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Sojin Project / Diary 2009-05

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2009/05/31(日)

[ Gourmet ]

生キャラメル

 大きなお世話。
    朝日新聞:
「喫煙やめてほしい著名人」1位志の輔さん、4位に首相 
 今日31日は「世界禁煙デー」とやらだったらしい。で,煙草をやめたら国民に禁煙のきっかけを与えるであろう著名人を選んだらしい。こんなのに選ばれても嬉しくないだろうね。そもそも煙草がいけないんなら,税金をかけるなよ。税金をかけているということは国家が喫煙を公認しているということ。私など酒・煙草が好物だから,高額納税者ではもちろんないが,相当な「高率納税者」だよ。せっせと税金を吸って国家に貢献している。表彰して欲しいぐらいだ。
 しかし大阪市も路上喫煙禁止条例とやらで煙草が吸いにくくなっている。きちんと分煙すればマナーを守って吸うものを,こういうことをされると「なんじゃい」という気になるなぁ。公共の灰皿もあちこちで撤去されて,私は携帯灰皿を常に持ち歩いているが,喫煙者のマナーを悪くしているのは,こういう行為なんじゃないかな。

 政治家の単なるパフォーマンス。
    朝日新聞: 「スラムドッグ」子役2人にアパート 他の子は路上生活 
 スラム街の違法建築の取り壊しによって路上生活を余儀なくされた子供たち。その中に映画「スラムドッグ$ミリオネア」の主役級の子役が混じっていたために事態が世界に配信された。で,州当局が与党地元組織の金銭的負担で,その主役級の2人,アザルディン・イスマイル君(10)とルビナ・アリさん(9)に対して,アパートをそれぞれ提供したそうだ。ただし他の脇役の子役たちはそのまま路上生活を続けている。
 なんか見え見えの行為だね。とにかくこれで世界に恥をかかせてくれるなということか。

 こういうのを衆愚政治というのか。
    朝日新聞: 「ブログ市長」の竹原氏再選 鹿児島・阿久根市長選 
 議会から不信任決議を受けて市長が失職したことに伴う鹿児島県阿久根市の出直し市長選で,前市長が再選されたそうだ。この「竹原信一」という人,自身のブログの記事やなんやかやで物議をかもして有名になった人。私もその問題のブログを見に行ったが,市長として問題,というよりも,人間として問題あるんじゃないの,という電波系の人らしい。議会は不信任を可決した反市長派が多数をにぎっているというから,これからもいろいろ話題を提供してくれそうだ。

 北海道で「生キャラメル」というものがブームになっているというのは,世事に疎い私でも知っていた。なんでもブームの元になった某ブランドの製品は行列しても手に入らないとか。春に北海道に行ったときにも土産物屋に,様々なメーカーの生キャラメルが並んでいた。まあ知らない製品を買っても仕方がないしと手を出さなかったが。
 で,だいぶ前に近所のセブンイレブンの棚にこの生キャラメルが並んでいた。コンビニなら有名メーカー製ではないだろうが,そう変な商品も売らないだろうと,1つ買って置いた。で,冷蔵庫でそのまま忘れていたのだが,今日思い出して食べてみた。商品名は「北海道空知生キャラメル」。滝川市の「クレストジャパン」という会社が作っている。

   写真:北海道空知生キャラメル 写真:北海道空知生キャラメル

 パッケージは上品。あけてみると,一つ一つ紙で包まれて入っている。1つ手にとって見ると,指での感触はちょっと固そう。が,口に入れてみた途端,とろける。うーん,なるほど評判になるのが分かる。結構いけるじゃん。甘さも上品で嫌な後味もない。お勧め。

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2009/05/30(土)

[ Gourmet ]

角の☆印弁当

 まあ今の中国にとっては,はた迷惑な事態だろうが。
    レコードチャイナ:
<北朝鮮>緊迫化する半島情勢、中国は再び志願兵軍を派遣するのか?―中国紙 
 きな臭くなんて来た朝鮮半島情勢に関して,再びの朝鮮戦争に中国軍が参戦するかどうか,中国で議論になっているようだ。
 確かに朝鮮戦争は未だに「終戦」していない。単に双方の軍が「休戦」しているだけの状態が何十年も続いている。この休戦協定を締結したのは,朝鮮軍・中国軍・連合軍の3者(韓国は蚊帳の外)。中国は明確な当事者だ。もし休戦協定が破られることになれば,中国軍は自動的に参戦するのか。今の中国に米軍を相手にする度胸も実力もないだろう。しかし,米軍の支配下にある統一朝鮮と国境を接するという事態を中国が受け入れるとも考えづらい。結局は参戦せざるを得ないか。

 毎日放送とセブンイレブンのコラボ企画「ちちんぷいぷい角の☆印弁当」695円(セブンイレブン),近畿地区限定・期間限定発売。水曜日に発売のニュースを聞いて以来,セブンイレブンをのぞいていたのだが,いつも売り切れ。で,やっと入手した。
 毎日放送の情報番組「ちちんぷいぷい」のメイン・パーソナリティ(元毎日放送アナウンサー)角淳一氏監修,というか,角さんが食べたいものをわがままに要望した弁当。企画を立てたのが冬だったもので,「すき焼き」がメインになってしまって,弁当業界の常識を破り「夏は焼肉」を覆してしまったが,角さんはあくまで「夏にすきやき!おいしいやん!!」とのたまう。700円弱と強気の価格設定だが,角さんのネームバリューで充分に売れるだろう。地方の人には何のことだか分からないだろうが,角淳一氏は近畿圏ではそれだけの人気を誇っているオジイチャンなのだ。

   写真:角の☆印弁当 写真:角の☆印弁当

 とりあえずレンジでチンして,パッケージを開ける。結構豪華。地産地消で,地元産品を多用しているそうだ。
    ・塩飯おむすび&梅おむすび
    ・黒毛和牛のすきやき
    ・鶏とキャベツのはさみカツ
    ・胡麻衣の海老フライ&青海苔衣のじゃがいもフライ
    ・大根・筍煮
    ・わさび海苔佃煮
 まずは衣に工夫があるという海老フライからいく。角さんが「コンビニのフライは衣ばかりだ」と苦情を言ったので,極力,衣を薄くしてあるそうだ。かじるとすぐに海老が現われる。これが旨い。これだけでコンビニ弁当の常識をくつがえしたんじゃないか。それぞれのオカズも適度な味付け。
 で,いよいよすき焼きにかかる。割り下ではなく,あっさりと醤油で味付けしてある。「夏にすき焼き」ということで,大根おろしが添えられている。この肉が結構いける。「半分脂身」なんていうホカ弁のすき焼きとは格が違う。さすが黒毛和牛。で,おむすびが進む。食べると肉の下から,うどんが現われる。
 ところでおむすびの左上に添えられている「わさび海苔佃煮」。これが絶品。いや旨い。わさびの刺激がいいアクセントになっている。これだけ瓶詰めで別に売って欲しい。
 で,最後に残しておいた,すき焼きの味の染みたうどんをいただいて満足。一見量が多そうに見えるが,味付けがあっさりとしているので胃にもたれない。741kcalに納得。2週間の期間限定のようだが,もう2・3度は試してみたい。

   写真:天然はまちの刺身@竹宗

 晩酌のアテは天然はまちの刺身。ブリは出世魚で成長とともに名前が変わる。関西では「ハマチ」は「ブリ」の幼魚のこと。養殖ブリのことを全て「ハマチ」と呼ぶ地方もあるようだが,ここでは違う。天然物だけに,コリコリとした身が,いい食感を出している。ただ養殖物になれた舌には,もうすこし脂身が欲しかった。

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2009/05/29(金)

[ News ]

親の顔が見たい

 「蛙の子は蛙」というが,要するに親の生活態度が,そのまま子供に出ているだけだろう。
    朝日新聞:
本読む親の子優秀 下位はワイドショー ベネッセ調査 
 記事によると「成績上位の子どもの保護者は本をよく読む」「下位の子の親が好むのはテレビのワイドショー」だそうだ。しかしこの程度のこと,わざわざ「お茶の水女子大とベネッセ教育研究開発センターが共同で調査」することか? たしかに「親はなくとも子は育つ」ともいう。だらしない親の子供がしっかりすることもあるだろう。親は賢明に生きているのに,子供はどうしようもないこともあるだろう。がしかし,統計的処理をしてしまえば,やはり,出来の悪い親の子供は出来が悪い。当たり前のことではないか。子供の教育うんぬんを言う前に,まず「大人を躾けしなおさなければ」,この日本はどうしようもない。

 一方こちらは,国ごと,民族ごと,躾けしなおしてあげなければいけないなぁ。
    朝日新聞: 盧武鉉前大統領国民葬、3千人が別れ惜しむ ソウル 
 田中角栄は政治資金5億円で蟄居させられた。こちらは懐に入れた金が6億円だそうだ。ただし盧武鉉の「親族」が集った金の話だが。しかし韓国では,汚職の規模は,先代までは2桁違っていたそうだ。盧武鉉など「小遣い稼ぎ」気分だったのか。
 が,悪行に耐えかねて「自殺」した途端,「国民的英雄」だよ,盧武鉉は。現政権も反政府派の暴発が怖くて見てみぬふり。本人が死んだ途端,「親族」への訴追を止めるって筋が違うんじゃないか? まあ,所詮は「朝鮮品質」。こういう国とは永遠に関わりたくはない。
 でも「前大統領」の「国民葬」に,わずか3千人しか集まらなかったって,みっともないなぁ。

   写真:アサリの醤油焼@竹宗

 いつものように晩酌に出かける。今日のお勧めは「あさり」だというので,醤油焼きでいただく。そろそろアサリの旬も終わりだそうだ。

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2009/05/28(木)

[ News ]

北朝鮮の飢餓

 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の食糧難は危機的状況だそうだ。
    時事通信:
北の食料難、「危機的」に=90年代後半以降で最悪−アムネスティ 
 記事によれば,北朝鮮国内は「過去10年間で見られなかった規模の飢餓に見舞われ,何百万人もが苦境に陥っている。大半は雑穀などで胃を満たすことを余儀なくされ,野草で食いつないでいる人も多い」という悲惨な状況に陥っているようだ。いやぁ,核やミサイルといったオモチャで遊んでいる場合じゃないだろう。それでいて他国からの援助は「敵からは受け取れない」と断ったりしている。今のところ軍人だけは食っているようだが,末端の兵士が飢え出せばもはや統制もとれなるなるだろう。北朝鮮崩壊は,韓国や中国にとっては悪夢のシナリオ。巨大な「不良債権」を抱えて韓国経済は崩壊するだろうし,中国には飢えた武装難民が押し寄せる。それを避けたいが為に,いざとなれば周辺国からの援助があるさ,となめきっているのか。
 日本にとっては,北朝鮮崩壊は所詮は他人事だが,小船に乗った武装難民が日本海側の海岸に押し寄せてくる危険はある。海上で拿捕して朝鮮半島に押し戻すだけの準備はしておかなければなるまい。当然相手は軍事用の武器を持ってやって来るわけだから,ここは自衛隊の出番だろう。海上には海自と空自,海岸線には陸自の配置が必要となる。

 日本ではひとまず沈静化した(?)豚インフルエンザだが,南半球はこれから冬に向かう。
    毎日新聞: チリ:インフル感染者の9割「新型」…「季節性」流行期に 
 「インフルエンザは新型が現れると,従来の型に取って代わってきた」という。冬に向かう南半球のチリでは,従来の季節性インフルエンザに変わって,豚インフルエンザが流行り出しているという。ひとまず沈静化した日本だが,過去の新型インフルエンザの流行は,冬ごとに第2波,第3波と繰り返され,その度に重症化していったそうだ。この冬の日本は決して安心できる状況ではない。今回の経験を踏まえて充分な準備を備えておく必要があるようだ。個人に出来ることと言えば,2週間分の食料の確保ぐらいか。

