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Sojin Project / Diary 2009-01

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2009/01/31(土)

[ Misc ]

煙害防止法

 台湾よ,お前もか!
    All About:
知らないじゃ済まない!台湾「煙害防止法」 
 何年か前に香港のレストランなどが禁煙になって,それ以来,香港には行っていないのだが,今度は台湾が全面禁煙だそうだ。
 記事によると,今月11日に台湾で「煙害防止法」が施行されたという。ホテルやレストラン,カラオケなど公共の場所での喫煙は原則禁止になった。空港の喫煙室も廃止だという。なぜ「分煙」という理性的な処置がとれないのか。旅行者はどこでタバコを吸えというのだ。この法律では,高額の罰金を科するとともに,密告を奨励するという。「密告」とは,さすが台湾人弾圧の歴史を持つ国民党だ。下品極まりない。そういえば「2・28事件」と呼ばれる戦後間もなくの国民党による台湾人大虐殺も発端はタバコがらみではなかったか。

 何を恐れているのだ。
    CNN: ブッシュ氏へ投げた「靴の像」、翌日に撤去 イラク政府の要請 
 前アメリカ大統領・ブッシュに靴を投げて世界中の喝采を浴びたムンタゼル・ザイディ記者を称える「靴の像」が建立されたとのニュースを昨日読んだ。が,翌日には,イラクの傀儡政権の命令で撤去されたという。どこまで奴隷根性なんだ。像は,故フセイン大統領の出身地ティクリートの孤児院に設置されたが,傀儡政府は「政府施設にふさわしくない」と撤去を強要したそうだ。ブッシュによって親を虐殺された孤児たちにこそ相応しい贈り物だったに違いない。子供たちをどれほど勇気付けたことだろう。残念なことだ。

   写真:から揚げ定食@妙幸庵

 先日,よその店で「から揚げ定食」をランチに食べたが,とんでもないものだった。食べている途中で気分が悪くなってきた。で,今日は口直しに,から揚げの美味しい蕎麦屋「妙幸庵」で,「から揚げ定食」800円。柔らかくてジューシーなから揚げ。レモンと塩でいただく。噛めば鶏(かしわ)の肉の旨みもたっぷり。ミニ蕎麦が付いているのも嬉しい。

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2009/01/30(金)

[ Misc ]

うつらうつら

 今日の毎日新聞夕刊題字下のコラム「近事片々」。
 「完全失業率、有効求人倍率……ああ連日さまざまな指標や数値がこれでもかこれでもかと。わずかなうたた寝の間に栄耀(えいよう)栄華を味わう『邯鄲(かんたん)の夢』でよし、ぱっと眼前が明るくなる仕掛けはないものかと思いつつ、国会中継にうつらうつら。」
 未曾有の不況へと一気になだれ落ちていく日本でも,まだまだ昼下がりにテレビを見ながら「うつらうつら」とできる職場もあるんだ。日本の底力はまだまだ大丈夫? それとも毎日新聞が気楽なのか?

   写真:天然ひらめの薄造り@竹宗

 晩酌のアテは「天然ヒラメの薄造り」。しゃきしゃきとした歯ごたえにしっかりとした味。安い刺身は水っぽいが,そんな気配もなし。いつものように「サッポロ・クラシック」を1本に,芋焼酎「赤霧島」のお湯割りを2杯。外は結構な雨に強い風と荒れ模様だが,暖房の効いたカウンターで,腰を落ち着けて飲む。

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2009/01/29(木)

[ Misc ]

オバマってさぁ

 昼食をとった喫茶店で,いつものように備え付けの週刊誌「SPA!」を読む。いつも興味を持ったところだけを読むのだが,この雑誌,社会派記事がなかなか面白い。チベット虐殺やパレスチナ虐殺などについても,新聞が黙殺している事実を結構丁寧に書いている。もちろん国内の事件や状況についても新聞とは視点が違う。また毎号欠かさず読んでいるコラムがある。わずか1ページの記事だが,「中華人民毒報」と題して毎週,今現在の中国のおぞましい社会現象を切り取っている。
 が,なんか「オバマ」に関しては「SPA!」もいつもの調子じゃないんだよね。大新聞のように手放しで礼賛というわけではないのだが,なんとも好意的。所詮はフジサンケイグループの扶桑社か。媚米派の本性が垣間見える。
 しかし,どのマスコミもそうだが,たかがアメリカの新大統領をなぜそんなに持ち上げる。所詮は権力者。それも世界一極支配を狙うアメリカの最高権力者だよ。権力を常に批判的に監視し続けるのが,メディアの第一の最重要な役割ではないのか。「オバマ」と聞くだけで,なぜ皆が皆,思考停止に陥るのか。あの悪夢の小泉改革を忘れたわけではあるまい。私はバラク・オバマに小泉純一郎と同じ臭いを感じて仕方がないのだ。

 アマゾンでDVDを購入。ブラッド・ピット主演の映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」(1997年)。中国で上映禁止になったというので期待した。まだ見ていないが,ネットでの評判はよさげ。まあ政治的映画ではないので,中国のチベット侵略・チベット人虐殺などは,あからさまには描かれてはいないだろうが。

 今日は木曜日ということで,週刊漫画誌「モーニング」の発売日,かつ個人的「粉もんの日」。毎週木曜日には,「モーニング」を読みつつ,お好み焼や焼きそばなどの「粉もん」を食べることにしている。で,今日の「粉もん」は「えびモダン」(海老・焼きそば入りのお好み焼)。

   写真:えびモダン(焼き始め)@七つの壁 写真:えびモダン(出来上がり)@七つの壁

 上の写真左は,焼き始め。で右は,出来上がりとその断面。切り口からのぞくそばが食欲をそそる。いつものように,好物の青海苔をたっぷりかけている。で,生ビール片手にいただき,満腹となって満足。モダン焼きはフツーのお好み焼以上に「粉もん」感が強い。

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2009/01/28(水)

[ News ]

毒餃子から1年

 今日の毎日新聞朝刊。中国製毒入り餃子中毒事件から1年ということで,事件を振り返っていた。
    毎日新聞:
ギョーザ事件1年:冷凍食品不振が長期化 
    毎日新聞: ギョーザ中毒:発覚1年 「私は一度死んだ」被害の女児 
 冷凍食品などで,中国産離れが進んでいるそうだ。いいことだ。特に世間が忘れかけていた頃に,例の中国製メラミン入り粉ミルク事件が起きて,また消費が落ち込んだという。企業は,原産国表示に努力しているというが,ここは国がきっちりと基準を決めるべきではないか。また韓国のように飲食店にも表示を義務付けるべきだ。もちろん「偽装」する奴が出るのは目に見えている。偽装には厳罰をもって処するべきだろう。
 ところで2本目の記事中にこんな記述があった。毒餃子被害者の弁だが:
 「風化も進む。昨年暮れ、主婦は事件を扱ったテレビ番組を見てがく然とした。出演者の一人が『安心安全なら中国産は安くていい』と発言したのだ。『世間はそんなものなの?』と主婦はいぶかる。」
 そんなことをいうコメンテータはどこにでもいる。が,毎日新聞は,このコメントをした出演者をなぜ匿名にするのか。そのような発言には社会的制裁が相応しいだろう。この被害者の主婦は「中国産」は絶対に避けるそうだ。主婦の次女はいまだに餃子を食べることができない。事件を決して風化させていはいけない。日本人は,事あるごとに「中国産は危険」とお互いに確認しあって生きていくべきだろう。
 しかしそもそも事態をここまでこじらせたのは,100%中国側の責任だろう。日本人なら普通はまず謝る。そして事実を徹底的に解明する。だからこそ信頼も生まれるのだ。中国人にはその程度の文明的な態度も取れないらしい。開き直り,日本側の責任だと醜い言い逃れをし,あまつさえ,国営企業の製造元・天洋食品を救済するために,事件を受けて回収された製品を地元企業に買い取らせる。おかげで,中国でも中毒事件が発生し,全責任が中国側にあることがばれてしまった。天網恢恢疎にして漏らさず,だ。

 いやそもそも「イスラエル国家」自体が犯罪だし。
    朝日新聞: イスラエル、軍幹部名の報道禁じる 戦争犯罪の訴追恐れ 
 その程度の姑息なことしか思いつかないのか,テロ国家イスラエルの幹部は。自分たちのやっていることが戦争犯罪だと自覚ているのだろう。そもそも建国前のパレスチナの地は,多数派パレスチナ人に囲まれて,少数のユダヤ人が,アラビア語をしゃべり,アラブ人として細々と生きていたにすぎない。現在のイスラエルの「領土」に住んでいたのは,ほとんどがパレスチナ人だった。それを残虐なテロにより追い出して,海外からユダヤ人を呼び寄せ,死語だった「ヘブライ語」を復活させて,暴力により建国された。最初から血塗られた「国家」だったのだ,イスラエルは。この間の事情はアラブ人の間では,「ナクバ NAKBA」として言い伝えられている。これを世界の常識にしなければならない。日本のメディアはなぜ真実を国民から隠そうとするのか。

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2009/01/27(火)

[ News ]

