モンスターペアレント
モンスターペアレント(怪物保護者)・モンスターペイシェント(怪物患者)・モンスターネイバー(怪物隣人)・・・と,なんか訳の分からないおかしな人々が増えて来て,社会の規範の崩壊する予感がする。で,こんな記事:
産経新聞:
石原慎太郎知事 理不尽要求を痛烈批判
この東京都知事の石原慎太郎という人物。どうも好きになれないのだが,たまにマトモなことを言う。で,未だに知事をやっていられるのか。今回は「モンスターペアレント」に対してこんな発言:
「昔はありえなかった父母が増えてモンスターペアレントといわれながら理不尽な要求を突きつける。その代わりにその親たちが責任を果たしているかといったらしてないわけだ。そういうバカなことがまかり通る世の中って、どっか狂ってると思いますよ」
「昔は厳しい先生を感謝したもんだ。今じゃ逆なんだ。自分がしないしつけを先生がしてくれるのに、厳しくしつけたら『いじめ』ととる親がたくさんいる」
「その親そのものがくだらんね、曲がった教育で育てられてきたからこんなことになったんだよ」
いやぁ,御説ごもっとも。「その親そのものがくだらんね」とは一面の真理を突いている。昔は「親の顔が見たい」と言った。躾のできていない子供には,躾のできていない親がいて,そのまた上には躾のできていない祖父母がいる。社会が負の連鎖でえらいことになっている。まずは親の世代から躾け直すことが第一か。余計なお世話ではあるが。
パンダビール
大阪は日中は雷が鳴る豪雨。で,夕方,雨が上がったので,ツレを電話で呼び出して,難波
(なんば)へ食事に出かける。難波の路地裏の上海料理店「外灘紅緑灯
(ワイタンホンリュウドン)」へ。
6月8日以来,2度目。
とりあえずのビールは「親子パンダビール」(上の写真左)。こういう怪しいものも結構好き。裏のラベルには「販売者:日本ビール」とあるが,どうやらオランダ製らしい。昔は中国で作っていたが,諸事情で今は違うとのこと。味には余り期待していなかったが,まあそれなりにビールとして飲める。ツレは「ココナッツミルクジュース」。
上の写真右は,前回美味しかった「上海焼き餅(にら饅頭)」。具をニラで巻いて油で焼いている。かじると熱々の汁がちょっとでる。上海名物のようだが,やっぱり旨い。
上の写真左は,ツレのリクエストで「ピータン豆腐」。食べたことがないので,どんなものが出て来るかと思ったが,柔らかい豆腐に刻んだビータンがかかっている。ちょっと不思議な食べ物。
写真右は,上海料理の定番「小籠包」。ここのは皮が分厚めで,味もしっかりついている。スープが飛び出さないように注意してかじる。スープも旨い。
写真左は「大根と豚バラ肉の上海醤油煮」。大根に豚と醤油の味が染みていける。下の豚バラ肉の煮込みは,ちょっと脂身が多くてしつこい。白ご飯があれば美味しくいただけると思う。
写真右は「酸辣湯麺(サンラータンメン)」。前回ほど酸味は感じなかった。ただ舌にはそんなに辛く感じないのだが,汗が次々と出て来る。ある意味,健康的か。米線(米麺)は春雨を太くしたような麺。歯ごたえもたっぷりある。スープは旨い。
パンダビールに紹興酒のストレートをグラスで1杯,ココナッツミルクジュースを2杯で,勘定は2人で4033円。なんか安いなぁ。
上海料理「外灘紅緑灯」(ワイタンホンリュウドン)。住所は「大阪市中央区難波千日前15-3」,電話は「06-6645-0788」。ランチ11:30〜15:00(L.O.14:30)/ディナー18:00〜23:00(L.O.22:30),月曜定休(祝日なら翌日)。
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