じるべきではないのか。今日の毎日新聞の夕刊1面のコラム「近事片々」では,朝刊のこの記事を受けて,「励まされているのはこっち」とノーテンキなことを書いている。あきれるばかりだ。

 あいかわらずのおぞましさだ。
    産経新聞: ミャンマーで幼児誘拐 福建省で売買 中国で幼児15人救出 
 中国では,人身売買目的の幼児誘拐や若い女性の誘拐が多発しているそうだ。このニュース,たまたまミャンマーからというので,日本でまで報道されたが,中国国内では日常茶飯だという。こういう誘拐団,誘拐グループ・移送グループ・販売グループと巧妙に組織化されているという。中国では誘拐と人身売買は立派な産業なのだ。

 久しぶりに道頓堀・戎橋たもとの「かに道楽」本店へ行く。喫煙の有無を聞かれて,吸うと言うと3階へ案内された。席はエアコンが効き過ぎて少し肌寒いが,メニューに鍋物が多いので冷やしているのか。
 で,オーダーは,かにすき。白醤油だしの鍋でいただく定番のもの。「茹かに・かに造り・かにすき・雑炊・香の物・アイスクリームお抹茶かけ」というコース「波の音」5460円を2人前。この店,メニューがよく変わる。で,その度に価格が上がって,なおかつ内容が貧弱になるような気がするのだが。それでもネームバリューで客が来るということか。

   写真:茹かに@かに道楽 写真:かに造り@かに道楽

 上の写真は,「茹かに」と「かに造り」。やはり,蟹は刺身が一番旨い。まあ刺身ばかりでは飽きるので,量はいらないが。以前はこのクラスのメニューにも「かにみそ」が付いていたのだが,それがないのは少し寂しい。

   写真:かにすき@かに道楽

 で,メインの「かにすき」。鍋物なのだが,甘いダシが独特で一度食べるとやみつきになる。野菜もよくダシが効いて美味しくなる。〆は雑炊。

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2009/07/03(金)

[ Misc ]

ヤクルトは反エコ

 毎朝,あのちっちゃい乳酸菌飲料「ヤクルト」を飲んでいる。結構効果があるような気がする。ところでいつも5本パックで買うのだが,これにストローが5本封入されている。これが問題だ。パックを1本ずつあけるのに2本目を取り出すときに必ず邪魔になる。それにそもそもあんな小さなストローで,ちまちまヤクルトを飲む気にもなれない。ヤクルトサイズなので,他にも流用できない。で,当然ストローはそのままゴミ箱行き。なんとももったいない。わずかとは言え,このミニストローを作るのにも,石油資源が使われているのだろう。一つ一つは小さくても,全国で毎日消費されるヤクルトの数を考えると,全体では結構な量になるのではないか。昨今流行りの「エコ」に反する。このストロー,昔は付いていなかった。ヤクルト本社は何を考えているのか。再考して欲しい。

 検索していたらこんな記事を見つけた。
    産経新聞:
ひど過ぎる「光市母子殺人」弁護団−花田紀凱の週刊誌ウオッチング 
 『週刊新潮』(4月3日号)に載った「『屍姦(しかん)再現写真』を前に大笑いした光市『母子殺害事件』弁護士たちの『鬼畜発言録』」という記事に対する時評。孫引きになるが,あまりに酷いので引用しておく。
 3月15日、都内で「『光市事件』弁護団に聞く 弁護団は何を主張・立証したのか」というシンポジウムが開かれた。主催は「『光市事件』報道を検証する会」。
 当日は弁護団の17人が出席したというが〈「あの弁護士たちの態度は不謹慎、非常識にもほどがあります」(出席者のひとり)〉。
 例えばこんな具合。
 事件の経過を説明しているとき、安田好弘弁護士が11カ月の子の年齢を11歳と間違えた。
 〈途端、他の弁護士がどっと笑い出したのだ。わずか11カ月で命を奪われた夕夏ちゃんの年齢を間違えたことが、そんなに可笑(おか)しいのか〉
 あるいは殺害状況を説明する新谷桂弁護士が弥生さんの首を絞める様子を手ぶりで示しつつ、
 〈「水平なんですね、ほぼ。私はちょっと違いますね、ハハハハ。図面の方がいいですね、ハハハハハ」と自ら笑い声を上げ、周りの弁護士も実に楽しそうに笑うのだ〉
 殺害の模様を再現実験した写真を見ながら松井武弁護士は〈「あの被験者は私です。ハハハ。鑑定人のところに行って首を絞められたのも私です。イヤハハハハ」〉。
 なんともおぞましい。弁護士と言うより,人間として最低のクズどもだ。