結局は小者だけ

 「国際刑事裁判所」という機関があるそうだ。侵略・虐殺などの戦争犯罪を裁いてくれるそうだ。国際正義のために,人類が持った初めての常設裁判所だ。しかし現実は,「巨悪」を放置し「小者」を裁くしかないのか。
    毎日新聞:
国際刑事裁判所:コンゴ紛争の戦争犯罪で初の公判−−設立から6年 
◇国際刑事裁判所(ICC)
 集団虐殺などの犯罪を犯した個人を国際社会が裁く常設法廷。90年代には国連の決議で旧ユーゴやルワンダの虐殺などを裁く特別法廷が設置されたが、国際社会の意見が割れた場合は裁判所を設置できないケースも出ることから、02年に恒常的な初の国際刑事法廷として発足した。
 訴追対象は、集団虐殺▽人道に対する罪▽戦争犯罪▽侵略の罪−−と規定。最高刑は終身刑。日本など108カ国が加盟する一方、米露や中国は非加盟。現在、ウガンダ、コンゴ民主共和国(旧ザイール)、中央アフリカ、スーダンの4事例を扱う。スーダン・ダルフール地方の紛争を巡っては、08年7月、現職国家元首として初めて同国のバシル大統領の逮捕状を請求した。
(毎日新聞 2009年1月27日朝刊)
 これにアメリカや中国は加盟していないそうだが,当然だろう。アメリカは「アメリカ軍兵士が訴追されるから」という理由で加盟を拒否したそうだが,実際には,国際正義に照らせば大統領が訴追される可能性が100%あるからだろう。
 この機関,世界的な権威として,なおかつ最高刑は死刑とすべきだろう。そうすればチベット侵略・チベット人虐殺の罪で,中国のコキントー(胡錦濤)など,逮捕拘禁の上,極刑が下るだろう。それこそ「正義」の名に値する。人類の倫理がそのレベルまで達するに,これからどれほどの時間がかかるだろうか。

 今日の毎日新聞夕刊のトップ記事は「厳冬 緊張の就活」だ。いきなりの就職氷河期に学生たちの心中はいかばかりか。しかし,あきらめるな。石にしがみついても正社員の口を見つけろ。リクルート社の口車に乗せられて,「フリーター」などと呼ばれていい気になっていた先輩方は,今は派遣切りの憂き目にあっている。フリーター歴の長い先輩ほど,ますます正社員の口から遠ざかっている。とりあえずはどこかに正社員でもぐりこみ,スキルを身に付けて,景気回復を待つしかない。頑張れ!

   写真:たら白子しょうゆ焼@竹宗

 今日の晩酌のアテは,たら白子の醤油焼き。白子は河豚よりタラが好きという貧乏な口をしている。ポン酢はもうひとつ好きでないので,醤油焼きにして貰う。いつものように,サッポロクラシックの缶を一本に,芋焼酎「赤霧島」のお湯割りを2杯。体調がまだ万全でないのか,酔って顔が真っ赤になる。

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2009/01/26(月)

[ Misc ]

抗生物質

 昨日の朝から体調が悪い。で,昨日は日曜ということで,だらだらと寝ていたのだが,夕方,もしやと思って体温を計ってみると38度。ああ,こりゃ駄目だわ。と,売薬を飲んで寝る。
 で,今日,医者に行って来た。問診の後で,とりあえず点滴打っときましょうと言われる。点滴は時間がかかるので,あまり好きではないのだが,45分間じっとガマン。抗生物質を4日分処方してもらって帰る。
 ところで今日の毎日新聞夕刊1面に,タイミング良く抗生物質についての記事が載っていた。
    毎日新聞:
抗生物質:4割が自己判断で服用中断…「耐性菌生む」警告 
 「症状が改善された」と自己判断して,医者から出して貰った抗生物質を途中で飲むのを止めてしまうと良くないそうだ。次に自分が飲んだ時に効きが悪くなるし,何より耐性菌が生まれて,他人にまで迷惑をかけてしまう。日本は,この辺りの投薬指導がいい加減なので,耐性菌が多いとか。ちょっと怖い話。とりあえず医者から貰った薬は最後まで飲もう。

 こういうのを「罠」って言うのか。
    朝日新聞: IWC議長、日本に沿岸捕鯨認める打開案 米紙が報道 
 沿岸捕鯨を認めてやるから調査捕鯨を減らせ,との提案。沿岸捕鯨は日本の伝統で,改まって認めて貰うようなものではない。それよりさっさと商業捕鯨を再開せよ。IWCは,鯨の資源保護のために捕鯨量を調整するための機関であって,捕鯨禁止をなどという戯言を主張する場ではない。「科学的」には,鯨は増えすぎているのだから,節度ある商業捕鯨を再開することが,鯨を含めた漁業資源の保護のためには必要だ。このままでは増えすぎた一部の鯨種の食害で,しろながすくじらなども,餌を横取りされて絶滅の危機に瀕することになる。
 IWC議長の発言は,沿岸捕鯨を強調することによって,日本の国論を分裂させることを狙っているのか。姑息な手段だ。

 ひさしぶりに南オセチア・アブハジア・グルジア情勢についての報道。
    毎日新聞: 戦争とメディア:グルジア紛争 反感あおった情報戦 
 今朝の毎日新聞朝刊が第8面の全1面を使って特集していた。当初のグルジア側のメディア攻勢によって,戦争当初は,西側メディアはグルジアの言い分が通ったが,その手の姑息な手段はやがては嘘がばれる。しかし,「国際世論」とか称するものは,結構その手の宣伝によって決まってしまうから怖い。既存メディアの一方的な宣伝にインターネットは対抗できるのか。

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2009/01/25(日)

[ News ]

毒入り餃子続報

 今更こんなニュース。中国製毒入り餃子の続報。
    毎日新聞:
中国製ギョーザ:冷凍庫管理者数人を長期に拘束 中国当局 
 中国当局は,製造元の天洋食品従業員の内部犯行という説らしい。それにしても「捜査過程で疑いがぬぐい切れない複数の従業員が数カ月にわたって拘束されている」って,日本でそんなことをしたら人権問題だよなぁ。
 で,日本向けにだけエクスキューズするらしい。
    毎日新聞: 中国製ギョーザ:中毒事件で回収後、20社が購入 新華社 
 昨日引用した回収餃子を地元企業に買わせた問題。中国国営・新華社通信は「英語版だけ」配信したそうだ。中国国内のメディアは沈黙。メンツなのかなんなのか,隠したおかげで事故が起きているじゃぁないか。いいかげんにしろよ,中国。

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2009/01/24(土)

[ Gourmet ]

ネパール料理@心斎橋

 なんともズサンな話だ。
    毎日新聞:
中国製ギョーザ中毒:回収ギョーザ、河北省が横流し指示 昨年、天洋食品救済で 
 中国製毒入り餃子事件。昨年,中国でも中毒が発生した件は,地方政府の指示だったことが明らかになった。経営難に陥った製造元の天洋食品を救済するために,国営の製鉄企業グループに指示して,日本での中毒事件を受けて回収した餃子を買い取らせて,傘下の製鉄所従業員に配らせたそうだ。日本での中毒事件は,中国ではほとんど報道されていないので,配られた従業員らは危険性を知らされずに食べたらしい。
 はあ。怒りというよりも,なんとも脱力なニュースだなぁ。こんな国とは金輪際,付き合わない方が良さそうだ。
 ところで,こんなニュースもある。
    朝日新聞: メラミン混入、酪農業者らに死刑判決 中国の地裁 
 例の中国製毒入り粉ミルク。こちらの方は,メラミンを混入した業者は「死刑」だそうだ。メーカー幹部にも刑が言い渡されている。毒餃子の方もさっさと解明して,「適切」な処理をしろよな,中国政府。もっとも共産党幹部が関わっていれば,うやむやに済ますんだろうなぁ。

 久しぶりにネパール料理。心斎橋の「ヤク&イェティ」へ行く。

   写真:ネパールビール「エベレスト」@ヤク&イェティ 写真:モモ@ヤク&イェティ

 とりあえずのドリンクは,ネパールビール「エベレスト」。ラッシーに何種類かあったので,ツレはラッシーのミックスジュース味。
 上の写真右は,ネパールの餃子「モモ」。小籠包のような見かけをしているが,別にスープが入っているわけではない。モモ自体にカレー味がついている。付け合わせのソースはケチャップのよう。

   写真:タンドリーチキン@ヤク&イェティ 写真:チャートパタサラダ@ヤク&イェティ

 上の写真左は,タンドリーチキン。ほどよいスパイスの効きで,柔らかく焼きあがっていて旨い。
 写真右は,チャートパタサラダ。ニンジン・キュウリ・シシトウ・トマトなどの角切りにピリ辛ドレッシングがかかっている。こういうのもいい。

   写真:チョウメン@ヤク&イェティ 写真:アイスクリーム@ヤク&イェティ

 写真左は,ネパールの焼きそば「チョウメン」。スパイスの効いた柔らかい麺がいい感じ。具が多くて食べでがある。
 デザートは,アイスクリームをいただく。写真右は,マンゴーアイスクリームとココナッツアイスクリーム。マンゴーの方にもココナッツフレークがかかっている。
 最後にホット・チャー(ネパールのミルクティー)をいただいて,勘定は2人で5,733円。レシートを見るとなぜか10%オフになっている。
 ネパール料理レストラン「ヤク&イェティ」大阪心斎橋店。住所は「大阪市中央区心斎橋筋1丁目5番30号 ジ・アトリウム4階」,電話は「06-6243-6611」。ランチ 11:30〜15:00/ディナー 17:00〜22:00(L.O.),無休。
 リンク→ ホームページ 

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2009/01/23(金)

[ News ]

まいど1号

 今日の毎日新聞夕刊4版の1面トップ記事は「まいど1号 宇宙へ」。
    毎日新聞:
H2Aロケット:15号機、打ち上げ成功 まいど1号、宇宙へ 
 種子島から「温室効果ガス観測技術衛星『いぶき』」が打ち上げられたが,ペイロードの余裕に7機の小型衛星が相乗りして打ち上げられたそうだ。「まいど1号」は,東大阪市の中小企業による手作りの衛星。産経新聞の記事に詳しい。
    産経新聞: H2A打ち上げ成功 「まいど1号」など最多8基搭載 
 東大阪の中小企業が集まった「東大阪宇宙開発協同組合」が中心になって開発された衛星だそうだ。近畿圏ではずいぶん以前から時々報道されて来た。雷から発生する電波を捉えて「雷予報」の実現に向けた基礎データを収集するという。つまり現在の技術では難しい局地的な「ゲリラ豪雨」を予報しようというものだ。東大阪では,世界でオンリーワンの技術を持つ中小企業も多いと聞く。この不景気に中小企業が元気になる話題はいい。

 「ピロリ菌」って,最近よく聞く名前。
    朝日新聞: 「ピロリ菌いれば全員除菌を」学会が新指針 
 胃潰瘍や胃ガンの原因の一つだと考えられている「ピロリ菌」だが,現在は除菌への保険適用が限られている。ピロリ菌除菌は,胃潰瘍の治療や胃ガンの予防に効果があるらしい。一律保険適用となれば,この手の病気を減らすことができるのか?

