火鍋楼 朱夏
ネットで見つけた心斎橋の中華・四川料理の店。「火鍋楼 朱夏(ひなべろう しゅか)」(
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ぐるなび)。大丸の南東角から東へ半ブロックほどいった先のビルの地下。住所で言うと「大阪市中央区心斎橋筋1丁目4-14 燕京ビル B1F」になる。
ビルの入り口のところに,チラシが置いてあって,それを持っていくと10%オフになるらしい。ビルの中に入って地下への階段を下りる。お客は私たちだけ,店の真ん中の4人がけのテーブルに案内される。けっこうおしゃれな内装。厨房の前の黒板メニューは簡体字の中国語で書いてある。
メニューを見て,ドリンクは「青島ビール」。小瓶だというので,2本頼む。青島ビールを飲むのは,ずいぶんと久しぶりのような気がする。で,料理は,火鍋単品もあるようだが,コースでオーダー。「火鍋 蘇州コース」3,500円を2人前。
前菜は,蒸し鶏・焼き豚・ピリ辛のキュウリ。嫌味なところがなく,それぞれに美味しい。これは火鍋も期待できそう。
四川火鍋の鍋は二つに区切られている。赤いのが辛い「麻辣鍋底(マーラースープ)」。白いのが漢方の「白湯鍋底(パイタンスープ)」。竹筒に入った鶏の「つくね」や野菜など,ウェイトレスの中国人の女の子が,鍋の用意をしてくれる。上の写真右は残った具。肉は牛と豚でしゃぶしゃぶにして食べるそうだ。一番安いコースだが,それでも具が多い。
麻辣スープは,ほどほどの辛さ。辛いだけじゃなく旨みもたっぷりある。白湯スープは,鶏がらと豚骨のようだが,ほど良い漢方の香りが食欲をそそる。こちらも旨みがある。この店はレベルが高いね。
タレは4種類。胡麻タレとXO醤タレが肉用。あとは葱タレと塩タレ。途中で鍋の様子を見て小姐(シャオジェ)がスープを足してくれる。
〆は,ラーメンと雑炊。麻辣スープの方にラーメンを,白湯スープの方に米を入れる。このラーメンが絶品だった。スープに具の味が充分に出ているので旨い。香菜(シャンツァイ・パクチー・コリアンダー)の葉を乗っけると更にいい感じ。
デザートは,ライチシャーベットとマンゴープリンから選べるので,ライチシャーベット。辛くなった口の中が一気にさわやかになった。
途中で青島ビールを2本追加して,チラシで10%オフになって,勘定は二人で8,748円。