 とりあえずタミル人難民の保護が最優先だろう。
    朝日新聞: スリランカ支援決議採択、欧州修正失敗 国連人権理事会 
 その残虐さから,同胞のタミル人からも見放されて自滅していった「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」だが,これからの復興はスリランカ政府の双肩にかかっている。国際的な支援の枠組みが必要だろう。有色人種の内戦など所詮は他人事の白人たちは,「きれいごと」を言っているようだが,黙殺するに限る。「きれいごと」をいうなら,「残虐な米軍」を,その戦争犯罪をこそ最初に指弾すべきではないか。典型的な「ダブル・スタンダード」だ。

   写真:エビミックスフライ定食

 昼食は近所の喫茶店で日替わり定食600円。今日は好物のエビミックスフライだった。海老の入ったミンチカツで,フライにしてはあっさりと,かつ揚げ物の旨みも充分にあって,白ご飯のオカズに最適。でも,今日の白ご飯は,炊き方がちょっともうひとつだった。

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2009/05/27(水)

[ News ]

JR乗り放題パス

 民営化とは所詮金儲け。ここは「政治」の出番だろう。
    朝日新聞:
JR西「乗り放題」三セクは別、「聞いてない」不満の声 
 「1000円高速」に対抗してJRが格安切符「西日本パス」を発売したと言う。ところが,現在のJRは地方路線切り捨ての方針で,一部の主要路線すら第三セクターになっている。特急などの列車自体は,JR線・三セク線を区別せずに走っているのだが,この「西日本パス」は,三セク線の部分については乗り放題が適用されず,別料金になるという。なんとも中途半端な事態だ。三セク線も含めてきちんと事前調整できなかったのか。
 それにしても,道路はふんだんに税金を投入して建設される。一方の鉄道はどうだ。線路を引くのも全て鉄道の自腹だ。税金で作られた道路を走る自動車と,原則「独立採算」の鉄道が競争をして,鉄道に勝ち目など始めからあるはずもない。
 同じ乗客・荷物を運ぶのに,鉄道は自動車の8分の1から20分の1のCO2しか排出しないと言う。これからの世界にどちらが必要とされているか,はっきりしているではないか。高速を1000円にする税金があるのならば,鉄道にこそ補助金をつぎ込むべきだ。景気対策というなら,税金で鉄道料金を値下げすべきだ。そうして自動車から鉄道に旅客や貨物を誘導する。日本には将来を見据えた思考の出来る政治家は皆無なのか。

 遂にロシアも北朝鮮を見捨てるのか。
    ロイター: ロシアが核戦争に備え予防的警戒措置、北朝鮮の核実験受け 
 冷戦時,中ソ対立の狭間で,中共とソ連とを天秤にかけて援助を引き出して来た北朝鮮。が,現在では世界の構造が変わってしまっている。それでも中国とロシアは,アメリカへの対抗上,北朝鮮に肩入れしてきた。しかし,ロシアとしては本心では,北朝鮮の核武装を許すわけがないだろう。北朝鮮の2度目の核実験を受けて,ロシアは,そして中国はどう反応するのか。それでもアメリカ憎しで北朝鮮への肩入れを続けるのか。

 まだまだ若いのになぁ。
    朝日新聞: 評論家の中島梓さん死去 作家「栗本薫」でも活躍 
 作家の栗本薫さん,評論家としては中島梓さん,本名・今岡純代さんが56歳で亡くなったそうだ。作家ならばまだまだ活躍できる年代。これから円熟を増す年齢ではないか。惜しい。
 実は江戸川乱歩賞受賞作の「ぼくらの時代」しか覚えていない。他にも何作かは読んでいるはずなのだが,今となっては思い出せない。しかしそれでも延々と続く「グイン・サーガ」の作家としてずっと記憶には残っている。最近,近い年代の方の訃報に接することが増えてきた。私もそういう歳に成って来たということか。合掌。

   写真:鰹のたたき@竹宗

 晩酌のアテは鰹のたたき。昨日,刺身が旨かったので,続けての鰹となる。この季節になってやっと脂が乗って旨くなってきた。世間では「初ガツオ」を有難がるが,あんなモノのどこが良いのか分からない。「初物喰い」はあれだね,ブランドを有難がるのと同じ心根。自分の舌で判断することの出来ない唐変木のトンチキチンの愚行だ。旬のモノは旬に食う。これが四季に恵まれた日本の粋じゃないのか。

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2009/05/26(火)

[ Gourmet ]

鰹の刺身

 記事では,娘さんたちがカメラに笑顔を見せているが。
    レコードチャイナ:
<国際結婚>中国やタイより結婚相手には日本人が人気―ミャンマー 
 ミャンマーシャン族って,ひょっとしてビルマの少数民族か。記事によると,なかなか学校も満足いけない地域らしい。貧困から抜け出すために,これまでは中国人やタイ人と結婚する女性が多かったが,最近,日本人との結婚を仲介する業者が現れたと言う。こういう記事を見ると怖くなるね,日本人はどこまで傲慢なんだと。いつか手酷いしっぺがえしを食らわなければよいが。まあそれで幸せになる人が1人でも増えれば良いのだが。

   写真:秋刀魚+豆ご飯

 昼食は近所の喫茶店で日替わり定食600円。今日は秋刀魚の焼いたのに豆ご飯だった。豆ご飯に使う豆は地域によって違うらしいが,大阪では「うすいえんどう」。久しぶりの豆ご飯が珍しかった。そういえばサラ・イイネス(現在はサラ・イネス)に「大阪豆ゴハン」というマンガがあったな。

   写真:鰹の刺身@竹宗

 晩酌のアテは石巻産の鰹の刺身。初ガツオはあんまり好きではないのだが,やっと鰹も脂が乗って来たのか,今日のはまったりとして,やたらと旨い。戻りガツオの季節が楽しみだ。
 飲んで帰って来て,ちょっと横になったらそのまま本格的に寝入ってしまった。気が付くともう朝だ。

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2009/05/25(月)

[ Misc ]

ラーメンの食べ方

 「郷に入れば,郷に従え」だそうだ。
    レコードチャイナ:
<在日中国人のブログ>中国人から見た日本人のラーメンの食べ方 
 日本を訪れる外国人観光客が寿司を食べるのは定番だが,実はラーメンも人気だと言う。
 で,来日した中国人が驚くのが,日本人がラーメンを食べるときに,音を立てながらすすること。中国では「汁物を食べる時は音を立ててはいけない」のだそうだ。しかし日本に住んでいると,この「ラーメンを音を立ててすする」というのが,実は合理的だと気付く。音を立ててすすることにより,麺の温度が下がって食べやすくなるのだと言う。
 で,この23歳の中国人女性は,「郷に入れば,郷に従え」で,日本では,ラーメンを音を立ててすすることにしたそうだ。

 2000年に映画化された企画協力:押井守のアニメ「BLOOD THE LAST VAMPIRE」。名作だった。DVDは保存版とし,何回も見直している。セーラー服に身を包み,日本刀を操る「小夜(さや)」という名の少女と,怪物との戦いを描いている。舞台は1966年の日本。ベトナム戦争最中の米軍横田基地のアメリカンスクールに小夜が潜入するところから始まる。ラスト近くの滑走路でのシーンが秀逸。
 この作品は,メディアミックスでプレステ版や小説版も出ているが,毎日放送が2005年に連続テレビアニメ「BLOOD+」としてリメイクしている。これはリアルタイムでは見ていないが,後にケーブルテレビで放映されたときに録画してみた。舞台が沖縄に変わると言うことで,オリジナルの独特の雰囲気が失われているのではないかと心配した。確かに「BLOOD+」は,オリジナルとは,内容のみならず空気感もまったくの別物だったが,これはこれで別の作品として楽しめた。
 で,その「BLOOD THE LAST VAMPIRE」が,今度は実写映画としてリメイクされるという。
    映画『ラスト・ブラッド』公式サイト(注意:音が出ます)
 邦題「ラスト・ブラッド」は,香港・フランス合作の英語版の実写映画らしい。5月29日(金)公開だそうだ。で主演の「小夜」役がなんと「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」の全智賢だというではないか。
    毎日新聞: チョン・ジヒョン:セーラー服姿に「恥ずかしいけどうれしい」 映画「ラスト・ブラッド」 
 ちょっと驚いた。27歳の全智賢に16歳の小夜役はだいぶキツイんじゃないかなぁ。役柄通りセーラー服に日本刀で暴れまくるらしい。でもまあ実は「猟奇」も「僕カノ」もDVDは保存版にしている全智賢ファン。この映画,相当期待している。

   写真:うな重

 昼食は近所の喫茶店で日替わり定食600円。今日は「うな重」だった。実は昨日の晩酌のアテも鰻の蒲焼だったんだよね。まあ,鰻は好物だからいいけど。

   写真:にんにくラーメン

 昨日,飲み過ぎて朝から胃の調子が悪い。昼もガッツリ食べたしなぁ,と夕食はラーメンで軽く済ませる。地下鉄我孫子(あびこ)駅前のにんにくラーメン「麺匠はなみち」。我孫子のラーメン店では,ここのが一番性に合っている。で,いつもの「特上しょうゆ」680円。無料のニンニクは普通で。カウンターに備え付けのニラの辛子味噌をたっぷり投入。スープは豚骨醤油,あっさり目。麺は中太の縮れ麺。チャーシューはとろとろだが脂身がちょっと多い。もちろん音を立てて麺をすする。いつもカップ麺ばかりなので,たまに専門店で食べると旨いなぁ。この店,トッピングやサイドメニューも豊富で,餃子やライスやチャーハンやらのセットメニューもあるのだが,好物の味付煮卵の設定のないのが唯一の欠点。

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2009/05/24(日)

[ News ]

偽善の日々

 謹んでお悔やみ申し上げます。
    産経新聞:
【盧前大統領死亡】落ちた偶像 屈辱の日々 偽善に耐えられず? 
 しかし,やったであろう犯罪をうやむやにすることはできない。彼はずいぶんと韓国国民を欺いていたようだ。記事によると「検察が『包括的ワイロ』としている業者からの外貨600万ドル(約5億6900万円)は象徴的だ。この外貨の一部は米国在住の息子や娘に送られ,豪華マンション購入などに使われたとの疑いが出ている」という。そして「在任中,『アメリカが何だ!』といわんばかりに反米的な言動で話題になった盧氏が,自分の子供はちゃっかり米国に留学させ,しかも米国で豪邸まで買ってやっていた」と追い討ちをかける。これはひどいなぁ。あきれ返る。日本の大物政治家の収賄は,たいてい「政治資金」として子分に分配するためのものだが,韓国では自分や親族の懐に入れるためのもののようだ。この後進性はどうしようもないものか。日本はこんな政治家の率いる国を相手にし続けなければならないのだ。現「大統領」の李明博も五十歩百歩だろう。まともに相手にする必要はない。
 しかしそれにしても産経新聞の記事の見出しは「死亡」。「自殺」とは書かないんだね。彼に生きていられては困る人々がいたのか。

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2009/05/23(土)

[ News ]

おぞましい

 相変わらず「おぞましい国」だなぁ,韓国は。
    讀賣新聞:
韓国警察、盧氏は自殺と見解…疑惑捜査は事実上終結へ 
    讀賣新聞: 盧氏の自殺「疑惑批判に耐えきれなかった」との見方も 
 まともに余生を全うした「大統領」っているのか,韓国に? 自殺したと言うことは,在任中の汚職を認めたっていうことでしょ。韓国の「大統領」というのは,私利私欲で政治をするものらしい。これも朝鮮人の民族性の発露だろう。しかし,これで納得,あの国のスットンキョーな主張や行動が。支持率が下がれば,相変わらずの「反日カード」を切る。まともな民主主義は朝鮮人には似合わないらしい。

 久しぶりに東心斎橋,鰻谷の本格中華「香港海鮮飲茶樓」(ぐるなび)へ出かける。

   写真:前菜@香港海鮮飲茶樓 写真:空心菜の炒め@香港海鮮飲茶樓

 上の写真左,前菜2品。「ピータン」と「くらげ」。で,生ビール→紹興酒といつものコース。最近野菜を取っていないので,緑黄色野菜の「空心菜の炒め」(上の写真右)。ちょっと塩味が強い。白ご飯のオカズにはちょうどいいぐらいか。

   写真:回鍋肉@香港海鮮飲茶樓 写真:水餃子@香港海鮮飲茶樓

 上の写真左,「回鍋肉」。これは旨いなぁ。辛口だが,それがまたよくあっている。上の写真右は,水餃子。これも絶品。

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2009/05/22(金)

[ News ]

すでに蔓延?