   写真:おでん定食

 昼食は近所の喫茶店で日替わり定食600円。今日は「おでん定食」だった。大阪で言うところの「関東煮(かんとだき)」。ちくわやごぼ天などの練り物は特に好物。

   写真:前菜@竹宗

 夜は職場の新年会。上の写真は前菜,「的矢湾の殻つきの牡蠣」「とらふぐの握り寿司」「天然帆立貝酢味噌」「種鶏の自家製ハム・マスタードソース」「鯨『尾のみ』の刺身」「菜の花の辛子和え」の六種盛り。好物の河豚からいく。この後,いろいろメインの料理が出て来るのだが,私には,前菜だけで,酒のアテとしてはもう充分な量。

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2009/01/22(木)

[ News ]

オバマの就任

 昨日の新聞やテレビは,アメリカ新大統領バラク・オバマの就任式のニュースで持ちきりだ。どうにも胡散臭い。ワンフレーズの小泉純一郎がとんでもない悪党だったと同じように,「Change!」だとか「Yes,we can!」などと中身のないワンフレーズを振り回すオバマも信用できない。
 ネットのブログを少し見てみたが,就任式に対する表面的な感想などが主なもの。そんな中で「きっこの日記」は,一味違った意見を書いていた。
    きっこのブログ:
オバマに浮かれる人たち 
 オバマのアフガニスタン侵略政策については,08/11/06の日記で触れたが,その他にも,オバマにはいろいろと胡散臭い面があるそうだ。もちろん,ブログやWikipediaの記事には,勘違いや思い込みが多いのだが,それを言えば新聞やテレビなんて,事実を捻じ曲げたり,肝心の事を無視したりと,権力の犬に過ぎない有り体だから似たようなものだ。
 「きっこのブログ」の記事によると,まずイラク戦争について世界への謝罪がなかった。またアメリカ建国を持ち上げるばかりで,それが先住民(インディアン)虐殺の上に成ったことを黙殺した。そしてオバマとユダヤ人との癒着。どれもおぞましい話だ。話のおぞましさは,オバマという人物のおぞましさに直結している。
 ブッシュも大概だったが,ブッシュの酷さは誰の目にも明らかだった。そのブッシュと同類のオバマは,白人と黒人のハーフだという見かけで大衆を幻惑しようとしている。もちろん彼の評価は,これから何をするか,何をしなかったか,に拠って定めなければならないのだが,第一印象は,ブッシュよりも悪辣な男だろうなぁ,というものだ。

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2009/01/21(水)

[ News ]

新型インフルエンザ

 録画で見た今日のプイプイ(毎日放送の情報番組「ちちんぷいぷい」)。石田さん(石田英司・日本一テレビに出ている放送局社員)のコーナーで「新型インフルエンザ」について取り上げていた。西靖アナがインフルエンザで寝込んでいるそうだ。インフルエンザ特効薬「タミフル」を飲んでいるが,これがどうも効かないらしい。石田さんの解説によると,今年流行のインフルエンザは「A香港型」「Aソ連型」「B型」の3種類らしいが,このうち約3分の1を占める「Aソ連型」の9割以上が,タミフルの効かないウイルスに変異しているらしい。で,問題は「新型インフルエンザ」。現在散発的に途上国で発生している「強毒性鳥インフルエンザ」とこのタミフルの効かない「Aソ連型インフルエンザ」が合体して,新型インフルエンザが発生したらエライことになるのではないかという。現在,日本では将来予想される新型インフルエンザのパンデミックに備えて,タミフルの備蓄を進めている。発生した新型インフルエンザが,タミフルの効かない型だとしたら,死者が数倍・数十倍になるかもしれない。恐ろしい話だ。
 今日のニュース:
    毎日新聞:
中国:鳥インフルエンザの死者3人目 
 中国で,今年に入ってすでに3人目の鳥インフルエンザの死者が発生したそうだ。今年って,まだ3週間目だよね。週に1人の割合で死者が出ている。この鳥インフルエンザが,いつ人から人へと感染する新型インフルエンザに変異するか,まったなしの状況ではないのか。とりあえず対策としては,発生の一報とともに当該地域を隔離し,その間に世界中で大急ぎでワクチンを作成するしかないという。が,中国というのが不安だなぁ。情報隠しはお家芸だということは,以前のSARS騒動の時に十分に証明して見せたからなぁ。とにかく生きた鳥を食料として流通させている地域が危ない。生きた鳥の流通を禁止することはできないものか。
 ところで,ワクチンやら特効薬やらの研究はいろいろと行われているが,結局,私たちにできる対策は,手洗い・うがいにマスクの着用だそうだ。新型インフルエンザといってもまあ風邪の一種ではあるわけだからだ。が,心許ないなぁ。

 こんなニュースを見かける。
    毎日新聞: ギョーザ事件:捜査情報に懸賞金…中国当局と天洋食品 
 例の中国製毒入り餃子。いまだに容疑者を絞れていないらしい。なにやってんだ中国公安。無実の人間を殴り倒すのはお手の物だが,犯罪人を捕まえるのは苦手と見える。案外,党上層部に,犯人に捕まって欲しくない人物がいるのかも。

   写真:ミンククジラの尾の身の刺身@竹宗

 今日の晩酌のアテは,ミンク鯨の尾の身の刺身。2100円とちょっと高いが,鯨と聞くと我慢できず,まあたまの贅沢だしと頼む。

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2009/01/20(火)

[ News ]

ベア4000円

 景気回復のためには,賃上げが唯一の近道だ。
    毎日新聞:
春闘:トヨタ労組、ベア4000円要求へ
 トヨタ労組は,ベア4000円の要求を決めたという。当然だろう。日本の大企業はそれだけの資金をため込んでいる。このまま,首切り・賃下げが続けば,日本経済は景気縮小の負のスパイラルに入る。
 ここはキャノンやトヨタに代表される大企業の貯め込んだ資金を吐き出させる。金持ちには累進課税で税収アップを図る。グーの音も出ないほど絞り取るのだ。その金を働く者たちに分配する。賃上げという形でばらまかれた金は,世の中を回りだす。生きた金だ。家族連れなら,外食の機会を増やすかもしれない。我慢していた家電を買い替えるかもしれない。夕食に一品余計におかずをつけるかもしれない。一人者も同様だろう。飲みに行く回数を増やすかもしれない。そうして使われた金は,自営業者へと回り,農家や漁業者へと回る。流通業者やメーカーに回り,さらに世の中を回りだす。これが,日本が,世界で最初に不況から抜け出すための唯一の手立てだ。

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2009/01/19(月)

[ News ]

定額給付金の弥縫策

 相変わらず評判の悪い麻生太郎の定額給付金。国民の3分の2が反対しているとか。で,こんなニュース。
    朝日新聞:
ホームレスにも給付金 政府、住民登録の方法検討 
 定額給付金は当初「生活支援」と言っていた。それがいつの間にか「景気対策」に取り替わられた。が,当初の「生活支援」という建前も残している。いい加減なものだ。
 で,「生活支援」なら,本当に生活に困っている「ホームレス」にこそ給付しなけらばならない。ところが,二重取りを避けるために,住民票を支給の資料にする。そうすると住民票のない「ホームレス」に支給の手段がないわけだ。この辺りで,なんとか「ホームレス」に住所を与えて支給しようと検討しているそうだ。
 一方,DV被害者の妻などは,暴力夫から逃れるために,住民票を移していない。政府はDV加害者には住民票を見れない仕組みを作るといっているが,情報漏洩というのはどこにでもある。DV被害者は政府を信用していない。この人たちもまた定額給付金を受けるに相応しく,なおかつ受け取ることができない人たちだ。
 いい加減にしろよ。いかに取り繕うとも,「定額給付金」が「世紀の愚策」であることに変わりはない。ある程度の消費の上乗せがあろうとも,ここまで冷え込んだ企業の投資マインドを変えることはできないだろう。ちょっと消費が一時的に増えたとしても,企業が新規投資をするわけもない。「景気対策」としての効果はゼロだ。「定額給付金」に何の効果もない。
        *
 デスクトップの調子が悪いので,昨日ノートパソコンを購入。とりあえず日記が書ける程度の環境は移したので,昨日から,この日記は新しいノートで書いている。そういえば年末には車のバッテリーがあがったので,結局,JAFにバッテリー交換して貰った。最近,機械のトラブルで出費がかさんでいる。

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2009/01/18(日)

[ Gourmet ]