 出るべくして出てきたのか。
    毎日新聞: 新型インフルエンザ:タミフル耐性、国内でも 
 インフルエンザの特効薬「タミフル」に耐性を持つ豚インフルエンザ・ウイルスが国内で確認されたそうだ。世界でも2例目。まあ,別の抗ウイルス薬「リレンザ」が効くようなの一安心だが,新型インフルエンザ対策は,結構タミフルに頼っているようなので,蔓延すると困った事態も考えられる。
 記事によると,タミフル耐性ウイルスは一定の割合で出現するものだそうだ。が,途中で服用を止めると増えると聞く。タミフルを処方されたときは,熱が下がったからと素人判断で飲むのを止めてしまわない方がいいそうだ。これは抗生物質などにも言える。患者の側にできることは,貰った薬は最後まできちんと飲むことだ。でないと,他人に迷惑をかける。

   写真:天然ヒラメの薄造り@竹宗

 晩酌のアテは,天然ヒラメの薄造り。いや旨い。ヒラメは刺身より薄造りが好きなのだが,半透明のつやのある身が,薄く切ってちょうどのシャキシャキとした歯ごたえ。味にも深みがある。さすが天然物。店主が,仕入れが高かったので,元がとれないと言う。

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2009/07/02(木)

[ News ]

賠償命令

 現大阪府知事,当時はタレント弁護士の橋下徹の発言をめぐる裁判。2審も橋下の敗訴だそうだ。
    朝日新聞:
橋下氏、2審も賠償命令 光市母子殺害事件めぐる発言 
 当時,光市母子殺害事件弁護団の行為に対して,心ある人々の多くが怒っていた。被害者とその家族を愚弄するにもほどがある。「死刑廃止」という自らの個人的意見を主張するために,裁判を私的に利用する行為は,彼らが弁護する被告をも利用する冷酷なものだろう。その冷酷さを敏感に感じ取っていたがゆえに,人々は怒っていたのだ。
 その空気を自らの人気取りに利用しようとしたタレント弁護士の発言はたしかにいただけなかった。光事件の被告弁護団への懲戒請求をテレビで呼びかけ,更には実際にはそう言った本人は煽るだけで自分では懲戒請求していなかった。たしかにお粗末だ。が,そのタレント弁護士の発言を罰することで,光事件の弁護団の行為が正当化された訳ではあるまい。この判決は,司法の仲間内でだけ通じる理屈で成り立っている。光事件の弁護団の行為が,法律上はともかく,世間の,一般の生活者の感覚では通らないことは確かだろう。

   写真:おにぎり弁当

 昼食は近所の喫茶店で日替わり定食600円。今日は「おにぎり弁当」。3色のおむすびに,オカズは,ミンチカツ・竹輪とこんにゃくの煮物・玉子焼き・かぼちゃの煮物。こういう弁当は好物。彩りも良く,けっこう食べでもある。

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2009/07/01(水)

[ News ]

ダガーナイフ

 とんだ「とばっちり」。
    讀賣新聞:
えっ、カキの殻むきが銃刀法違反??…北海道警が注意 
 東京の無差別殺傷事件で犯行にダガーナイフが使われたために,両刃の剣が販売・所持禁止になった。で,牡蠣の殻剥きナイフの一部が,銃刀法に引っかかるようになったそうだ。刃渡り5.5センチ以上の両刃で厚みがあり先端が鋭利なナイフが法に触れるという。包丁を人殺しに使っても,包丁の所持を禁止しろとはならないように,正当な理由があれば柔軟に対応できないものか。何かが犯罪に使われるたびにそれを規制すると言うのもどうかと思う。まあ,牡蠣用ナイフの場合は,先端を丸めるなどすればOKのようではあるのだが。

 国策捜査?
    讀賣新聞: 外務省の佐藤優・元主任分析官、上告棄却…最高裁 
 例の外務省の佐藤優氏の上告が棄却され,懲役2年6月・執行猶予4年の有罪が確定すると言う。しかし,上司の決済を受けての外交活動が,有罪になるとはどういうことだろう。鈴木宗男衆院議員の圧力があっての決済だから,違法だと言う。よく分からぬ理屈だ。いいように利用され,時の政権に都合が悪くなったら葬り去られるとしたら,外交などやっていられないだろう。現在は外務省を休職中の佐藤優氏。有罪が確定すると免職だそうだ。

   写真:カラスカレイの煮付け+揚げ出し豆腐

 昼食は近所の喫茶店で日替わり定食600円。今日は「カラスカレイの煮付け」。柔らかくて身がほろほろと崩れる。旨い。小鉢の揚げ出し豆腐もなかなかの出来。

 夕食はホカ弁。「本家かまどや」の「おろしチキン竜田弁当」530円。例によって50円分の金券を使って480円でゲット。

   写真:おろしチキン竜田弁当@本家かまどや

 チキン竜田自体は,こんなものかなぁ,という味。あまり鶏肉の旨さは伝わって来ない。ただ,大根おろしと「竜田ソース」がいい仕事をしていて,それなりに食べられる。ところで,以前は「かまどや」の白ご飯は美味しかったのだが,最近もうひとつ。炊き方の加減か,米を安いものに変えたのか。銀シャリ大好物なだけに,白ご飯さえ良ければ,なんでも美味しくいただけるのだが。

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