 テレビでやっていたネタですが。

 豚インフルエンザと季節性インフルエンザ。どちらも病院の検査では「A型」としかでない。症状もほぼ同じもの。薬もタミフルやリレンザが効くので,普通の街のお医者では区別が付かないそうだ。
 で,この春のインフルエンザ蔓延状況。例年なら5月にはA型の流行は収束していくそうだ。ところが今年は,ゴールデンウィーク明けから,またA型の発症が増えているという。これは,神戸も大阪も東京も同じ傾向だという。で,普通の開業医なら,海外渡航歴がなければ,「A型ですね。薬出しておきます」で,済ませる。ところが,神戸のお医者さんは,「ちょっと待てよ」と,精密検査に出した。これが豚インフルエンザの国内発生第1号の発覚事情だという。このお医者さんが疑わなければ,そのままA型インフルエンザで処理されていたそうだ。大阪の発症例も同じ事情。精密検査にまわして初めて分かった。
 実はこの5月にA型インフルエンザは例年になく蔓延している。これは神戸も大阪も東京も同じだ。というより,この季節になってのインフルエンザによる学級閉鎖件数は東京が,神戸・大阪よりはるかに多い。これらのA型インフルエンザは,季節性インフルエンザとして処理されているが,実は豚インフルエンザではないのか? 海外渡航歴がないため見逃されているだけで,神戸・大阪のみならず,それ以上に東京ですでに蔓延しているのではないか。豚インフルエンザの流行は,ゴールデンウィーク明けに,すでに全国で始まっていたのではないかという話だ。今見つかっている豚インフルエンザは氷山の一角で,すべてのA型インフルエンザ患者を精密検査すれば,ぞろぞろと出て来る可能性がある。

 例の「洗足学園」豚インフルエンザ感染の件。ひどい誹謗中傷の嵐だそうだ。どうやら「アメリカに行って,模擬国連に出て来た」というのが,DQNの妬みを刺激しているらしい。中には,「インフルエンザ・ウイルスは熱に弱いと言うから,学校に火をつけてやろうか」という脅迫まであるという。なんともはや,マスコミの煽り,ここに極まれり,だね。この件は海外帰りということで発覚したが,実際にはその前からすでに東京では豚インフルエンザが蔓延している,とも考えられる。
 この「洗足学園」の生徒さん達。マスクと消毒薬を持って行って,向こうでは,ずっとマスクをかけていたそうだ。マスクは,既に罹った人が,人にうつさないためにするもの。予防にはどうやら大した効果はないようだ。

 専門家の意見が分かれると,素人としては,どう判断していいのか分からなくなる。
    毎日新聞:
特集ワイド:新型インフル 過剰反応…いや、当然? 
 ここ最近,「豚インフルエンザは季節性インフルエンザと変わらないから心配しなくていい」という方向への報道が急に増えている。一方でこの意見は「金」と「健康」を天秤にかけて,「金」の方を重視した,為にする誘導だという反論もある。たしかに,医療現場では精密検査をしない限り,季節性インフルエンザと豚インフルエンザを症状では区別できない。しかし季節性インフルエンザ自体,老人を中心に毎年1万人が死亡すると言われる。まして豚インフルエンザは若者を中心に感染を広げている。老人が1万人死んでも気にしない日本社会だが,若者が数百人死ねば大騒ぎになるだろうと言われれば,そんな気もする。うーむ。どう考えればよいのか。

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2009/05/21(木)

[ News ]

マスコミ災害

 豚インフルエンザをめぐるこの間の状況は,はっきり言って政府とマスコミによる「人災」だよなぁ。
    ダイヤモンド:
新型インフルエンザ騒動で冷静さを欠く日本人とメディアの異常 
 夕食を食べに街へ出てみる。時々マスクをした人を見かけるが,花粉症の頃と同程度。感じ2・30人に1人ぐらいか。確かに商店のスタッフは揃いのマスクを付けている姿を見かけるが,街中マスク姿だらけというわけではない。マスクを付けている人も会社の指示で付けている人が多いのかもしれない。テレビを見ていると,大阪の街頭でマスクを付けた人々ばかりを選んでインタビューをしているが,その後ろを次々とマスクをしていない人ばかりが通り過ぎる。
 こんな記事まである。
    朝日新聞: 繁華街、人通りが消えた 神戸「こんなの震災以来…」 
 神戸の状況は知らないが,この記事を見ると大変なことになっているように見える。でもこの記事の写真。本来人通りの少ない時間帯に,それも人通りの途切れるのをじっと待って写したんじゃないの? ごくろうさまな事だ。朝日は危機を煽ってどんな得があるのか。自分でニュースを作ってどうする。大騒ぎしないと新聞が売れないのか。今日,夕食を食べに行った店も,普段より客が多いぐらいだった。スタッフを含め,誰もマスクを付けていなかった。マスコミの嘘を普通の生活者は肌で感じているのだろう。
 そもそも政府の対応がおかしい。どうやら強毒性の鳥インフルエンザのために立てた充分に練られていない対応を,機械的に当てはめてしまったようだ。府県単位で学校を1週間休校にした対応も疑問だ。今回の豚インフルエンザが弱毒性だということは,日本に入ってくる前に分かっていたはずだ。季節性インフルエンザに対するのと同程度の対応で充分だったはずだ。政府の余りにも硬直した対応とそれを煽ったマスコミが,この混乱の原因ではないか。猛省すべし。特に厚労相の舛添要一。最初から胡散臭い奴だとは思っていたが,これほどの役立たずだとは気が付かなかった。

 過去の流行でもそういう傾向があったそうだ。
    讀賣新聞: 新型インフル、1957年以前に生まれた人は免疫あり? 
    毎日新聞: 新型インフル:高校生になぜ? 57年以前生まれに免疫か 
 季節性インフルエンザに比べて,新型インフルエンザが怖いのは,人類が新しいウイルスに対して免疫を持っていないから。そのため急速に蔓延する。特に重篤化しやすい老人に免疫があるとしたら,これは不幸中の幸いだろう。
 日本では感染者の75%が高校生だと言う。海外でも10代を中心に感染が広がっている。「はしか」を例に取れば,幼児の間に罹れば軽く済むが,成人してから罹ると重症化する病気もある。年代によって影響に差があるというのは充分に考えられるそうだ。「若い人は免疫が活発に働くとの学説がある。大人は発症に至らなくても、若い人は免疫の過剰反応で、目に見える症状が出たのかもしれない」との推測が出ている。

   写真:焼きそば定食

 昼食は近所の喫茶店で日替わり定食600円。今日は焼きそば定食だった。こういうダブル炭水化物は好物だし,木曜日は個人的「粉もんの日」。がっつり食べる。
 で,夕食は軽く済まそうと考えながら,お好み焼き屋に行ったのだが,注文する段になると結局いつもの「豚モダン」を頼んでしまった。今日は一日炭水化物だらけでちょっと食べ過ぎてしまった。

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2009/05/20(水)

[ News ]

たむろ防止装置

 なんか「害虫駆除」のような印象。
    毎日新聞:
たむろ防止装置:騒ぐ若者に不快高周波 自治体初、東京・足立区が公園に設置へ 
 深夜の公園で騒いだり物を壊したりする若者を駆除しようと,「若者にしか聞こえない周波数の高い音を発する装置」が開発されたそうだ。深夜の公園で騒いで近所の迷惑になったり,公園の施設を壊して損害を与える若者を駆除するために,東京都足立区が実験的に導入を決めた。名付けて「若者たむろ防止装置モスキート」。1台約20万円。
 記事によると「人は加齢とともに高い周波数の音が聞こえにくくなり,17キロヘルツ以上は10代〜20代前半の若者にだけよく聞こえる」という。この高い周波数で不快な金属音を発すると,若者は早ければ2・3分でいたたまれなくなり逃げ出すそうだ。既にコンビニなどを中心に二十数台の売り上げの実績のある装置だそうだ。この高い周波数の音は大人には聞こえず影響を与えない。
 いや面白い装置だね。うちの近所のコンビニでも,たまに若者が店の周りにたむろしていることがあり,客に不快感を与えたり,ゴミを路上にまき散らかすので,その度に警官を呼んで蹴散らしているようだ。この装置を店の入り口の上にでも備え付けておけば,いちいち警察を呼ぶ手間が省ける。しかしまともな若者の来店客には「変な音のするコンビニ」と敬遠される危険もあるなぁ。
 それにしても,コンビニなど監視の行き届いたところに設置するのはよいが,深夜の無人の公園などに設置すると,すぐに壊されたりしないものだろうか。
 この装置。英国製だそうだが,開発者は,あの「イグノーベル賞」を受賞したと言う。

 世界に配信された日本の高校生。
    gooニュース: インフルきっかけで日本人高校生の行状が世界配信され――JAPANなニュース 
 豚インフルエンザで自宅待機になった高校生たちが,カラオケに繰り出す姿が報道された。密閉されて大声を出し,つばきが飛び交うカラオケ・ボックスは,インフルエンザ・ウイルスにとって,格好の感染場所ではないか。いやしかし,自分たちの若い頃を思い出せば,高校生の行動に苦笑するしかない,という角度で世界へ配信されたようだ。まあ,報道されているカラオケに興ずる高校生と言うのは,実際にはごく一部で,大部分の高校生たちは,中間テストの準備のために自宅へ帰ったのだろうが,目立つんだよね,こういう一部のバカが。カラオケ・ボックスによっては,こういう高校生の入店を拒否する店もあったという。それがまあ大人の対応だろう。

 久しぶりに寿司が食べたくなって,地下鉄我孫子駅1番出口から,あびこ筋の歩道を北に4分ほど歩いたところにある,お気に入りの寿司屋「寿し兆」(地図)へ出かける。豚インフルエンザの影響で,道を歩く人も減っているとて,私が一番目の客。
 カウンターへ座って,とりあえず冷酒をいただく。豚インフルエンザのためにか,お持ち帰りの寿司は良く出るが,店の客は減っているとのぼやきを聞きながら一杯。

   写真:トロ+うに@寿し兆 写真:バッテラ@寿し兆

 まずは,2番目の好物の「うに」と,3番目の好物の「とろ」を握りで(上の写真左)。寿司を食べるときには,この2つははずせない。今日のウニはちょっと明礬の味が目立った。トロはいつものようにとろける。
 次に,ホワイトボードにあった「天然あじ」と1番目の好物「玉子」を握りで。このアジが旨い。嫌な臭みなどまったくなくいいアジだった。玉子はいつものように絶品。これが好きなんだよなぁ。
 で,最後は「ばってら」(上の写真右)。熟成された松前寿司は好物だが,バッテラも手軽に鯖が食べれるのがいい。
 で,満腹に。〆にサービスのバニラ・アイスクリームを頂き,お土産に店長手作りのコーヒーゼリーを頂く。細かい勘定は忘れてしまったが,これで3千数百円。

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2009/05/19(火)

[ News ]