タイスキ@道頓堀

 今まで食べてみて,どうもタイ料理よりベトナム料理の方が口に合う。でも,世間では結構タイ料理の評判が良いようで,これは旨いタイ料理を食べていないからではないか。で,タイ料理をいろいろ食べてみることにして,今日はネットで探したタイ料理の店に行ってみる。道頓堀の「タイ料理とタイスキの店 クンテープ 道頓堀店」。「かに道楽本店」と「づぼらや」の中間辺りのビルの地下1階にある。ツレと戎橋のTSUTAYAの向かいの「かに道楽本店」の前で待ち合わせをして,一緒に探す。小さなビルに小さな看板が出ていた。
 階段を下りて店に入ってみると,奥に結構広い。突き当たりの窓からは道頓堀川が見えている。内装はタイ風。とりあえずのドリンク。私はシンハービール。ツレはグァバジュース。メニューを見て「タイスキ鍋」を頼もうとすると,スタッフが,一品料理も頼むならコースの方がお得だと勧める。で,タイスキに加えて,一人当たり1品の料理を選べるという「Aコース」にする。最初に「生春巻」を,鍋の後に「タイ式炒飯」を持って来て貰うことにする。

   写真:シンハービール@クンテープ 写真:生春巻@クンテープ

 上の写真左は「シンハービール」。軽い口当たり。上の写真右は「生春巻」。ベトナムのに比べると太くて,ライスペーパーで野菜を包んだと言った食感。

   写真:タイスキ@クンテープ 写真:タイスキ@クンテープ

 上の写真は,タイスキの鍋の具。豚肉やら帆立やら海老やらは分かるのだが,他によくわからない具がたくさんある。締めの麺も平麺と細いビーフンの2種類。各テーブルにIHヒーターが埋め込まれていて,さすがは鍋専門店だ。

   写真:タイスキ@クンテープ 写真:タイ式炒飯@クンテープ

 火の通りにくい具から入れて,最後に生卵を回しいれる。卵とじのようにするそうだ。取り鉢にタレを入れていただく。タレは辛口と中辛。とりあえず辛口でいってみる。この辺りが「タイ風」か。ツレが辛いタレが旨いという。
 上の写真右は,タイ式炒飯。うーん,これはフツーの炒飯かな。薄めの味付けで海老が入っていた。
 レシートによると,シンハービール\630,グァバジュース\450,A)パタヤコース\2,980x2。で,勘定は二人で,7,040円。
 タイ料理とタイスキの店 クンテープ 道頓堀店。住所は「大阪市中央区道頓堀1-6-14 平松扇屋ビルB1」,電話は「06-4708-0088」。営業時間「11:30〜23:00(L.O.22:00)」,無休。
 リンク→
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2009/01/17(土)

[ News ]

ソマリア沖

 今朝の毎日新聞朝刊によると,海軍(海上自衛隊)は,海賊の頻発するアフリカ・ソマリア沖に艦艇を派遣するそうだ。これ自体は結構なことだ。アメリカのイラク侵略の尻馬に乗る海上補給活動などに比べれば,はるかに意味がある。
 しかし,この派遣。現行法制内で行うとこのこと。日本船籍か日本人の乗っている船,あるいはせめて日本の荷物の乗っている船しか護衛できないと言う。誰がどう考えてもおかしな話だ。外国船が海賊に襲撃されていても見捨てるというのか。更には,例によって武器使用に関する制約がある。自衛官には逮捕権がないため,海上保安庁の職員も乗船させるという。なんともなさけない話だ。早急に関連法を整備して,海賊退治に堂々と参加すべきだろう。

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2009/01/16(金)

[ Misc ]

評判の悪い派遣

 まあフツーの生活者同士のフツーの世間話なのだが。一時,例によって「マスコミ」が,「派遣村」とか称して,公園で炊き出しを受けていた派遣労働者をやたらと持ち上げた報道があった。で,そういうニュースを見ていてのフツーの生活者の意見。この人たち,若いころは「フリーター」とか称して,「責任を取りたくない」と正社員になることを拒否した世代じゃないのかなぁ。なんで今頃文句をいうのかなぁ,と。
 まあ,「就職氷河期」とかあったりして,人聞きのいい有名企業には,なかなか就職できなかったのか。でも,日本全体では,外国人を雇わなければならないほどの,人手不足がずっと続いていたんじゃないのか。仕事ならいくらでもあったはずだ。「仕事」に「自己実現」を求めている? 失礼しました。私らとは価値観が違うんですね。
 それにしてもなぜ「派遣」なのか。もちろん元凶は「小泉改革」だ。いつでも使い捨てにできる低賃金労働者を必要とした企業の要請に応えて,派遣の法整備をした。「マルクス主義的言辞」によれば,「派遣」とは,労働者の敵だ。いわゆる「ルンプロ=ルンペン・プロレタリアート」だ。資本家に,自らの労働力を安売りすることによって,労働者本隊に敵対する。つまり「派遣」の低賃金・劣悪な雇用条件に引きずられて,「正社員」の待遇まで悪くなる。そういう役割を「派遣」は担わされている。専門職以外の派遣労働を禁止し,働く者を正当な待遇で遇せよ,と言うべきではないのか。
 ところで,昼食を食べていた喫茶店で読んだ備え付けの週刊誌「SPA!」の今週号にこんな記事が載っていた。例の話題になった「派遣村」。ボランティアスタッフの話によると,マスコミの煽りとは違い,実際に「派遣切り」にあって仕事も住居も失ったという人たちはそんなにいなかったらしい。あの「派遣村」に集まった人々のほとんどは「日雇い派遣」の人たちだったそうだ。初めからその日暮しをしていた人々が,日雇いの仕事がなくなって集まったらしい。ちょっと,話が違うじゃないか。一方で,新宿駅前の職安では,「派遣切り」にあった人たちのために,すぐに寮に入れる仕事も含めて,約1000人の求人を用意したらしい。ところが,実際に職安に仕事を探しに来た人は十数人しかいなかったとか。他の人たちは求職活動をせずに何をしていたのか。「生活保護」の申請をしていたそうだ。この人たち,初めから働く気ないんじゃない?

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2009/01/15(木)

[ Misc ]

「ビュート」生産中止

 日本一小さい自動車メーカーの光岡自動車(富山市)が,日産マーチをベースにした手作りのクラシックモデル「ビュート」の生産を今年で打ち切るそうだ。
    毎日新聞:
光岡自動車:「ビュート」生産、今年で打ち切り 
 道路運送法の改正でバンパー部分が保安基準に合わなくなったためという。93年1月登場で,約9300台作られたというが,その間にマーチは何回モデルチェンジしただろう。消えるのは惜しいねぇ。車にお金を注ぎ込む性格ではないので,なかなか手が出ないが,光岡の車はみんな魅力的だ。バンパー部分だけ変更してという姑息なことはしたくなかったのか,いさぎよく消える。次に登場する光岡の新モデルに期待しよう。

 録画で見た先週金曜日のプイプイ(毎日放送の情報番組「ちちんぷいぷい」)。「淡路島牛丼」なるものを,山中真アナが生中継で紹介していた。淡路島は「たまねぎ」が有名で,大阪のある飲食チェーンなど,関東進出の店舗にもわざわざ淡路島産たまねぎをこちらで買い付けて送っているそうだ。で,さらに淡路牛・淡路米をセットにして売り込もうと,全島をあげて「淡路島牛丼」で盛り上がっているそうだ。
 ラーメン店から寿司屋・フレンチまで,46の飲食店が,それぞれの店のオリジナルを競っているという。フツーのチェーン店の牛丼をイメージするとまったく違う。数百円のリーズナブルなものから,3千円を超えるリッチなものまであるそうだ。一度ツーリングがてら寄って見るかという気になった。(リンク→淡路島牛丼のHPちちんぷいぷい「今日の問い合わせ先」)

 基本的にテレビは録画で見ているので,コマーシャルは飛ばして見ているという民放にとっては嫌な視聴者だ。が,ときどきボーっとしていて気が付くとCMを見ている時がある。で,この前,ショートカットの良く似合う凄い美人のCMが目に入った。えっ,これ誰? と巻き戻して見直す。ショートヘアが魅力的だが,初めてみる女優さんのように見える。で,「AUBE」という商品名をインターネットで検索してみる。見つけました。花王ソフィーナのオーブクチュールという化粧品のCMだった。「CM情報」のページがあったので見てみると動画がアップロードされている。見直すがやっぱり美人だ。で,ページをよく見ると「Saki Aibu」とある。えっ,相武紗季? なんか「華麗なる一族」の弱々しいお嬢さんというイメージとはだいぶ違うんだけど。本当はこういう女性だったのか。(リンク→「CM情報」動画あり)

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2009/01/14(水)

[ News ]

情報源の秘匿

 「情報源の秘匿」ってのは,ジャーナリストとしての最低限の倫理ではなかったのか。
    毎日新聞:
調書漏えい:草薙さん「情報源は被告医師」 奈良地裁公判 
    毎日新聞: 調書漏えい:被告医師の許可得ず接写 奈良地裁公判 
 「奈良県田原本町の母子3人放火殺人事件を巡る供述調書漏えい事件」の公判で,「供述調書を引用した単行本『僕はパパを殺すことに決めた』(講談社)」を書いた「草薙厚子」という人が,情報源は被告の精神科医だと証言したそうだ。ジャーナリストが公判で情報源を明かすことは異例の事態らしい。これで,すべてのジャーナリストへの信頼が失われ,今後の取材に大きな障害となるのは,目に見えている。記者が秘密にすると約束して情報を得ようとしても,情報提供者の信頼を得ることが難しくなるからだ。これからは,記者の約束は,状況が変われば反故にされるということを明かして見せたわけだ,「草薙厚子」は。
 そもそのこの『僕はパパを殺すことに決めた』という本。私は読んだことはないし,読む気もないが,報道によると,入手した供述調書を原文そのまま引用しているそうだ。普通は,情報源がわからないように,自分の言葉に咀嚼して表現するとの報道関係者の証言もある。単なる字数稼ぎ,原稿料稼ぎで,この人はこの本を書いたのか? こういうジャーナリストの風上にも置けない人を信頼した精神科医が気の毒だ。
 一方,被告の精神科医の弁護人は公判の中で,「草薙厚子」のこの行状にたいして,「筆を折りなさい」と迫ったらしい。これに対して「草薙厚子」は,公判後の会見で「検察の陰謀に屈したことになるので、筆を折ることはしません」と,のたまわったそうだ。お前が言うな。