高校生が感染源

 いやまぁ,普通の行動なんだが。
    時事通信:
繁華街、目立つ中高生=「自宅待機」徹底されず−一斉休校の生徒ら・大阪、兵庫 
 一斉休校となった阪神圏。神戸・大阪の繁華街で中学生・高校生の遊ぶ姿が目立つと言う。数十年前の自分の高校時代を思い出しても,まあ仕方がないかなぁ,と思う。それに昔と違って,管理教育の締め付けの厳しい昨今,「休校」はただの休校ではない。この1週間の休校の分だけ,一週間の夏休みが削られるのだ。その分を遊んで何が悪いとの理屈にも一理ある。
 しかしまあ,この時期は確か中間テスト直前ではないのか。上を目指している高校生たちは,これ幸いと勉強に励んでいることだろう。街に繰り出しているのは,「最初からあきらめている」学生たち。勉学による未来に希望を持たされていない層ではないのか。多分,子供たちは,既にこの年代にして2分化されている。私利私欲にまみれた,自分のことしか考えていない,自民党と財界は,そういう社会を作ってきたのだ。そして日々の生活に追われる「有権者」は,民主主義の名の下にそういう政府を支持してきた。自業自得だろう。
 同じ言葉は,この子供たちからも発せられる。「遊んでいて,感染したら自業自得」と。しかし,感染したあなたは自業自得かもしれないが,更に他人に感染させれば,それは「自業自得」では済まない。

 スリランカ内戦も遂に決着。しかし「終わり」は,次の「始まり」。
    朝日新聞: スリランカ政府軍がLTTE指導者殺害、内戦終結 
    朝日新聞: スリランカ大統領が勝利宣言 LTTE議長の遺体を放映 
    毎日新聞: スリランカ内戦:政府が正式勝利宣言 民族間の和解求める 
 スリランカ政府の発表には,なにやらまだ曖昧な部分があるようだし,相当強引な手段もとったようだが,とりあえずは,テロ組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」を壊滅に持ち込んだようだ。
 しかし,これからが本当の力を試される時だろう。仏教徒を主とする多数派シンハラ人と,ヒンズー教徒を主とする少数派タミル人の真の和解の道は,これからが本番。国内のタミル人地区には,LTTEが敷設した無数の地雷や不発弾が埋まっている。タミル人地区の復興を抜きにして,民族和解はないだろう。スリランカ政府が,セレモニーだけではない,真の民族和解の道を歩むことを望む。

 なんか電波(デムパ)系な話題だが。
    WIRED VISION: 米軍、「テレパシー」研究を本格化 
 米軍やソ連軍は,真剣にいわゆる「超能力」を研究していたそうだ。東西冷戦のあの時代。敵が新技術を開発すれば致命的だ。可能性のあるものは,なんでも研究していた。
 で,このニュース。SF小説的ないわゆる「テレパシー」とはちょっと違うようだ。脳の思考を電子回路によって読み取り,発声することなく他者に意思を伝える技術の研究のようだ。それならば,まあ,胡散臭さもなくなる。確かに可能性は充分に考えられる。もっともその伝達に「電波」(「毒電波」ではない普通の「電波」)を使えば,大声を出すのと同じ程度に,敵に察知される危険があるのが難点だが。
 しかしこの研究を行なっている機関。国防高等研究計画庁(DARPA)だという。「DARPA」と言えば,今日ここまで普及した「インターネット」の生みの親。けっこう実現可能性があったりして。

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2009/05/18(月)

[ News ]

高校生に感染

 大阪市内在住なので,豚インフルエンザ騒動の渦中にいるはずなんだが,今日は土曜日に休日出勤した分の代休を取って,一日寝ていたので新聞とテレビだけが情報源。それでもコンビニに出かけると,店員が全員マスクを着用しているので,なるほど「危機」なのだと分かる。客の方のマスク着用率は,ごく少なくちらほらといった程度。花粉症の時期の方が多かった。で,こんなニュース。
    gooニュース:
感染者のほとんどが高校生という偏りの意味は――ニュースな英語 
 神戸の感染のニュースは高校生から始まったが,アメリカなどでも高校生などの若年者に患者が集中しているそうだ。この偏りは,なんだか不気味だなぁ。確かに学生は集団生活をしているので,誰か1人が感染すれば,すぐに広がるだろう。しかしその家族への感染はあまり多くない。で,今回の豚インフルエンザ・ウイルス。人と鳥と豚のウイルスが,豚の体内で融合した可能性が指摘されている。その内,人由来のウイルスに対して,大人は免疫を持っているのではないかという。つまり以前に流行して,大人は免疫を持っているインフルエンザ・ウイルスが,今回の豚インフルエンザには組み込まれているのではないかと言うことだ。そういう可能性も考えられると言う話だそうだ。

 さすがの「中国」でも,これは無理だったようだ。
    レコードチャイナ: そそりたつ巨大Tバック!「性」のテーマパーク、低俗すぎると話題騒然―重慶市 
    レコードチャイナ: <続報>「性」のテーマパーク、低俗批判で取り壊しが決定―重慶市 
 中国奥地,重慶市で,ある企業が金儲けのために「欧米風の街並みを再現した繁華街」を開発,「洋人街」と名付けているそうだ。再現したといっても原色のペンキを塗りたくった,あいかわらずの「中国品質」らしい。そこに出現した「性」のテーマパーク「性公園」。Tバッグの下着だけの女性の巨大な下半身が広告塔として聳え立っていたらしい。「いた」と過去形で書いたのは,この「性公園」の建設が報道されるやいなや中国国内で非難轟々。遂にはたぶん党指導部のご指導があったのだろう,ただちに撤去・取り壊しの憂き目にあったという。どういうものかは,上記リンクに在りし日の姿と取り壊しの写真が載っているのでご覧下さい。

 この手のニュース,多いなぁ。
    朝日新聞: 韓国で売春あっせん業者逮捕 57人を川崎に送った容疑 
 売春婦輸出は,韓国の主要産業だそうだ。主にアメリカ向けだそうだが,日本にも輸出されている。韓国経済崩壊の影響で,円高ウォン安が続いているので,日本への輸出のメリットも増大しているのか。
 それにしても売春と強姦は韓国の2大国技。一方の強姦は,人口比で日本の10倍だと言う。さらに韓国には儒教の影響で,強姦の加害者よりも被害者がより非難される社会的風潮だと言う。そのため被害者が泣き寝入りを余儀なくされている。ある韓国の女性団体の調査では,被害者の98%が,警察に相談していないそうだ。つまり実際の強姦事件の件数は,日本の10倍ある発覚した件数の更に50倍に上る。
 おぞましい国だなぁ,韓国は。

 近所に「ショップ99」という24時間安売りミニスーパーがあったのだが,どうせ中国製の安かろう悪かろうの危険な食品しか売っていないんだろうと,入ったことはなかった。そこが今日前を通ってみると「ローソンショップ100」に衣替えしていた。で,さっそく覗いて見る。うーん,こんなものまでもという商品が100円(税込み105円)均一で売られている。ナショナルブランドの良く見る商品も100円になっている。さすがに酒類は100円とは行かないが,袋菓子などは専用の小袋で100円。日用品も多く,パンツやシャツが100円なのには驚いた。私がコンビニでよく買う,サンドイッチやおにぎりも100円。でもこれは通常のコンビニの商品とは違う専用の物のようで,触手は動かず。

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2009/05/17(日)

[ News ]

豚インフル休校

 明らかに過剰反応。
    朝日新聞:
大阪府、中学校・高校すべて休校へ 新型インフル 
 府教委の権力の及ばない大阪市と堺市を除く府下の学校をすべて休校とは過剰反応にもほどがある。万万が一の死者が出たときに責任問題になるのを恐れているのか。確かに今回の豚インフルエンザは感染力は強いが,通常の季節性インフルエンザなみの弱毒性。持病でも抱えていない限り,重症化しないし,タミフルなどの治療薬も効果を発揮している。通常のインフルエンザと同様に,実際に感染者が発生した時点で,個別に学級閉鎖なり,休校を検討すればよいことではないのか。とりあえず1週間というが,1週間ですむ保障がどこにある。府知事の橋下と府教委幹部は,教育より,自分の保身の方が大事なんだろう。教育予算を狙い撃ちで大幅削減した橋下らしい決断だ。

 テロ集団の最後は惨めだなぁ。
    朝日新聞: スリランカ、LTTEが敗北宣言「苦い結末に終わった」 
 スリランカ政府軍の全面攻撃に晒されていた「タミル・イーラム解放の虎(LTTE)」が,遂に降伏。最高幹部は集団自殺したとの未確認情報もある。タミル人民間人の犠牲者が最小限で済んだことを祈る。しかし生き残った指導部は,LTTEのテロや子供の誘拐・「人間の盾」などの,人道上の罪で裁かれる必要がある。一方,スリランカ政府も,過去の内政の失敗をごまかすためのシンハラ人(仏教徒)優遇政策を改め,少数民族を平等に扱わなければ,第2第3のテロリストの芽を育てることになるだろう。

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2009/05/16(土)

[ Misc ]

噂話

 讀賣新聞の相談コーナー「発言小町」ネタ。
    讀賣新聞:
発言小町:田舎で勝手に広がる私の噂 
 トピ主(発問者)は「40才独身、都内で専門職に就いています」という女性。20年前に田舎から東京に出て来て,自分ではすっかり都会者(とかいもん)になったつもり。久しぶりに田舎に帰ったら,昔の友達連中に「ないことないこと」を噂されてウンザリしているとの言。
 で,付いたレスが,おおむね,そんなもの田舎も都会もない。暇な連中は適当な噂話をして暇を潰している,と言ったトーン。その中でも納得なのが,
 「田舎者、とは悪口ですが、田舎に住む人というよりは『視野が狭く無責任で迷惑な人』という意味に思えます。そういう意味では、地方に住もうが都会に住もうが『田舎者』は沢山いますよね。」
というレス。いやいや痛烈だねぇ。このトピ主,昔の友達を「田舎者(いなかもん)」と上から目線で見ているんだろうね。そういうのはすぐに相手に伝わる。そりゃ悪意を含んだ噂を立てられるだろう。このトピ主,20年も東京に住んでいても中身は「田舎者」のままなんだろう。けっこう「田舎」の方に都会的に洗練された人々が住んでいたりして。

 神戸は日本の玄関口だからなぁ。
    毎日新聞: 新型インフル:神戸の感染8人に 大阪の高校でも9人濃厚 
 遂に豚インフルエンザが日本に上陸。まずは神戸とは少し驚いたが,昔から海外との交流の深い土地柄と考えれば納得だ。海外からの水際対策といっても,潜伏期間内に入国すれば,検疫に引っかからずフリーパス。いずれ日本中で群発するだろう。今回は交流のあった県立神戸高校を初め3校のバレーボール部員同士が発症しているという。いずれも海外渡航歴がないというので,海外から帰国した保菌者にうつされたのか。一方,大阪の高校でも疑い例が発生。これも別ルートとすれば,来週中には日本中のあちこちで,それぞれ独立に発生する可能性がある。幸い弱毒性の豚インフルエンザ。予想される強毒性の鳥インフルエンザの予行演習として知見を蓄積して欲しい。

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2009/05/15(金)

[ News ]

メタボ改善

 メタボ改善と言うよりも,「りんご酢ダイエット」とか流行りそう。
    産経新聞:
酢を飲んでメタボ改善 内臓脂肪を減らす効果判明 ミツカン中央研 
 ミツカン中央研究所の行なった臨床試験の結果。日本栄養・食糧学会で発表されるそうだ。リンゴ酢を毎日大匙2杯飲むと,内臓脂肪や血中中性脂肪が減少。体重や皮下脂肪・腹囲も減少したそうだ。リンゴ酢の主成分の酢酸が脂質の合成を抑制し,燃焼も促進するためらしい。私はメタボではないが,血中の中性脂肪が多いため,「中性脂肪が減少」という部分に反応したが,普通に考えれば「ダイエット効果」があるということだよねぇ。昔から「酢」は健康にいいとは言われていて,いろんな種類の酢を日常的に飲んでいる人もいるようだが,こういう効果もあったのか。酢酸ならどの種類の酢でも主成分なんだから,酢なら何でもいいことになる。「酢」自体を飲むのは,ちょっと「健康オタク」みたいで引くが,せいぜい積極的に酢の物を食べようか。