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2009/01/13(火)

[ Computer ]

パソコンのトラブル

 うちのPCは,ハードディスク(HDD)2台をつないで,RAID 0 というのをやっている。で,このRAIDが壊れたらしく,ずいぶん前から起動するたびに「データのバックアップを取れ」とのメッセージが出ていた。で,まあ,だましだまし使っていたのだが,どうにも動作が不安定。でUSB接続の500Gbytesの外付けHDDを買って来て,データのバックアップをとった上で,ハードディスクを初期化することにした。
 Buffalo(メルコ)のHD-HES500U2。J&P(上新電機)で,\17,800。実際には,貯まっていたポイントを使ったのでもう少し安く入手。ハードディスクも安くなったなぁ。USB2.0でTurboUSBという転送速度を上げる付属のツールをインストールして,だいたい100ギガ/1時間ぐらい。Dドライブのデータだけで400ギガ以上あるので,2日がかりで,休み休み延べ5時間ぐらいはかかったか。とりあえず必要なデータは全部バックアップした。
 で,今夜は,壊れたRAIDを削除して,再構成。リカバリ用のDVDを使って,ハードディクスを「お買い上げ時の状態」に戻す。で,新品同様になったのだが,これからいろいろ設定をいじったり,アプリケーションをインストールしないと,まともには使えない。バックアップしたデータもまた何時間かかけて,書き戻さないといけない。まあ今日は夜も遅いので,とりあえず日記を書ける状態にだけして終わりとする。
 ところで,昨日の記事。壊れた古いノートPCで書いたもの。バッテリーはオシャカになってるし,なにより数分から十数分動かすと,熱がたまってハングアップする。とりあえず,すばやく日記を書くのだけは使えるので,まだ捨てずに非常用にとってある。

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2009/01/12(月)

[ Misc ]

お休み

 パソコンの調子が悪いので,日記の更新をお休みします。

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2009/01/11(日)

[ News ]

定額給付金

 これでもまだ拘るのか。
    朝日新聞:
給付金に反対63% 内閣支持19% 朝日新聞世論調査 
 朝日新聞の電話世論調査によると,麻生内閣支持率が遂に19%まで下落したとか。末期症状だね。麻生はいつ政権を投げ出すのか。
 それにしても評判の悪い「定額給付金」。反対が63%でもまだやるつもりか。そんな金があったら,いろんなことができる。公立学校の校舎の耐震化。学校は地震の際には避難場所になるわけだから,それが潰れるようでは困る。あるいは全国の公立病院の赤字(累積債務)を解消することもできる。緊急にやらなきゃいけないのに,金がないために手付かずになっている案件は,山ほどあるんじゃないのか。それでも「定額給付金」に拘るのか。

 またひとつ,シオニストの犯罪。
    毎日新聞: ガザ侵攻:イスラエル軍が「白リン弾」使用…人権団体指摘 
 毎日新聞の解説によると:
 「空気と反応して発火、発煙する兵器。ざんごうの敵兵をいぶり出したり、対戦車砲に対する煙幕として有効とされる。消火が極めて困難なことや、人体への被害が大きいことから『人間を焼き尽くす兵器』とも言われる。」
だそうで「皮膚に触れると骨を溶かすほど激しく燃焼」する恐ろしく非人道的な兵器らしい。まあ虐殺に,「人道的な虐殺」も「非人道的な虐殺」もないものだが,密集した市街地にクラスター爆弾を使ったりと,イスラエル軍の本性を表わす報道ではある。

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2009/01/10(土)

[ News ]

ガザ虐殺

 シオニスト・イスラエルが繰り返している虐殺が,ガザでまた一つ増えた。
    毎日新聞:
イスラエル:ガザ侵攻 イスラエル軍、住民を砲撃 住宅に兵士が閉じ込め、30人死亡 
    毎日新聞: イスラエル軍:ガザ攻撃、人道法抵触の恐れ 国連弁務官 
 「シオニズム」とは,パレスチナを,2000年前の先祖が住んでいた約束の土地「シオン」だとして,住民を虐殺し追放し,土地を奪おうというユダヤ人の運動だ。
 このシオニズムに駆られたイスラエル軍は,ガザ地区で虐殺を繰り返している。ついには住民100名以上を廃屋に押し込め,砲撃したという。30名以上の死者が出ている。
 ナチスに虐殺された民が,直後に虐殺者として世界史に登場している。イスラエルの行為は人道上許されない。そもそもイスラエル「建国」自体が,パレスチナ人の住む土地への侵略として始まった。パレスチナ問題の解決はイスラエル国家の解体以外にありえないのではないか。

   写真:ひらめ昆布〆@竹宗

 今日の晩酌のアテは,ひらめの昆布締め。もっちりとした歯ごたえが身上。旨い。昆布の味も充分に染みている。

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2009/01/09(金)

[ News ]

雁供養

 毎日新聞夕刊の題字下コラム「
近事片々」。今日はこういう一連から始まる。
 「雁(がん)は海上に羽を休めるための木片をくわえて飛来し浜に落とす、と津軽の言い伝え。春に再び拾って海を渡り行くが、浜に残った木片あればその主落命のしるし、と供養にこれを焚(た)いて風呂を立て諸人に勧めた。雁風呂という。心温まる習わし。」
 これって,ぼくらの世代にとっては,サントリーの角瓶のCMとして記憶している話だ。数十年前のテレビ・コマーシャルをリアルタイムで見た人間としては,「心温まる習わし」は,ちょっと違うんじゃないかと思う。これは「哀れな話」だ。もちろん哀れなのは雁ではない。現実には雁は木片を咥えての渡りなどしない。哀れなのは,そう言い伝えなければならなかった被支配の民衆の心だ。
 この話。サントリーのCMのおかげで広く知られているが,実際には出典の明らかでない都市伝説のようなものらしい。実際に津軽にそういう風習があるのかすら,明らかではない。しかし,こうして「天下の毎日新聞」が書いた以上,これからは事実として伝わるのだろう。
 ところで近事片々のこの一連は,例によって嫌みを言うための前置きに過ぎない。刺身の妻として書かれているだけだ。次の二連では,天下り公務員の「ワタリ」行為についての嫌みが続く。
 高級官僚は,退官した後,二三年ごとに職場を渡り歩き,そのたびに多額の退職金を貰い,その俸給とあわせた総額は,数億円になるという。いわゆる「天下り」の「ワタリ」だ。同期が事務次官に上り詰めれば,若いうちに退官すると言う慣行から来ている制度らしい。
 しかし「天下り」がそんなに悪い制度だろうか。民間の大企業に就職した高級官僚の同窓生たちは,従業員や派遣から搾り取った利益で高給を得ている。公務員が薄給のままであれば,優秀な人材はすべて民間に流れるだろう。公務員を薄給のままにして,税金を節約し,早期退官後に民間に再就職させ,民間企業が従業員から搾り取った利益の上前をはねさせる。けっこう合理的なシステムではないだろうか。
 難点を言えば,おかしな批判に迎合して,退官後2年間は,職務に関連する民間企業への天下りを禁じている制度の方だろう。そのために,一時の「ワタリ」の経由地として税金をつぎ込んでいる独立行政法人や特殊法人などが無駄に利用されている。これでは,「天下り」は税金の無駄遣いと言われても仕方がない。退官直後から民間企業に「天下り」させるべきだ。
 政府関連の法人への天下りは禁止し,民間企業への天下りを促進して,税金の支出を抑えながら,優秀な人材への生涯賃金の保証とする。そして天下り先民間企業との癒着を生じさせないような方策は別に考えるべきだ。
 ところで「渡辺喜美」とかいう自民党代議士が,この「ワタリ」批判を口実として蠢動しているというニュースが流れている。「天下り」批判は,官僚を攻撃することによって,本当の敵を国民から隠すための手段に過ぎない。「天下り」批判に付和雷同して,また騙されることのないように注意しなければいけないだろう。本当の敵は,派遣を使い捨てにし,従業員を切り捨て,内需を縮小させてでも,自分たちだけが儲けようとしている,キャノンやトヨタなどに代表される大企業とそれに連なる有象無象だ。

   写真:天然寒鰤の刺身@竹宗

 今日の晩酌のアテは,天然寒鰤(かんぶり)の刺身。脂が乗り切って旨い。やはり寒い季節は,寒鰤だなぁ。厳冬の日本海の鰤起こしに思いを馳せる。

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2009/01/08(木)

[ News ]

「親の質」

 あきれた話。
    讀賣新聞:
小6たばこ、同級生とプカリ…「自分が吸ってて」母与える 
 福岡市早良区の市立小6年男児の母親が、男児と同級生計7人が自宅で喫煙するのを黙認していたことが同校などの調べでわかった。
 母親は「自分も子どものころから喫煙していたので」と話しているという。
 市教委と同校によると、男児は5年生の頃から母親のたばこをもらって喫煙するようになり、昨年11月中旬の修学旅行後からは自宅に遊びに来た同級生たちと喫煙していた。
 たばこは母親が買い与えていたこともあり「1日に10本吸った」と話している児童もいる。
 同校は昨年12月、男児の自宅に遊びに行った女児の保護者から連絡を受けて事態を把握。6年生の保護者を対象にした臨時保護者会を開いて説明し、母親は謝罪したという。同校は6年生に喫煙の健康被害について指導も行った。
(2009年1月8日13時07分 読売新聞)
 これ小学生だからニュースになったが,中学生・高校生だと,日本中で結構ある姿ではないだろうか。この母親は,言い訳しながらも,よく謝罪したね。たいていは「親がついてるんだから勝手だろう」と逆切れしそうな気がする。

 つづけて同じく福岡のニュースだが,偶然だろう。日本中でありふれた話だと思う。
    朝日新聞: 「本、万引きしないで」非行防止活動続ける福岡の本屋 
 万引きの被害で潰れる書店が相次いでいるそうだ。で,子供たちに啓発活動をやっている。最近は,書店での万引きの理由の7割が換金のためらしい。子供たちで見張り役・陽動役など役割分担をする悪質なケースも目立つと言う。書店では,1冊万引きされた損失を埋めるためには,40冊を売らなければならないらしい。
 「最近は見とがめられても反省の態度がうかがえない子が増え、繰り返し万引きに手を染める子もいる」という。別に聞いた話だが,親も「金を払えばいいんだろう」と子供の万引きを開き直るらしい。相手が子供ということで穏便に済ませず,どんどん警察に介入して貰って,刑事処分を求めてもいいのではないか。

 いずれの件も,昔からあった話だろうが,最近の特徴は「親の質が低い」ということだろう。新聞も要らぬキャンペーンを張る暇があったら,この「親の質」をこそ取り上げて,積極的にキャンペーンして欲しい。「親の質」が上がれば,子供の非行はもっと減るだろう。

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2009/01/07(水)

[ Gourmet ]

鯨の生姜焼き

 厚生労働省広島労働局の落合淳一局長が謝ったそうだ。
    朝日新聞:
製造業派遣解禁「止められず申し訳ない」 広島労働局長 
 小泉純一郎の首相在任時代に「行け行けどんどん」で,解禁された製造業派遣。それをなぜ誰も止められなかったのかという反省の弁だ。大臣が見直しと言っているから,私が言っても首にはならないだろう,と前置きをしての発言だ。
 そもそも派遣は従来,通訳やアナウンサーなどの「専門的26業務」に限ってのみ認められてきた。専門家を一般社員より高給で招くための制度だった。それを,低賃金労働者として使い捨てる制度へと変容させたのが小泉だ。その弊害は今や誰の目にも明らかだろう。もう一度,派遣を専門的業務のみに限るべきだ。一般の労働者は,正社員としてしか雇えない仕組みに戻すべきだ。

 今日の毎日新聞朝刊に,重い肺炎を引き起こす「レジオネラ菌」の危険を呼びかける記事が載っていた。
    毎日新聞: レジオネラ菌:重肺炎の原因、感染報告が5年間で5倍に 
 今日の「プイプイ」(毎日放送の情報番組「ちちんぷいぷい」)で,石田さん(毎日放送社員・石田英司)が,後追いの解説を加えていた。レジオネラ菌の感染報告が増えている事情には,検査技術が向上し,以前は「原因不明の肺炎」とされていたものが,レジオネラ菌だと分かるようになったことが大きいと言う。ただこの菌は「日和見感染」をする。どこにでも居る菌で健康な人間にとっては脅威ではないが,幼児や高齢者は要注意だと言う。目に見えぬほどの細かい水滴とともに体内に入ってくるので,銭湯・温泉なども感染源となりうるとか。36度が増殖に最適の温度だそうなので,お湯を循環させている場合,危ない。
 で,自宅では「加湿器」。熱で蒸気を発生させるタイプなら殺菌されるが,超音波式などでは,結果,菌を室内にばら撒くことになりかねない。水の中で繁殖するので,加湿器の水は,残りを捨てて毎日変えた方がよいらしい。使う水は蛇口から直接水道水を入れる。水道水は塩素が含まれているので消毒の効果がある。水道水でも,汲み置きは塩素が抜けているので使わない方がよいという。私は,冬はエアコンと加湿器の組み合わせで暖をとっているので,このニュースに反応した。
        *
 やっと年賀状を書いて投函した。もう7日だよ。年末から年始へと,飲んでは寝,の生活で怠け癖が付いてしまった。で,毎年,年賀状を見ると意識させられるのが「干支」だ。今年は丑年か。そろそろ「還暦」を意識させられる歳になって来た。まあまだまだ間があるが。
 この前,韓国紙・朝鮮日報の日本語サイトを眺めていると,あの「大漢和辞典」の諸橋轍次氏の著された「十二支物語」という書物が,この度,朝鮮語に訳されて韓国で出版されたと言うニュースを見かける。正月にちょうどいいなと,原著をアマゾンで検索する。1968年出版の本ということで,残念ながら新本はもう手に入らない。で,アマゾンのマーケットプレイスで古本を発注,手に入れる。
 手頃な分量の冊子だ。昭和43年11月初版で,私が入手したのは昭和44年12月発行の9版。1年余りの間に9刷とは,当時はちょっとしたベストセラーだったのか。著者85歳の作品。編集者の質問に諸橋翁が応えるという軽い読み物だ。もともとは「縮写版大漢和辞典」の月報として連載されたものを元にしたらしい。最初に「十干十二支」について翁が語られ,その後,子・丑・寅・…・戌・亥と続く。
 「十干十二支」の項。干支の起源について語られた一節が気になる。「干支の真の起源が中国にあるのか,あるいは西域からまた他のどこかにあるのかの問題」について,翁は断定されていない。しかし干支の起源は中国以外にあり,鼠に子,牛に丑などの日常使わない漢字が当てはめられているのは,子・丑などの漢字が中国以外の原語を訳したものかもしれないという説は気になる。原語の発音は「子」だったが,意味は「鼠」だったというわけだ。干支は,中国起源ではなく,西域の遥か彼方の今は滅んだ民族の伝承だったかもしれないのだ。
 「亥(猪)」の項。現代北京語では「猪」はブタを表す。イノシシは「野猪」。現代の中国や朝鮮では,「亥年」は「イノシシ年」ではなく「ブタ年」だ。諸橋翁は,中国には「イノシシ」を表す漢字は「猪」以外に様々にあると解説なさるが,「ブタ」については触れられていない。その点がちょっと物足りなかった。
 ところで原著出版から40年以上も経ってから,朝鮮語訳が出版されたと言うのはどういう事情なんだろう。ひょっとして韓国の著作権は40年で切れるのか? で,版権を払わなくて良くなったから出版したのか? そんなことを疑いたくなるほど,韓国の著作権事情はルーズらしい。日本のアニメの海賊版など,堂々と広まっているらしいからなぁ。韓国の裁判所がまたそれを応援しているとか。

   写真:生ミンク鯨の生姜焼き@竹宗

 晩酌のアテは,「生ミンク鯨の生姜焼き」。「竹宗」に生鯨肉が入ることは,あまりないのだが,おととい刺身で食べたばかりなので,今日は生姜焼きをお願いする。
 一口食べると,旨い。が,それより先立つ感情は「懐かしい」。子供の頃,よく食べた鯨肉の味だ。夕飯時にお袋が「今日は,お肉よ」というと「ワーイ」と喜ぶが,それが鯨肉だと知れると,「ちぇっ,クジラかぁ」とがっかりとした。今なら考えられない贅沢な話だ。「クジラ」と「魚肉ソーセージ」を貴重な蛋白源として,戦後の日本人は生き抜いて来た。

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2009/01/06(火)

[ News ]

竹島パンフレット

 韓国が不法に軍事占領している日本領・竹島。昨年末のニュースだが,外務省がパンフレットを作成したそうだ。
    讀賣新聞:
竹島問題パンフレット、新たに7か国語で作成…外務省 
 従来は,日・英・朝鮮の3ヶ国語しかなかったものを,新たにアラビア・中国・フランス・ドイツ・ポルトガル・ロシア・スペインの7ヶ国語版も作成したそうだ。3ヶ国語版は既に2万3500部を配布したが,新たに作成した分は各1000部だという。なんか少なくないか。どうせなら各国の学校に生徒分配布したり,主要紙に全面広告を打ったりしてもいいのではないか。政府も必要なところにはきちんと予算をつけるべきだ。
 ところで,この程度のことでも朝鮮人は頭に来るらしい。
    讀賣新聞: 外務省の「竹島」追加資料、韓国が日本に厳重抗議 
 寝言は寝てから言え。侵略国家「韓国」は,日本領土から直ちに撤退せよ。

 アメリカの政府機関「National Virtual Translation Center (NVTC) 」(「国立仮想翻訳センター」とでも訳すのか)が,朝鮮に関する情報のページで日本海を「東海」と一時表記したが,11日で撤回したというニュースがあった。で,ホームページを検索してみた。このページ http://www.nvtc.gov/lotw/months/march/Korean.html だろうか? 朝鮮語を紹介するページだ。このページに添えられた朝鮮半島南部の地図に,はっきりと「Sea of Japan」と単独で表記してある。(なお日本語を紹介するページは http://www.nvtc.gov/lotw/months/march/Japanese.html。)
 朝鮮人は,日本海を「東海」と呼んで欲しいらしいが,それって朝鮮半島から見て「東」ってだけだろう。まったく国際感覚のない話だ。これ,中国人にも相手にされていないらしい。中国語で「東海」は,東シナ海(East China Sea)を表すからだ。ついでに言えば,さっきの地図,黄海も「Yellow Sea」となっているが,ほんとは「西海」と読んで欲しいんだろうね。どこまで自己中心的な近視眼なんだ。

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2009/01/05(月)

[ Gourmet ]

生ミンク鯨の刺身

 日本人の大多数がなぜ貧乏なのか。額に汗して働き,物造りに励んできた。が,未だに豊かにならない。この冬は「派遣切り」の絶望の淵まで追い込まれている。当たり前だ。バブル崩壊以来,いやもっと以前から,日本人の勤労の果実はアメリカに吸い取られて来た。これで豊かになるわけがない。そしてそれを加速したのが「小泉改革」。外資が縦横無尽に日本経済を蹂躙し,富を全て吸い上げていく。小泉純一郎は,そういうシステムを作るために総理になった。「郵政民営化」とは,日本人が築き上げてきた富をアメリカへ移転する方策だった。