 さすが「中国」。
    産経新聞: 重慶に異例の「セックス」テーマパーク 10月オープンへ、中国紙報道 
 そのものずばり「性公園」という名前のテーマパークだそうだ。今や中国は「お金になる」となれば,なんでもありのようだ。日本の場末の観光地にある「秘宝館」のたぐいの大規模なものか? すでに「下着姿の女性の下半身をかたどった回転式の広告塔が登場している」そうだ。

 インド的混沌か。
    朝日新聞: 「スラムドッグ」の子役ら、ホームレスに 市が住居撤去 
 映画「スラムドック$ミリオネア」で,主役の子供時代やエキストラを演じた子供たちの住む住居一帯が,ムンバイ市当局によって取り壊され,元子役たちは路上生活を余儀なくされていると言う。
 そういえばこの前も,元子役の女の子が危うく売り飛ばされようとしたというニュースがあったが,こういうニュースが日本でまで報道されるのは,たまたま映画に絡んだニュースだからだろう。インドでは実際にそのようなことが無数に起きているのではあるまいか。

 ここに来ての人道的危機。
    朝日新聞: スリランカ内戦、最終局面に 政府軍、完全包囲へ 
 25年にわたってテロ活動を続けてきた「タミル・イーラム解放の虎(LTTE)」が,いよいよ殲滅されようとしている。仏教徒のシンハラ人主体の政府軍と,ヒンズー教徒のタミル人のLTTEとの内戦だが,ここへ来てLTTEは,同胞のタミル人住民を人質にとって「人間の盾」とする生き残り戦術を取って,国際的な非難を浴びている。どうやらLTTEは,逃げ出そうとするタミル人同胞を後ろから銃撃しているようだ。
 すでにLTTEの壊滅は時間の問題だろうが,停戦後,逮捕したLTTE幹部を「人道に対する犯罪」で裁く必要があるのではないか。長年にわたるテロ・同胞のタミル人の子供たちを誘拐し少年兵とした行為・今回の「人間の盾」。どれをとっても弁解の余地はない。

   写真:ハンバーグ定食@ペィパームーン

 昼はカップ焼きそばで済ませたが,夕食は,駅前の喫茶店でハンバーグ定食650円。ここ,ハンバーグ自体はたぶん業務用で美味しいとは言いがたい。ほか弁「かまどや」のハンバーグの方が旨い。でも,大好物の白ご飯が美味しいんだ。他を補って余りある。で,白ご飯ががっつり食べたいときには,ここへ来る。茶碗に盛られた白ご飯を頬張るだけで幸せだ。

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2009/05/14(木)

[ News ]

無料パス

 みみっちいなぁ。
    朝日新聞:
鴻池氏、私的旅行の無料パス分を返金 
 「打落水狗」(水に落ちた犬は棒で叩け)という魯迅の言葉もあるので,辞めた人間に追い討ちをかけますが。
 確か国会議員様の「JR無料パス」というのは,国政活動のために税金で補填されてるんですよねぇ。東京−熱海の新幹線代など鴻池祥肇氏にとっては「はした金」でしょう。新幹線のグリーン車にはいつも急な国会議員様の乗車に備えて席が確保してあると言うので,たぶんいい席に座りたいと言うのも理由のひとつか。まあいつも無料パスを使っているので癖にもなっていたのだろう。金持ちと言うのはケチだという。ケチケチするからこそ金が残るとも言う。今回の分の無料パスの流用は返金したと言うが,私的流用はしょっちゅうやってたんじゃないの? いずれにしても浮気旅行に使うとはみみっちいなぁ。この人,一度1月ぐらいに,議員宿舎に浮気相手を泊めたのがばれているんでしょう? 懲りないと言うか,なんというか,あきれるなぁ。麻生は鴻池氏の任命責任を認めたと言う。じゃあどう責任をとるのか。首相を辞任する?
 それにしても,政治家は都合が悪くなると,いつも上手い具合に入院が必要な病気になるなぁ。不祥事を起こしたときは,囲まれての質問攻めにじっと耐えるのが大人の男でしょうに。みっともない。

   写真:豚生姜焼定食

 昼食は近所の喫茶店で日替わり定食600円。今日は好物の豚生姜焼定食。夕食は,木曜日と言うことで,個人的「粉もんの日」。豚モダンでビールを飲む。今日も一日がっつり食べた。

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2009/05/13(水)

[ News ]

みだらな行為

 「みだらな行為」とは,不思議な表現だなぁ。
    産経新聞:
女子高生とみだらな行為 20歳大学生を逮捕 
 女子高生とみだらな行為をしたとして、千葉県警印西署は12日、県青少年健全育成条例違反の疑いで、千葉市中央区蘇我の私立大学3年の荻野隼容疑者(20)を逮捕した。同署によると、荻野容疑者は容疑を認めているという。
 同署の調べでは、荻野容疑者は昨年9月上旬ごろ、自宅マンションで、会員制サイト「mixi(ミクシィ)」内の出会い系サイトで知り合った同県白井市の県立高校3年の女子生徒(17)が18歳未満と知りながら、みだらな行為をした疑いがもたれている。
    2009.5.12 17:36 MSN産経ニュース
 大学3年の男と高校3年の女なら,普通は「恋愛」だよねぇ。警察沙汰になろうはずもない。が,しかしこの件では立件されている。つまりは「出会い系」ということが警察に嫌われたのだろう。ひょっとして金銭のやり取りがあった? もしそうなら立派な売春だ。
 そういえば,週刊漫画誌「モーニング」の「特上カバチ〜カバチタレ2〜」というマンガで,こういうエピソードがあった。夫は仕事と生活費のための副業のバイトに忙しい。育児に疲れたさびしい妻が,「出会い系」で適当に男を見つけては浮気をしていた。この場合,夫は,妻の浮気相手の男に不貞行為で何百万もの慰謝料を請求できるそうだ。まあ平穏な生活を続けたければ,「出会い系」などには近づかない方が身のためという話。スパムメールにもよく「人妻」とあるが,不倫うんぬん以前にこういう危険があるということ。
 ところで,各府県にあるこの手の「青少年保護条例」。どうも厳密に適用すると,高校3年生の同級生同士でも,片方が誕生日が来て18歳,片方がまだ17歳なら,検挙できるようだ。考えたらエゲツナイ条例だなぁ。

 一瞬,お得かなぁ,と思ったのだが。
    毎日新聞: マクドナルド:1万2千円で2万円相当商品券 15日販売 
 マクドで,定額給付金1万2千円を目当てに,大幅値引きの商品券を発行すると言う。ずいぶんな割引率だなぁ,と驚いたが,記事をよく読んでみると,金券ではなく,特定の商品を指定した商品券の綴り。これでは使い勝手が悪いし,要らない商品の券が余ったり,しかたなく購入したりすることになるだろう。マクドもみみっちいなぁ。どの程度の利用があるものか。

 所詮,中国品質。
    朝日新聞: 新型インフル、予防には漢方 中国当局が処方発表 
 中国政府当局が,豚インフルエンザ予防のために,生活面・飲食面・医薬面の三つの点から漢方の予防法を提示した「予防漢方処方」を発表したそうだ。
 日本には「麻黄湯」というタミフル並みに効く漢方薬もあるそうだが,こちらは治療薬ではなく予防薬の話。中国三千年の漢方にはそのような薬もあるかも知れない。しかし,中国の医薬品と言えば,偽薬が多量に出回っているとか。今回も豚インフルエンザへの恐怖に便乗して,この「予防薬」の偽物がすぐに出回るんだろう。効かないならともかく,健康を害し,時には生命の危険まであるのが,中国の偽薬。私はまっぴらごめんだ。

   写真:釜揚げ風うどん+茸ご飯

 昼食は近所の喫茶店で日替わり定食600円。今日は,釜揚げ風うどんと茸ご飯のダブル炭水化物。大阪人の好み。うどんも柔らかく湯がかれていて大阪風。

   写真:から揚げ定食@妙幸庵

 昼間はちょっとたんぱく質が足りなかったなぁと,夕食は,近所の蕎麦屋で,から揚げ定食ミニ蕎麦付き800円。レモンと塩でいただくプリプリの大きめから揚げが,白ご飯に良く合う。それにしても,普段は,昼はカップ麺,夜は酒のアテで済ますことが多いが,今日はガッツリと食べた。健康的。

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2009/05/12(火)

[ News ]

セレブ詐欺

 なるほどこういう仕組みなのか。
    毎日新聞:
セレブ詐欺、容疑の組員ら15人逮捕 被害200人10億円か 
 プロバイダの側でスパム対策を取るようになってからは,広告メールはほとんど来なくなったのだが,それでもすり抜けて来るメールがある。最近目立つのが「セレブ女性が逆援」という奴。オバちゃんとSEXしたら,お小遣いが貰えるらしい。これがどういう金儲けにつながるのか,考え過ぎて返って分からなかったが,実は単純なもので,世の中にはこういうのにひっかかるトンデモナイ「バカ」がいるらしい。
 お小遣いを貰おうと,登録すると,トラブルがあったときの保証金を予め振り込めと言われるらしい。要するにこの「保証金」を詐取するのが目的なんだそうだ。こんなのにひっかかる「バカ」がいるのか?と思ったら,「埼玉県の30代と東京都内の60代の男性会社員」を筆頭に200人あまりが引っかかって金を振り込んだと言う。世の中には信じられない「バカ」がまだまだ棲息しているようだ。

 逸失利益はどれほどか。
    讀賣新聞: 給料日に小遣いなくパン万引き、大阪府立高の教諭懲戒免職 
 57歳の府立高校の男性教諭が,食パンを万引して,懲戒免職になったそうだ。教諭の言によると「月々の小遣いが少なく、やってしまった。(食パンは)学校の冷蔵庫に入れて、翌週に食べるつもりだった」そうだ。いったいどの時代のどこの国の話だ。「レ・ミゼラブル」か。
 詳しいいきさつが報道されていないので,どういう事情かは,本当のところはわからないのだが,「この日が給料日。午前中、校内で200円でパンを買い、所持金を使い切った」という。まあ給料日と言っても,今時は銀行振り込み。本人には入らず,嫁はんが全額引き出して,その中から小遣いを渡していたのだろう。この教諭が,パチンコやら何やらに金を使い込む浪費家でなかったとしたら,どれほどの鬼嫁かと思ってしまう。「生活に困っているわけではなかったが、自由に使える金が限られていた」そうなので,あるいはそういう事情か。
 もちろん,以前に浮気がばれて,とかの事情で小遣いを制限されていたのかも知れぬ。事情はまったく分からぬ。ただし「懲戒免職」。退職金も吹っ飛んだことは確かだ。

 「日テレ」という国賊放送局。当然,親会社(?)の讀賣新聞も同罪だ。
    朝日新聞: 日本の記者、ロシアのビザ持ち北方領土へ? 外務省批判 
 「日本テレビ系列の札幌テレビ放送が派遣した記者」(?)が,ロシアのビザを使って,北方領土に入域したらしい。これは北方4島がロシア領だと認めることになり,日本国への反逆行為だ。日本テレビ総合広報部は事実関係について「現時点では答えられない。(今後の)放送を見ていただきたい」と話しているそうだ。つまり日テレの意思でビザを取得して入域したということを事実上認めている。総務省は日テレの放送免許を直ちに剥奪すべきだ。

   写真:鯨のつけ焼き@竹宗

 晩酌のアテは,生ミンク鯨のつけ焼き。最近刺身ばかりだったが,火が入った鯨もやはり旨い。

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2009/05/11(月)

[ News ]