 何年か前に「台湾」関係の記事を検索していて見つけたブログ。大分合同新聞の「高あきら」氏のブログだ。敗戦前の台湾育ちで80歳近くの方だと言う。最近の記事にリンクを張らせていただく。
    この世の中なんでもあり:
大不況下「集団的解雇」の真の目的は? 
 「派遣切り」の目的は,地方公共団体などにセーフティネットを作らせるが目的だと言う。企業が従業員を抱え込まず「非情」に首を切るのは,世論に押されて国や地方が救済に乗り出すことを促すのが目的だと言う。国や地方のその負担は当然,国民が負担するものだ。ここでも貧乏人から金持ちへの金の流れが画策されている。つまりフツーに汗水を流して働いている人々へ,全ての負担を投げ出そうと言うのだ。

 この流れ,つまりは企みはなんとしても食い止めねばならない。この数年,十数年。働くものが本来受け取るべき報酬は,企業へとため込まれ,それは外資を通じてアメリカへと流れていった。いくら働いても豊かになるはずがない。そして今,一部では「正社員叩き」などという言葉まで流れ始めている。貧乏人は本来,手の届かない金持ちを羨まない。自分より少しだけ,いい目をしている人間をこそ恨む。この人の心の動きに便乗したのがコイズミだ。そしてまた,「朝日」や「毎日」「讀賣」「産経」といったメディアを使って,この風潮が拡大されようとしている。本来,毟り取るべきは「金持ち」のはずなのに,人々の心の動きにあわせて,自分より少しだけマシな人間(それはこの国を支えている中核の人々だ)を攻撃させようとしている。

 金の流れを逆転させようではないか。アメリカに流れていた金を逆流させるのだ。「派遣切り」にあった人々を救う資金は,キャノンやトヨタや,もろもろの金持ちから毟り取るのだ。額に汗して働く人々が,本来報われるべき収入を得る。その金は,世の中を回り始める。いくら金持ちに貢いだところで,その富はアメリカへと吸い上げられるだけだ。
 では,どうすればよいのか。まず一人一人の働く者の収入を,企業から毟り取って増やす。これはその人たちだけが潤うのではない。一人一人のフツーの人々の使う金は,社会をめぐる血液となる。新しい雇用も当然生まれてくる。最低賃金も当然増やす。中小零細企業の負担が増えるから,資金を注入する。株売買などの不労所得には重税を課する。累進課税も当然復活すべきだ。そして輸出に頼らない日本経済を築くしかない。

 それにしても,ここまでアメリカの食い物にされ,国のトップが次々を職責を投げ捨てる日本が,なぜ「暴動」もおこらず「革命」も起こらずに居るのか。また「高あきら」氏のブログにリンクを張らせていただく。
    この世の中なんでもあり: 日本国民は「天皇」によって救われる 
 天皇陛下の存在が,唯一無二の重心となって,日本を支えているからだそうだ。では,全ての企みは「君側の奸」のよこしまな行ないだ。つまり陛下の周りを取り囲んで,民の声が陛下に,陛下の声が民に届かないようにして,私腹を肥やしている権力やマスコミの悪行が全ての罪悪の根源だ。「君側の奸」を討つべし。

   写真:生ミンク鯨の刺身@竹宗

 晩酌のアテは久しぶりに鯨の刺身。生(冷凍の一度も入っていない)ミンク鯨だそうだ。生姜醤油でいただく。かすかな臭みもなく,仄かな味わい。旨い。やはり鯨は日本の国民食だね。
 「紅乙女(くれないおとめ)」という焼酎を勧められる。なにやら「大賞」受賞の酒らしい。1杯目は,お湯割りでいただいた。確かに飲みやすいが,その片鱗を窺うのみ。で,2杯目はロックでいただく。確かに旨い。嫌味のない爽やかな飲み心地だ。

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2009/01/04(日)

[ SubCulture ]

U字工事(M-1)

 暇に任せてYouTubeを見ていた。年末のM−1グランプリの決勝の動画。はじめて見たのだが,栃木県出身の「U字工事」というコンビがなかなか面白い。で,検索して続けて何本か見る。栃木弁というのか,関東弁の漫才。これがいろいろ大変らしい。最初は東京弁でやろうとしたのだが訛っていると言われ,じゃあと開き直ってバリバリの栃木弁でやろうとすると分からないと言われ,訛りを抑えてゆっくりしゃべると地元では「垢抜けた」と嫌味を言われと,なかなか大変らしい。が,地元の「とちぎテレビ」では,ゴールデンタイムに出るような人気者だとか。
 特にM−1のネタでは,隣県の茨城にライバル心まんまん。が,日和ったりする。この辺が売りか。群馬や茨城を結構ちゃかしているのだが,実際,群馬・茨城の人たちからは,どう評価されているのだろう。ちょっと心配になる。

 イスラエル軍がガザ地上侵攻。テロリスト国家の本性をむき出しにする。
    毎日新聞:
イスラエル:ガザ地上侵攻 ハマス、徹底抗戦へ 長期化も 
 一連の報道。「朝日」や「毎日」は,正当に選挙されて成立しているハマスの政権に対して,不必要に「イスラム原理主義勢力」だとか「イスラム過激派」だとかの枕詞をつける。あたかもハマスがテロリストかのような印象を植えつけようとしている。いったいテロリストはどちらだ。
 イスラエルのテロリストとしての本性は,「建国」直前の「デイル・ヤシーン事件」(Wikipedia)まで遡るそうだ。見せしめにパレスチナ人の村を襲い,非道の限りを尽くして虐殺し尽くした。パレスチナの人々は恐怖のために生まれ故郷の地「パレスチナ」を捨て離散するしかなかった。これが,今に至る「パレスチナ難民」の始まりだと言う。ナチスによって虐殺された民族が,直後に虐殺者として世界史に登場する。歴史の皮肉というか。が,シオニスト・イスラエルのテロは現在に続いている同時代的な事件だ。世界はいつまで見て見ぬ振りを続けるのか。

 ココイチ(カレーハウスCoCo壱番屋)のホームページを見ると,一部だが中国産食材を使っている。で,最近はココイチのカレーを避けていたのだが,久しぶりにホームページを見ると,またスープカレーをやっていた。2月末までだという。で,ホームページでスープカレーには中国産食材を使っていないことを確かめたので,食べに出かける。

   写真:パリパリチキン・グリーンスープカレー@ココイチ 写真:パリパリチキン・グリーンスープカレー@ココイチ

 今回は「スープカレー」と「グリーンスープカレー」の2種類のベースがあるという。で,辛口だと言う「グリーンスープカレー」680円を選ぶ。トッピングは,オーソドックスに「パリパリチキン」250円。ライス200gをあわせて,837kcalで930円。
 とりあえずスープをスプーンで口に運ぶ。口に入れた途端,独特のミルクの風味。ココナッツミルクっぽい。この後味は最後まで続いた。結構いける。旨い。で,辛口。辛さに余り強くない私としては結構刺激を楽しめる辛さ。最初は良かったのだが,後半汗が噴き出してきた。ハンカチで汗を拭いながらの完食。具は野菜も多くて,チキンもそれなりの味。とにかく独特の風味のスープが辛いが旨い。

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2009/01/03(土)

[ News ]

怖いニュース

 三菱系シンクタンクの「三菱総合研究所」が,「2008年、最も怖いと感じたニュース」という意識調査を行なったそうだ。
    朝日新聞:
最も怖いニュース「農薬ギョーザ」 08年三菱総研調査 
 去年1年間の「怖いニュース」の第一位は,「中国製毒入り餃子」になったそうだ。まあ,当然か。これは命にかかわるからね。で,日常,よほど注意していなければ,中国産食材は避けられない世の中に成っている。怖いなぁ。とりあえず,今年も「絶対に忘れずに」中国製品を避け続けるしかない。

 食品関連では,怖いと言うか,気持ち悪いニュース。年末に報道された「韓国,残飯使いまわし」。YouTubeで動画を見つけた。
    YouTube: 韓国、残飯使いまわし (音が出ます)
 讀賣新聞の記事では読んだが,実際に映像で見ると改めて引くねぇ。日テレのニュース映像らしいが,特に飯粒のこびりついたキムチの映像。食事中の人は見ない方がいいです。で,この件,年末に職場の慰安旅行で釜山に行ったkuri2さんが体験をブログに書いている。
    見たこと聞いたこと: 韓国の飲食店は残飯を出す 
 うーん,テレビではやたらと「ウォン安の今が韓国旅行のチャンス」と煽っているが,こちらの報道も行く前の心構えとしてもっと報道した方がいいのではないだろうか。

 毎日新聞,3日の朝刊。元旦の新聞は年内に作っておいただろうから,これが今年の初ニュースだろう。で,一面トップ記事の見出しは「三菱UFJ 初の赤字」。
 毎日新聞って,「三菱」に何か含むところでもあるのか。元旦・3日と続けて,トップニュースが「三菱UFJ」。たしかに,アメリカ政府(モルガン)に9000億円を脅し取られて,経営が苦しくなるのは当然だ。UFJ(三和銀行)もエライところと合併してしまったものだ。とりあえず次のニュースは,三菱の破産か,公的資金投入か。

   写真:つぶ貝刺身@竹宗 写真:つぶ貝刺身@竹宗

 晩酌は,地下鉄我孫子(あびこ)駅前の「炭火焼処 竹宗」。今日のアテは,「つぶ貝の刺身」。こりこりとした食感がいい。味は,アワビと同じグルタミン酸系。日本人の好きな旨みではある。