旭日旗

 やたらと気温の上がった一日。しかし予報によると,水曜日に雨が降ってから急に気温が下がるから,羽織るものは片付けない方が良いとのこと。

 今日のニュース。「あの」小室哲哉被告に執行猶予が付く。「津軽海峡冬景色」の三木たかしさん死去。で,民主党の小沢一郎代表辞任。
 夕刊(毎日新聞4版)のトップは,小室被告の猶予判決。詐欺罪では被害を弁済したかどうかが,量刑に大きなウェートを占めるという。小室被告に弁済のための金を融通した人がいたということは,まだ立ち直れると世間が思っている証か。しかし私らの世代で「小室」と言えば,小室等(六文銭)だよなぁ。でもアニメ「シティハンター」のエンディングだけは名曲だと記憶している。
 で,夕刊には間に合わなかった小沢辞任。何か大きな事件が起こらなければ,明日の朝刊のトップか。この前テレビで誰かが,辞任するなら選挙の一月半前がちょうどいいと言っていた。ということは,6月終わりに総選挙があると読んだのか。間が空けば新代表のインパクトが薄れる,選挙に近過ぎれば民主党が混乱する,ということらしい。まあ,この時期だと,「選挙のために辞めた」と言われないというのが,一番の理由か。

 まあ痛快と言えば痛快なんだが。
    産経新聞:
日章旗を持った日本女性2人組 韓国・明洞を練り歩く 物議に? 
 このニュース,ネットではしばらく前に話題になっていた。韓国のソウルに「明洞」という繁華街があるらしい。で,そこを日本人女性2人が,「神風」と書いた旭日旗(産経の記事では日章旗)を持って練り歩いたと言う。居合わせた朝鮮人たちは「何あれ?」という顔で見ていたらしい。そらそうだわなぁ,ミナミのど真ん中を「大清国属」と書いた太極旗(韓国の旗)を持って歩いても誰も注目しないよねぇ。反日教育の行き届いた韓国では「旭日旗」そのものを知らないんじゃない。
 が,どこの国でもDQNはいるもの。韓国のネットの一部では,けしからんと身内で盛り上がっているらしい。
 で,改めてネットで検索してみた。この件,どうやら「探偵ファイル」というサイトが,朝鮮人をからかうためにやったヤラセのようだ。
    探偵ファイル: 韓国に大和魂を見せつけてきた/梅宮貴子 
 このページに動画もあるが,いやぁ,アレはやる方もちょっと恥ずかしかったんじゃないかなぁ。まあ,これからの韓国旅行は,旭日旗入りのTシャツが必須アイテムということで。

 生き残りをかけてビッグ3が合併?
    産経新聞: インターネット接続3社がシステム統合へ交渉 
 ビッグローブ(NEC)・ニフティ(富士通)・IIJ(日本のインターネットの草分け)のプロバイダー3社が,システムを統合すると言う。昔なら考えられないライバル同士。記事によると「携帯電話経由でのインターネット利用者数が,パソコン経由の利用者数を上回るなど,固定回線を利用したネット接続サービスは市場の伸びが鈍化している」というのが理由だそうだ。
 このニュースに反応したのは,実は私は,ビッグローブとニフティの会員なのだ。というか,現時点で,プロバイダー4社と契約している。といっても実際に使っているのは1社のみで,他の3社は最低料金でIDのみ維持しているだけだが。
 最初に入ったのは,NECのPC-VAN(現在のビッグローブ)。その後,アメリカのネットに繋ぎたくてCompuServeに入ったら,ニフティサーブのIDも付いて来た。で,あと特徴ある掲示板のA社にも入った。ここまではパソコン通信の時代。他にもいくつかパソコン通信に加入したが,インターネットの時代になって,みな潰れてしまった。
 で,インターネットが普及しだしたんだが,その頃のIIJは個人で入るには高額過ぎた。が,格安のプロバイダーが1・2社登場したので,R社と契約。やっとインターネットが出来るようになった。
 で,その内,他社もプロバイダーを始めたので,現在では,4社の内,格安でなおかつ安定して速度も速いA社とのみブロードバンド契約をしている。

   写真:鯖の刺身@竹宗

 飲みに行ったら,「今日は鯖のいいのが入っているよ」とのお言葉。で,今日の晩酌のアテは鯖の刺身。嫌な臭みもなく素直ないい鯖だった。

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2009/05/10(日)

[ SubCulture ]

アニメ「蟲師」

 漆原友紀(うるしばらゆき)女史のマンガ「蟲師(むしし)」。月刊漫画誌「アフタヌーン」連載中から読んでいたし,単行本も揃えている。4年ほど前にアニメ化されたそうだが,今まで見る機会がなかった。するとなんと無料動画配信サイトの「GyaO(ギャオ)」で配信されているではないか。
    GyaO:
「蟲師」の動画一覧 
 現在,第1話から第4話までが配信されている。で,休憩を挟みながら4話を一気に見た。うーん,原作に忠実にアニメ化されているねぇ。あの不可思議な独特の生理に訴えて来る雰囲気もそのまま。背景画の美術が素晴らしい。作画も丁寧で,なかなかの秀作。
 1〜4話は,火曜の正午までの配信。実質,明日しか見る機会がないが,一気に見れば2時間ほど。是非見て欲しい。火曜日からは多分次のエピソードが配信されるだろうが,一話完結なので,どの回からでも見ることが出来る。

 認識が甘いのはオマエだ,橋下。
    讀賣新聞: 「認識甘い」橋下知事、感染した高校生らのマスク不徹底で 
 豚インフルエンザをカナダから持ち帰った高校生らについて,大阪府知事の橋下が,高校生らが滞在先のカナダでマスクの着用を徹底させなかった点について,「結果的には少し認識の甘い対応だった」と批判したそうだ。
 しかし,もともと欧米では,うがいやマスクの習慣はほとんどないという。報道では,現地の人たちがマスクをしていなかったので,自分たちも着用しなかったようだ。周りが誰もマスクをしていない状況で,マスクをして街をうろつけば,単にアヤシイ人間に見えるだけではないか。また日本語の通じない異国。充分な情報収集など出来るわけがない。そのような状況で高校生の子供にマスクをしろというのは過酷な要求だ。
 橋下の発言は,自分に責任が回ってくるのを事前に避けているのだろう。無責任な知事もいたものだ。そんな責任逃れの言辞を弄している暇があったら,今現在,知事ができることを考えるべきだ。高校生たちをどう保護するか,それが責任者の考えるべきことだろう。
 ところでこの橋下。またぞろ公費を使って韓国まで遊びに行く予定だという。この前は公費を使って上海くんだりまで遊びに行ったばかりではないか。大阪府の財政はそんなに豊かなのか。用件はメールで済ませば,費用もかからず,要らぬコミュニケーションの齟齬も来たさない。それにしても,よほど反日国家がお気に入りと見える。

 この前から,焼売弁当が食べたい気分。が,残念ながら近場では焼売弁当は売っていない。で,近所の中華に出かける。

   写真:酢豚+焼売@迎日楽

 とりあえず焼売と白ご飯の中サイズ。これだけでは栄養が偏るので,酢豚のハーフサイズも追加。白飯には,わかめスープがデフォルトで付いてくる。で,とりあえず定食風にまとまる。街の大衆中華で焼売を食べるのにいいことは,練り辛子が付いてくること。こういう日本的食べ方は,本格中華ではできない。焼売にはやっぱり練り辛子だよねぇ。好きなものだけ食べて,栄養のバランスもそれなりに良くて,満足。勘定は合わせて1,030円の夕食。

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2009/05/09(土)

[ News ]

イランの風景

 来日10年で文学賞とは凄いなぁ。
    産経新聞:
「イランの風景伝えたかった」文学界新人賞のシリン・ネザマフィさん 
 非漢字文化圏からは初めての受賞だそうだ。29歳のイラン人女性。10年前に来日し,日本語学校やテレビで日本語を勉強したという。系列の違う言語なのに凄い習得力だ。理系の大学を出て現在はシステム・エンジニア。本来,能力の高い人なのだろう。現在では,文章を書くときは先に日本語が出て来るまでになっているという。
 受賞作は「白い紙」。「日本でイランのことを書く人はあまりいない。日本にはない,向こうの風景を伝えたかった」そうで,「イラン・イラク戦争下の田舎町を舞台にした青春物語」だそうだ。「日本語を磨いて,次は戦争のような大きなテーマではなく,京都を舞台に,個人の考え方や生き方を描きたい」とのこと。次回作も期待される。
 ところで「日本語を覚えるには,ドラマではなく,芸人さんが出る番組がいいようです」とのこと。

 漢方薬がタミフル並みにインフルエンザに効くという。
    讀賣新聞: 漢方「麻黄湯」、インフルにタミフル並み効果…福岡大病院 
 「麻黄湯」(まおうとう)という漢方薬。健康保険も使えるそうだ。タミフルに耐性を持つウイルスが出現している現在,こういう選択肢があるのは心強い。
 一方,こんな記事も見つけた。
    産経新聞: 新型インフル、あなたは…感染の仕組みから予防策まで これだけ読めばダイジョーブ! 
 安心感が持てるように易しく丁寧に解説している。個人で出来ることは,手洗い・うがい・マスクと基本的なことだが,効果的なやり方をイラスト入りで説明。

 録画でみたプイプイ(毎日放送の情報番組「ちちんぷいぷい」)。ゴールデンウィークの香川県の讃岐うどん店の一日を取材。で,讃岐うどんが食べたくなった。
 地下鉄御堂筋線我孫子(あびこ)駅の南口から東へ徒歩2分。讃岐うどん店「高松源流うらら」へ久しぶりに行く。以前と比べてメニューがだいぶ変わっていた。開店以来,色々と研究している様子。

   写真:温玉ちくわ天ぶっかけ@うらら 写真:高菜めし@うらら

 写真左「温玉ちくわ天ぶっかけ」(600円)と,写真右「高菜めし」(うどんとセットで250円)をオーダー。茹でるのに10分ほど待つ。うどんは相変わらず固い。他店で食べる讃岐うどんは腰は強くても「固い」ということはないのだが,この店の基準は「固さ」のようだ。ぶっかけのダシはちょっと塩辛い。初めて食べてみた「高菜めし」だが,ちょっと酸っぱい。ご飯は私好みの柔らかい炊き加減ではないのだが,いい米を使っているようで,一粒一粒がくっきりとしていて旨い。
 讃岐うどん専門店 「高松」源流 うらら。住所は「大阪市住吉区苅田9-2-18」,電話は「06-6698-1119」。営業時間は「11:30〜15:00/18:00〜23:00(麺切れ次第,閉店)」,定休日は「毎週木曜日および第二第四水曜日」。
 リンク→ 地図 

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2009/05/08(金)

[ News ]

診察拒否

 弱毒性の豚インフルエンザでもこの騒ぎ。本番の鳥インフルエンザではどうなるのか。
    毎日新聞:
新型インフルエンザ:過剰反応、やまぬ診察拒否 
 発熱した患者の診察を拒否する医療機関があるという。特に東京で突出して多いようだ。豚インフルエンザ感染を恐れてのことである。海外渡航歴がないなど,明らかに豚インフルエンザに無関係の患者もとばっちりで診察拒否を受けているという。相談を受けた東京都当局が説得しても拒否し続ける。医療関係者なら今回の豚インフルエンザが,通常の季節性インフエンザと同じ程度の弱毒性だということも理解しているだろう。それでもこの対応である。
 いったい本番の鳥インフルエンザ起源の強毒性の新型インフエンザのパンデミックという事態になったらどうなるのか。国は,医療関係者に優先的にワクチンを打つなどの対策を準備しているという。しかし,この状況を見ていると,いざ本番となったら,病院に出てこない医師が続出するに違いない。医師が職場放棄して真っ先に逃げ出す。国の対策は根本から崩壊する。医師の職業倫理に期待した対策では役に立たないということだ。
 この豚インフルエンザはちょうどよい予行演習になった。国は予想される鳥インフルエンザ起源の新型インフルエンザ対策をもう一度練り直して欲しい。国民の命に関わることだ。

 新型インフルエンザへの民間の対策はどうなるか。
    産経新聞: 新型インフル思わぬ余波…出社及ばずGW延長!?  
 ゴールデンウィークを海外で過ごした会社員が,GW明け,しばらく出社しなくてもよいと会社から通告されたという。豚インフルエンザを会社に持ち込まれてはたまらないと,海外旅行した社員を潜伏期間が終わるまで出社禁止にしているそうだ。思わぬGW延長だが,この不況のご時世,帰る椅子がなくなるのではないかと不安を抱く人もいるそうだ。民間もこの豚インフルエンザを奇貨として,鳥インフルエンザ対策を真剣に立てておくべきか。

 これが中国品質。
    産経新聞: 中国・河南科技大食堂で有害物質混入の工業塩を使用 学生らが抗議へ 
 中国の大学の食堂で,人体に有害な工業塩が使われていたという。この手のニュース,しょっちゅう見かける。今回は大学という場なので学生が騒いでいるが,偽物社会の中国では,食品に有害な化学物質が使われることは日常茶飯らしい。日本に輸出されてくる中国製の加工食品にも何が混じっているか分からない。基本的には毎日の生活で中国製の食品は避けて暮らすしか自衛の手段はない。本来ならば,日本政府が中国製品を一律輸入禁止にしてしかるべきなのだが,媚中の自民党にそんな気は更々ない。国民の生命より中国様が大事らしい。

 これも中国品質。
    産経新聞: 誘拐された女性と子供410人保護 中国 
 この手のニュースもしょっちゅう見かける。中国の農村では「嫁は買う物」らしい。
 中国では,若い女性の誘拐が頻発している。嫁の来てのない農村に高く売れるからだ。誘拐された女性たちは,農村に性奴隷として売られている。行方不明になった娘を親が必至で探したら,農村に売られて強制的に嫁としてこき使われていたという。中国ではありふれた事件らしい。また子供は農村の労働力として売買されている。
 上のニュースは,苦情にたまりかねた政府がとりあえずポーズで取り締まりを強化したら,ぞろぞろ捕まったということ。単に氷山の一角だ。この程度のことで誘拐ビジネスが崩壊するわけがない。

   写真:鯨の刺身@竹宗

 今日の晩酌のアテは鯨の刺身。刺身もいいが,醤油焼きや竜田揚げも久しぶりに食べたいなぁ。

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2009/05/07(木)

[ Misc ]

カリスマ販売員

 やる気と集中力の問題だろうなぁ。
    朝日新聞:
山形新幹線にカリスマ販売員 1日50万円の記録も 
 新幹線の車両の通路をワゴンを押して回ってくる飲料や弁当の販売員。そのカリスマと呼ばれる人が居る。記事によると「天童市在住の茂木久美子さん(29)。JR東日本の車内販売を担う日本レストランエンタプライズの社員」だそうだ。平均的な販売員の売上額の約2倍「1日50万円」を達成したこともあると言う。その秘訣は「車内を1往復した時点で客層を見極め,売れ筋を把握」「お釣りを素早く渡す工夫と勘でスピードを上げ,車内の往復回数を増やす」などあるそうだが,何より一人一人の乗客を観察し,そのお客が何を望んでいるかを把握しようと努力していることだろう。迷っている客には素早く声をかけ,販売機会を増やす。
 飲食店などで,やる気のなさそうな店員は,極力客席を見ないようにして,声をかけられるのを避けているようなそぶりをする。そういう店員の居る店は駄目だ。やる気のある人は,たとえバイトでも,客のそぶりに素早く反応している。

 関東の方で列車のトラブルがあったというニュース。「横須賀線」という。「横須賀線」というからには,横須賀を通っているんだろうなぁ,とネットで調べてみると,横浜から鎌倉を通って横須賀へ抜けている線路のようだ。横須賀って確か横浜の南隣りだよなぁ,なんで鎌倉なんて遠回りをするんだろう?とブラウザで地図を開く。確かにちょっと遠回りだが,それほど不自然というほどでもない。
 実は関東の地理には詳しくないので,「鎌倉」ってもっと西にあると思っていた。地図で見ると三浦半島の根元にあるんだ。結構,横浜に近い。これなら通勤圏か。もっと田舎だと思っていた。江ノ電なんていうから素朴なイメージを持っていた。
 地図を開いたついでに,鎌倉の名所を見て回る。若宮大路が駅前から鶴岡八幡宮に続いているのか。鎌倉大仏はもっと海沿いにあると思っていた。神奈川県は新幹線で通過するだけで降りたことがない。一度行ってみたくなった。

   写真:ミンチカツ定食

 昼食は近所の喫茶店で日替わり定食600円。今日は「ミンチカツ定食」だった。大き目のミンチカツが2つで見るからにボリュームたっぷり。昼間からカロリー過多。オマケに今日は夕食も焼きそばを大盛りでいただく。昨日は地球環境のためにダイエットしようと思ったのに,翌日からこれではいけないなぁ。

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2009/05/06(水)

[ News ]

期限切れ弁当

 「もったいない」の精神が必要だろう。
    朝日新聞:
コンビニ店主「見切り販売」の動き 販売期限前に値引き 
 コンビニで,弁当などの期限切れ商品の廃棄費用は,現場の加盟店(フランチャイジー)が負担をする仕組みのため,廃棄商品が増えても元締め(フランチャイザー)は,その分の売り上げまで儲かる仕組みのようだ。そのため,加盟店が期限切れ商品をきちんと廃棄するよう,契約できつい縛りをかけている。
 あるコンビニが,元締めの縛りに逆らって,期限切れ間近の商品を値下げして売ったところ,値下げによって全体の売り上げは減ったが,廃棄費用の負担が減ったため,利益はかえって増えたという。しかしこの場合,元締めは報復に出る可能性がある。
 弁当などの廃棄が減ることは,世界全体の食糧事情を見渡せば,どう考えて良いことだ。ところが自分の利益だけを考える元締めにとっては契約違反。この元締めの行動は,ある意味「公序良俗」に反するのではないか。幸い,公正取引委員会が既にこの件で動いているという。コンビニの元締めといえば,押しも押されぬ大企業。自分の儲けだけを考えず,企業の社会的責任も果たして欲しい。

 こういう研究結果がでると,たかが肥満だと言っておられない?
    毎日新聞: 肥満:増加すると温暖化加速?! ロンドン大試算 
 肥満の人が増えるとCO2の排出量が増えると言う研究。まず肥満の人は人より余分に食べるため,食糧生産が増える。そのためのCO2排出が増えると言う。また,自動車も積載量が増え,燃費が悪くなるし,肥満の人は歩くのを嫌うため,車の利用自体も増える。これらの余分なCO2排出を積算したそうだ。
 肥満の人は,統計的には生活習慣病に罹る率が高いため,医療費が余分に掛かるからと「メタボ」などと呼ばれて,ただでさえ肩身の狭い思いをしていらっしゃるだろうに,更に温暖化の元凶呼ばわりされては堪らないだろう。
 それにいろいろ差別にうるさい世の中だが,「肥満差別」だけは許されている。性別や年齢など本人にはどうしようもない差異とは違って,肥満は自己管理の問題だと考えられているからだ。欧米では,肥満の人は自己管理の出来ない人,だからマネージメントを任せられないと,出世にも影響するそうだ。
 幸い私はBMI=22の標準体型で,他人事なのだが,最近少しずつだが体重が増え気味。食欲を「自己管理」せねばと自分に言い聞かせる。

 ほか弁「本家かまどや」の5月の新商品「てりやきハンバーグ弁当」(815kcal)。この前,品切れで買えなかったのでリベンジ。480円だが,50円分の金券を使って430円でゲット。

   写真:てりやきハンバーグ弁当@本家かまどや 写真:てりやきハンバーグ弁当@本家かまどや

 わずかだが温野菜も付いている。なぜかマヨネーズの小袋が付いてきたので,ハンバーグに付けていただく。ほか弁のハンバーグだから,素性の知れないクズ肉の塊だろうが,これがなかなかに旨い。肉汁たっぷりとはもちろんいかないが,ほどほどに柔らかく白ご飯に良く合う。それにしても「かまどや」の白ご飯が旨い。銘柄米でもないだろうに,仕入れに気を使っているのか,現場での炊き方がいいのか,私好みの柔らかめの炊き加減で一気に食べてしまった。

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2009/05/05(火)

[ News ]

ゆうパック

 「ゆうパック」(郵便小包)がなくなるの?と一瞬驚いた。
    時事通信:
切手での差し出し存続に法の壁=「ゆうパック」、子会社移管で−郵便会社 
 「ゆうパック」の差出に切手が使えなるなるかも,というニュースなのだが,それ以前に郵便局の「ゆうパック」と日通の「ペリカン便」が統合するということも知らなかった。ペリカン便と統合しても今までどおり郵便局で扱ってくれるのか。今までより不便になるのなら,これまた郵政民営化の弊害のひとつだよなぁ。
 とにかく「ゆうパック」って便利なんだよね。旅行先から留守宅に荷物を送る場合でも,郵便局でダンボール箱を買って荷物を詰め込み,近所の郵便局止めで送っておけば,帰って来てから取りにいける。
 普通に荷物を送ってもらう場合でも,私は昼間は働いているので,夜に再配達して貰うことになるが,自分で郵便局まで取りに行くこともできる。宅配便によっては,不在配達票にドライバーの携帯電話の番号が書いてあれば,すぐに再配達してもらえるのだが,配送センターの番号しか書いていない会社だと,時間制限があって不便だ。特にひどいのが佐川急便。即日配達の受付が午後6時までとなっている。そんな時間に帰っていないよ。
 ゆうパックがペリカン便と統合しても,今までの両方のサービスの良いところを継承してくれるならよいが,悪いところを集めただけだと将来性はないと思う。ゆうパックの名称は変わるようだが,今まで通り郵便局で扱って欲しい。

 ちょっと長い記事なのだが,私もこういう医療情報が気になる歳になってきた。
    日経新聞: 危ないお医者さんはこう見抜く 
 名医に診断・治療して貰いたいというのは,誰でも考えることなのだが,じゃあ,どういう風に名医にめぐり合うか。大学病院の医者が必ずしも名医とは限らない。特に教授だから手術が上手いと言う訳ではない。いろいろと「危ない医者」を見抜くポイントが挙げられて居るのだが,それはリンクの記事を読んで貰うこととして,基本はやはり「かかりつけの医者」を持って置いて,重病にかかったときには,専門の医者を紹介して貰うことだという。昔からよく言われていることだ。それがやはり基本か。

 こういうことが,日韓両国内で常識にならなければならない。そこから日韓友好を始めようではないか。
    厳選!韓国情報: 「日本の統治により朝鮮人の生活は大幅に改善」と1920年代に米国人が論文 
 それまで未開野蛮の地だった朝鮮半島が,日本の朝鮮併合により「文明化」されたことは,もう歴史上の事実。今更,1920年代の米国人研究者の論文を引用するまでもない。肝心の日本人が知らないだけで,欧米のインテリの間では常識のようだ。戦後アジアで,台湾と南朝鮮(韓国)だけがまず近代化に成功したと言う事実を以ってしても,いかに日本の植民地支配が,インフラや現地人の教育に力を入れたかが分かる。自国民からも打ち捨てられていた朝鮮文字(ハングル)を復活し教育したのも日本人だ。

   写真:てっさの昆布締め@竹宗

 晩酌のアテは「てっさ」(フグの刺身)の昆布締め。シャキシャキとした身に昆布の甘みが染み込んで旨い。

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2009/05/04(月)

[ Misc ]

リストラ

 例によって讀賣新聞の発言小町ネタ。
    讀賣新聞:
発言小町:リストラされた夫が。。。 
 3年前にリストラされて,その間,満足に職も探さず妻の収入にぶら下がってブラブラと過ごしているとは。それも高校生の子供を2人も抱えている中年男が。妻がとにかく仕事を探して,と言うと,俺にタクシーの運転手をやれと言うのか,と逆切れ。そもそもどんな偉いさんか知らないが,懸命に働いている運転手さんたちに失礼だろう。「プライド」ってのは,きちんと真面目に働いている人たちのためにある言葉だ。
 レスを読んでいると,こういう「ヒモ」のようなクズ男が世の中にはたくさんいるようだ。世も末だねぇ。このリストラ中年男,最近になって,自分から心療内科へ行って,「うつ」の診断を貰って来たらしい。「うつ」なんて街の診療所へ行って適当な受け答えをしていればいくらでも診断書を書いて貰えるだろう。それを黄門の印籠のように振りかざして,これからも「ヒモ」を続けるつもりか。本当に「うつ」で苦しんでいる人たちにも失礼だろう。子供は親の背中を見て育つ。なんとも教育に悪い話だ。