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2009/01/02(金)

[ News ]

三菱UFJのモルガン出資

 今日2日は,新聞の休刊日。で,元日の朝刊を読んで過ごす。フツー元日の朝刊の1面トップ記事といえば,嫌でもめでたい話を載せないか。が,今年の毎日新聞のトップ記事はおぞましい話だった。「アメリカよ・新ニッポン論」と題して,連載になるらしい話の第一回だ。第一回のテーマは「三菱UFJのモルガン出資」。
    毎日新聞:
アメリカよ・新ニッポン論:第1部・同盟と自立/1(その1) (第1面記事)
    毎日新聞: アメリカよ・新ニッポン論:第1部・同盟と自立/1(その2止) (第3面記事)
    毎日新聞: アメリカよ・新ニッポン論:金融危機 試される日米同盟 (第2面記事)
 昨年10月,三菱UFJファイナンシャル・グループが,アメリカの潰れかけの金融大手モルガン・スタンレーに救済のために,約90億ドル(当時約9000億円)を出資した「事件」があった。これが,アメリカ政府の「ゆすり・たかり」だと言うのだ。アメリカは,「マネーロンダリングの監視」を口実に,勝手にローカルルールを作り,外国金融機関に制裁(業務改善命令)を加えていた。で,来日した米財務省幹部は「米系金融機関への出資と処分解除はセットだ」と示唆する。モルガンへの出資を検討していた三菱東京UFJ銀行の頭取の下には,米財務長官から「応援(脅迫?)」の電話が入る。これが「ゆすり」でなくてなんだと言うのだ。
 モルガンへの出資の話は,中国政府系ファンドにも声がかかっていたと言う。もちろん中国人ほどの商売人が,こんな胡散臭い話に乗るはずがない。結局,獲物は三菱UFJに絞られた。
 三菱UFJは脅しに屈してモルガンに出資した90億ドルはあきらめるしかないだろう。しかしこれは1私企業の損失ではない。銀行の資産とは,すなわち日本国民の財産だ。そして,当然のことながら,この国民の財産の売渡しは,米政府単独の行動ではなく,日本政府(麻生太郎)の緊密な協力があったという。たぶん麻生や三菱UFJにはそれなりの見返りが用意されていたのだろう。9000億円のおこぼれだ。結構な見返りに違いない。
 毎日新聞はどういう意図でこの記事を書いたのか。「日米同盟」のコストだから仕方がない,あきらめろと言うのか。あるいは,嫌ならば米占領下の現在の状況を脱し,独立するしかないというのか。
        *
 夕食は,個人的正月恒例の宅配ピザ。ピザーラに配達を頼む。

   写真:グラタンピザとウィンタークラブのハーフ&ハーフ@ビザーラ 写真:ナゲットミックス@ピザーラ

 上の写真左。「あつあつ北海道ポテトのグラタンピザと北海道熟成チーズのウィンタークラブのハーフ&ハーフ」Mサイズ,2370円。25日まではキャンペーン中でオマケが付いてくる。で,上の写真右。オマケの「ナゲットミックス」。ピザーラナゲット3個とローステッドポテト5本入り。
 とりあえず缶ビール(エビス)を開ける。マスタードソースをかけたナゲットミックスがビールのアテにちょうどいい。ピザは,向こう半分がウィンタークラブで,手前半分がグラタンピザ。ウィンタークラブの部分は,カニの風味がたっぷり。やっぱりカニのピザが一番好きだなぁ。グラタンピザの部分もホワイトソースの味とジャガイモのホクホク感が良く合う。旨い。ビールが進む。

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2009/01/01(木)

[ Gourmet ]

きりたんぽ鍋

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
        *
 新年ぐらいめでたい話題で始めたいのだが,今年も鬱陶しいニュースばかりだなぁ。
 日本の人口が徐々に減り始めているそうだ。
    朝日新聞:
08年、日本の人口5万1千人の自然減 減少幅最大 
 少子高齢化で,死者数は増えているのに,出生数は増えない。安定社会への入口と考えればよいのだろうが,実際には衰退の徴候のようにも見える。労働力は不足し,消費人口も減っていく。政府は「少子化対策」などと口先では言っているが,実際にはやる気がない。老後まで見据えて,安心して子供を作り働ける環境を本気で整備する気はないようだ。自分たち仲間内の目先の金儲けしか頭にない。
 代わりに打ち出してきたのが「移民受け入れ」。自民党に「外国人材交流推進議員連盟」というのがある。「中川秀直」とかいう男を会長に80人ほどの自民党国会議員が集まっているそうだ。ここが今後50年間で1000万人の移民を受け入れようと言い出した。50年後には10人に1人が外国人という社会を考えている。その時には,日本中の都市のいたるところに,日本語の通じない治外法権地区が出来るだろう。治安はどうなる。現在でも不法滞在を含む外国人の凶悪犯罪が頻発している。やがては昼間でも1人では街を歩けなくなるだろう。現在の中国のように建物の高層階まで窓に鉄格子をはめなければならない社会がやって来る。だいたい,本国でちゃんと暮らしていける人たちが,わざわざ移民するだろうか? 押し寄せて来るのは食い詰めた連中だろう。なんとしてもこの企みを阻止しなければならない。大企業の目先の儲けのために国を危うくするわけにはいかない。迂遠な道だが,子供を生みたいと自然に思える社会にするしかない。
        *
 元旦の今朝は,休日にしては早くに目が覚める。昨日の大晦日は遅くまで起きていたし,普段なら昼過ぎまで寝ているはずだった。ベッドでうとうとしていると,ツレから電話。新年の挨拶をする。ポストまで新聞を取りに行ったが,年賀状はまだ来ていなかった。で,結局寝直し。夕方3時まで二度寝をする。

   写真:ミニ鏡餅 写真:インスタント雑煮

 正月らしい飾りは,スーパーで買ったパックのミニミニ鏡餅だけ。いつもなら朝食はサンドイッチだが,今日は雑煮を作る。と言っても,インスタントの白味噌の味噌汁を,レンジでチンした丸もちにかけるだけだが。で,やっと来ていた年賀状を眺め,ネットをうろうろする。ネットでは新年の挨拶が溢れている。
 9時になったので,夜の街へ出る。商店街を歩くと,明るい明かりはコンビニ。毎年元日からやっている居酒屋は混んでいた。スーパーも開いている。が,個人商店は軒並み休み。ほか弁も正月休み。で,駅前まで出ると24時間マクドはいつものようにやっている。が,元日からマクドもないものだ。駅前通のチェーンのファミレスや居酒屋は元日からやっているようだ。で,その一軒,「源ぺい」という店に始めて入ってみる。ファミレス「フレンドリー」の系列の居酒屋チェーン。「まぐろ一本買い」が売りらしい。
 外からのぞいたときにカウンターが空いていたので入ったのだが,奥のテーブルに案内される。結構奥に広い店だ。席毎に仕切りがある。1人だと言ったのに,つめれば6人は座れる席に座らされた。
 とりあえず生ビール中ジョッキをオーダー。銘柄はたぶんスーパードライ。店員のサービスはいかにもファミレスらしいマニュアル・トーク。いきなり「お車ではありませんね」と確認される。
 さて,刺身や寿司がメニューに並んでいるが,元日で猟師さんも休みだろうし,と生もの以外を考える。レギュラーメニューから無難に「出し巻き卵」。鍋物がならんだチラシがあったが,「きりたんぽ鍋」というのが目に入る。元日から秋田名物もいいなぁ,とこれもオーダー。

   写真:お通し@源ぺい 写真:出し巻き玉子@源ぺい

 お通しは,真っ黒なイカの塩辛と酢の物。これはなかなかいける。出し巻きは,ちょっとダシが効いていなくて,卵の味が濃い。どちらかといえば「卵焼き」に近いか。熱々の焼きたて。

   写真:きりたんぽ鍋@源ぺい 写真:きりたんぽ鍋@源ぺい

 きりたんぽ鍋。カセットコンロの上に1人鍋がセットされる。「鍋の召し上がり方」なる紙を渡される。ダシが沸騰するまで待って,きりたんぽを入れ,きりたんぽが柔らかくなったら,取り鉢に出し汁を入れ,煮えた具材を入れるそうだ。ご丁寧にどうも。指示通りいただく。ご飯を突き固めた「きりたんぽ」がダシを吸っていて旨い。先に焼いてあるらしく,「おこげ」の香りと食味がいい。茸・野菜と鶏肉がごろごろ入っていて,ダシが良く出ている。鳥の骨からも旨みが出ているか。
 生ビールの後,正月なので日本酒に切り替える。広島の「山田錦」を燗でいただく。普段は冷酒を飲むことが多いが,正月ぐらいは猪口で燗酒がいい。3杯目は「茜娘」という芋焼酎をお湯割りで。芋の香りは強いが,味はあっさりとした焼酎だった。
 〆に,明太子おにぎりと熱いお茶を頼む。おにぎりの米は正直あまりいいものではなかった。まあ炊き方かも知れないが,私の好みではなかった。
 レシートに拠ると,生ビール(中ジョッキ)\514,お通し\304,きりたんぽ鍋\1039,手焼き出し巻き玉子\472,地酒純米(山田錦)\514,茜娘\514,明太子おにぎり(漬物)\199。で,勘定は3,556円。まあ,フツーのチェーンの居酒屋といった味と値段。そつがない。
        *
【お知らせ】 ご覧のように,新年に合わせてレイアウトを変えました。今まで上から日付順に書いていたので,最新記事がページの最後に来ていましたが,世の中の流れにあわせて,新しい記事が上に来るように逆順に書いていきます。これで最新記事がいつも http://www.kgym.jp/diary/ の先頭に来るようになりました。08年以前のログはそのままですので,区別のためにスタイルシートも書き換えました。

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