 もちろん国によって状況は異なるだろうが。
    毎日新聞: ブロガー弾圧国:1位、ミャンマー サイクロン動画配信に懲役59年 
 世界にはブログを書くのも命がけの国がまだまだたくさんあるようだ。こういう日記を書いている私なども,世が世ならば命がいくらあっても足りないか。この手のランキングに必ず顔を出す「中国」が,当然ワースト10に顔を並べている。

 これじゃ感染拡大は防げないよなぁ。
    毎日新聞: 新型インフル:一時疑いの女性、帰国後5日間連絡取れず 
 東京都三鷹市の40代女性だそうだ。豚インフルエンザに感染した疑いのある女性が,5日間も街をうろうろしていたという。結局A香港型だったから良かったものの,豚インフルエンザだったらとんだ感染拡大になっていたところだ。5日目に発熱したため女性の方から,やっと連絡があり,病院としては「自家用車で来るよう」指示したという。ところがこの40代女性。病院の指示を守らず,地下鉄とタクシーを乗り継いで病院へ現れたということだ。自分さえよければ,他人などどうでもいいという考えの人か。せめてマスクぐらいする常識はなかったのか。少なくともA香港型のウイルスは撒き散らしていたということだ。

   写真:本鮪の大トロ@竹宗

 晩酌のアテは,本鮪の大トロ。脂たっぷり,口の中でとろける。

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2009/05/03(日)

[ News ]

時効廃止

 殺人事件などの被害者遺族の気持ちとしては当然だろう。
    讀賣新聞:
時効制度の見直しを…撤廃求め、遺族が初の全国集会 
 法務省が時効制度の見直しを検討中だという。撤廃や延長などを含めた案が中間報告で示されたという。論議がどうなるかは分からないが,アメリカなどの諸外国では,殺人事件などには時効がなく,DNA鑑定などの進歩した最近では,日本では時効となるようなケースでも逮捕・有罪判決が下されているそうだ。かつては証拠の風化などもあったが,現在は状況が異なってきている。時効を過ぎた事件でも充分に有罪に持ち込めるようになってきたのではないか。また長期の捜査には費用がかかるというが,時間の経った事件はファイル化し,状況が変わればまた捜査を復活させるという手法でも良いのではないか。殺人事件などでは時効を廃止し,既に起こった事件についても時効を停止する処置がとれないものか。被害者遺族の被害感情は,生半可な時間では風化しない。

 中国では死ぬのにも金がかかる。
    gooニュース: 中国で「死ぬ」値段が上がっている――フィナンシャル・タイムズ 
 共産主義の悪い部分と資本主義の悪い部分を取り出して封建時代の残滓と合わせた,人民には地獄のような「中華人民共和国」。共産党独裁ゆえの汚職天国だそうだが,死ぬのにも賄賂が必要だそうだ。
 まず病院で死ぬと,遺体を敬意を持って扱って貰うためには,看護婦や職員に賄賂を渡さなければならない。死亡届や葬儀会社への連絡にも賄賂がいる。
 で,葬儀。葬儀費用は国家が決めているそうだが,実際にはさまざまなオプションを提示され,公定費用の10倍はかかるという。当局と癒着した業者が遺族から金を毟り取ろうと手ぐすねを引いて待ち構えている。
 墓も簡単には用意できないようだ。で,金のない人民は海に散骨するそうだ。
 なんともおぞましい国だなぁ,中国は。

 当初は「豚インフルエンザ」と呼ばれていたが,政府がアメリカなどの圧力に屈して「新型インフルエンザ」と言い換え,各マスコミがそれに追随した。で,5大紙がどう表記しているか,各サイトの記事をのぞいてみた。
    朝日:新型の豚インフルエンザ
    毎日:新型インフルエンザ
    讀賣:新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)
    産経:新型インフルエンザ
    日経:豚インフルエンザから変異した新型インフルエンザ
 見出しなどでは字数の関係から「新型インフル」との表記が圧倒的だが,本文中の表記は必ずしも統一されていない。が,おおよそ大部分の記事では上記のようになっていた。毎日・産経の「新型インフルエンザ」単独表記は問題外だなぁ。よほど圧力が怖いらしい。

 久々にホカ弁。本家かまどやの「グルメフライ弁当」490円(1,068kcal)。50円分の金券を使って440円でゲット。本当は,今月の新商品「てりやきハンバーグ弁当」を買いに行ったのだが,売り切れていたので,先月食べて美味しかったこれにする。

   写真:グルメフライ弁当@本家かまどや 写真:グルメフライ弁当@本家かまどや

 おかずは,チキン南蛮・クリーミーコロッケ・ハンバーグにエビフライ。タルタルソースと洋風ソースが付いてくる。どれもそれなりの旨さ。先月はもう1つだったエビフライもそれなり。白ご飯が美味しく食べられる。ガッツリ食べて満腹。

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2009/05/02(土)

[ News ]

訃報:忌野清志郎さん

 忌野清志郎さんの訃報に接する。
    毎日新聞:
訃報:忌野清志郎さん58歳=ロック歌手 がん治療続け 
 私の知っているのは「RCサクセション」のリーダー・ヴォーカル時代だが,まだまだ若いのに残念だ。特異なキャラと声質で,一度聴いたら忘れられない個性だった。もうこういう人は出ないだろう。ガンで闘病されていた由。合掌。

 豚インフルエンザの発生地は,中国福建省だというニューヨークタイムズの報道。
    産経新聞: 【記者ブログ】パンデミック寸前のフェーズ5 福島香織 
 この記事によると「豚インフルエンザ」という言葉は,報道禁止用語だそうだ。なんともご都合主義であることよ。国際資本は言葉すらもゆがめてしまうようだ。上記記事にもあるように,真に備えなければならないのは高病原性の「鳥インフルエンザ」起源の「新型インフルエンザ」。「豚インフルエンザ」を「新型インフルエンザ」と言い換えることによって,市民をミスリードすることがなければよいのだが。もちろん現時点での豚インフルエンザが弱毒性で従来の「季節性インフエンザ」程度だとしても,季節性インフエンザ自体が日本で毎年1万人前後の死者を出す深刻な病気。警戒を緩めるわけには行かない。ワクチン製造は「豚インフルエンザ」「季節性インフルエンザ」の2種を並行するわけにはいかないのか。どうも日本のワクチン製造拠点は4社で,能力に限界があるようだ。更に鳥インフルエンザが同時発生した場合には目も当てられない。
 それに豚インフルエンザを新型インフルエンザと言い換えることによって豚肉への警戒心をそぐのはどうか。いたずらに風評を広める気はない。しかし豚肉は調理するから熱によってウイルスは死滅するというのが,豚肉安全説の根拠だ。だが調理する段階では「生の豚肉」を扱う。豚肉にウイルスが付着している場合どうなるか。生の豚肉を扱った手で,鼻や目の周囲を触ることは充分にありうる。鼻や目の粘膜はインフルエンザ・ウイルスの主要感染源だ。この危険をマスコミは決して報道しようとはしていない。
 この豚インフルエンザの発生地はどうも中国らしいという説がある。現在中国からの情報はたいしてないようだが,あの国の悪質な隠蔽体質はSARSの件で実証済み。いわば前科持ちだ。中国は世界最大の養豚国。豚インフルエンザの起源が中国福建省であっても何の不思議もない。ところが中国のネットでは今現在,報道したニューヨークタイムスへの非難でおおわらわだという。中国人にとって「メンツ」は,人の命や真実よりも大事らしい。ところでSARSの被害はDNAによって差があるという説もあるらしい。中国人の間で蔓延したSARSに日本人が1人もかからなかったのも,単に幸運だけと言うわけではないらしい。豚インフルエンザの死者が現在のところメキシコないしメキシコ人に集中していることが気になる。

 もちろん自分自身の保身のためだろうが。
    朝日新聞: クライスラー倒産、ヘッジファンドに矛先 オバマ大統領 
 「強欲」な金融資本が再建策の結実を阻んだという。投資会社やヘッジファンドの過大な要求がアメリカ自動車産業ビッグ3の一角「クライスラー」を破綻に追い込んだとオバマは言う。もちろんオバマ自身の保身のためだろうが,あぶく銭を狙い,働く者の汗のしみこんだ努力の成果を掠め取るだけの投資家を非難することにはやぶさかでない。不労所得を狙う浅ましい連中の行動が,今回の世界恐慌の主要な原因であることは誰の目にも明らかだ。各国が協調して「投資家」を叩きのめす政策を取ることが今求められている。

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2009/05/01(金)

[ Misc ]

マナーの悪い高齢者

 高齢者の悪口を言うと人非人のように言われそうだが。
    讀賣新聞:
発言小町:マナーの悪い高齢者 
 讀賣新聞サイトの「発言小町」という読者参加のコーナー。読者の発問に読者が意見を言うと言うQ&A的コーナーだが,全ての書き込みに讀賣新聞の検閲が事前に入っているようで,荒れることはない。眺めていると,世の中にはトンデモナイ人もいるんだなぁ,という意味で興味深い。
 で,上記「トピ」(スレッド)。満員電車内での高齢のご婦人のマナーをめぐっての話題だ。トピの流れとしては,高齢者のマナーにうんざりしているという意見が主流だが,特に「団塊の世代」が槍玉に上がっている。戦後の混乱期に物心付いたこの世代は,親たちが生きるのに精一杯で,まともな躾を受けてこなかったので,上の世代の重石がとれた今になって,やりたい放題になっているという批判だ。まあ公共の場所での「一部」高齢者のわがまま勝手な行動には,たまに辟易とすることがあるので,同感する部分もある。交通マナーだけ取り上げても,幼児の目の前での信号無視はアカンやろう。車道の真ん中をふらふら自転車で走るなど本人自身が危ない。高齢者は下の世代の模範となるような存在であって欲しい,というのは要求がきつ過ぎるか。まあ高齢者にかぎらず大人としては当たり前のことなんだが。ただ高齢者は頭が固くなっているのか,注意されると逆切れする率が高いというのが,非難が集中する所以だろう。
 ところで,モンスターペアレントやモンスターペイシェントなどの数々のモンスターたち。どうも「団塊ジュニア」,つまりこの「団塊の世代」の子供たちに特有の現象ではないかという気もする。祖父母(団塊の世代)のいい加減な生き方を見て育った子供たちが親の世代になって,再びわがまま放題をしている。孫たちの世代が心配だ。もちろん「世代」で一概に括ってもいけないのは分かっている。ただそういう人自体は一部なんだろうが,どうしても目立つということだ。

   写真:冷麺+おにぎり

 昼食は近所の喫茶店で日替わり定食600円。今日は冷麺とおにぎり。大阪では「冷やし中華」のことを「冷麺」という。朝鮮式冷麺ではない。例によって炭水化物+炭水化物だが,こういうのが結構好き。冷麺もそこそこ,おにぎりのご飯が旨かった。

   写真:魚料理 写真:ヘレステーキ

 夜は,都心の某ホテルの宴会場で職場の歓送迎会。うちの職場は年度末・年度始めが忙しいので,毎年この時期になる。洋風のコース料理で,飲み放題の赤ワインをしこたま飲んだ。メインのヘレステーキ。自分で食べるときはいつもレアを指定するのだが,たまにミディアムで食べるとちょっと新鮮。
 宴会の余興で若手イケメンが女装させられてジャンケン大会。今年の持ち回りの幹事が若い女性たちだったからで,普段からこんなことをしているわけでは断じてない。

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