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Sojin Project / Diary 2008-09

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2008/09/01(月)

[ Gourmet ]

洋風松茸ごはん弁当@本家かまどや

 オリンピックが終わるまで待ってあげたんだから,そろそろ本格的に中国側に解明して欲しい「中国製毒入り餃子事件」。共同通信がこんなニュースを配信していた。
    共同通信:
ギョーザ事件、内部関係者混入の疑い 中国内の被害、日本に伝達 
要するに中国側としては,中国での4人が中毒した事件は,冷凍餃子製造元の中国・天洋食品の内部関係者の犯行であるとの捜査方針だということだ。ということは「事故」による混入ではなく「故意」による犯行と言うことか。当然日本へ輸出された毒餃子も同一犯の可能性が高いだろう。
 この共同通信の配信を1面トップ記事にすえていた今日付けの大阪日日新聞の2面の関連記事によると,内部犯行の動機として
    @反日  A待遇への不満  B人間関係
が考えられるということだそうだ。いずれにあたるのか? さっさと捜査しろよな,中国公安。チベット人やウイグル人相手なら平気で拷問・虐殺できるが,漢族同士だと手心を加えると言うのか? ひょっとして真犯人は党幹部の親族かなんか?
    *
 9月になって残暑がぶり返してきたが,とりあえず世間は秋モードか,ほか弁「本家かまどや」の9月の新メニューは,「松茸ごはん」に「カキフライ」。で,「カキフライ弁当」も魅力的だが,今日の夕飯は「和風」「洋風」とある本家かまどやの「松茸ごはん弁当」にする。「洋風松茸ごはん弁当」570円。例によって50円引きの金券を使ったので520円でゲット。

   写真:洋風松茸ごはん弁当@本家かまどや

 着香料の臭いだろうが,フタを開ける前から,プーンと松茸風の香りがする。パッと見は,おかずが貧弱だ。「白身魚フライ」と「ちくわの天ぷら」と「ひじき」。なんか「のり弁」の海苔ごはんを「松茸ごはん」に差し替えただけと言う感じ。でも「白身フライ」も「竹輪てんぷら」も大きめ。それにどちらも好物なので嬉しい。特にボリュームのある「白身フライ」がほくほくとして旨い。やっぱりフライは揚げたてだなぁ。「松茸ごはん」の炊き具合も私好みの柔らかめで嬉しい。味付けもそつがない。安上がりに秋を堪能できた。

2008/09/02(火)

[ News ]

健保無保険

 長期予報によると9月は残暑が続くとか。大阪の8月の平均気温は,那覇より高くて,日本一暑い都市なのだが,その夏を過ぎる毎年この時期になると,夏の疲れが出て体調が思わしくなくなる。残暑はきついなぁ。

 国民健康保険の保険料を滞納して,保険証を取上げられる「無保険」の人がいるそうだ。生活保護を受けていれば医療補助があるわけだし,これは,払えるだけの収入があるのに,あえて払わない層の話だろう。
    毎日新聞:
無保険:厚労省が全国調査へ…制度運営批判受け 
 この「無保険」の問題。毎日新聞がしばらく前から継続的に取り上げている。以前には大阪での調査結果を記事にしていたし,一昨日日曜日の朝刊では1面トップ記事扱いで自社全国調査と称する数字をあげて書いていた。親が無保険になると,医療費が全額自己負担になり,その子供が可哀想だという論調だ。
 なんか「給食費」の件を思い出すね。外車乗り回しながら子供の給食費は払わない親が急増しているとか。無保険問題の場合も,国民皆保険の理念から払う義務のある保険料を,パチンコ代などの遊興費に費やして,払わない親がたくさんいるのではないか。新聞はごく一部の「悲惨な例」をあげて同情を煽るのを常としているが,この「無保険」問題では,さすがにまだそんな「悲惨な例」も登場していない。
 確かに子供はよく病気にかかる。特に幼稚園や保育所に通うようになれば様々な病気を貰ってくる。その子たちが,親の怠慢で満足に医療が受けられないのは問題だ。ここは法律を改正して,保険料は強制的に徴収できるようにすべきではないだろうか。勤め人なら給料の天引き,自営業なら売掛金の差し押さえなどで,対応すべきだ。ほうっておけばどうせパチンコ代に消える金なんだから。

2008/09/03(水)

[ Gourmet ]

今期初のカキフライ

 大阪は一日重苦しい曇天が続く。雲が低く黒い。午前中少し雨がパラつく。
 夕食は初物を食べようと,ホカ弁「
本家かまどや」の9月の新商品の一つ「カキフライ弁当」500円。例によって金券で50円引きになって450円。

   写真:カキフライ弁当@本家かまどや 写真:カキフライ弁当@本家かまどや

 揚げたてフライはサクサクと揚がっていて,やっぱりホカ弁の揚げ物は手馴れていると感心。揚げ方は上手いのだが,中の牡蠣はそれなりのもの。牡蠣の香りも少しばかり貧弱か。去年の12月に同じ「本家かまどや」のカキフライ弁当を食べたときには,もう少し美味しかったような気がするので,まだちょっと牡蠣の季節には早かったかもしれない。。

2008/09/04(木)

[ News ]

ワーキングプアの自己破産

 DV男・小泉純一郎の「改革」によって生み出された「ワーキング・プア」。働いても働いても生活保護基準以下の収入しか得られず,ついには自己破産に追い込まれているそうだ。朝日新聞のネットニュースで見かけた記事
    朝日新聞:
自己破産した労働者、3分の2が非正規雇用 
 「小泉改革」によって,企業にいいように使い捨てられる非正規労働者が激増している。その生活水準は生活保護スレスレ,あるいはそれを下回っている。汗水たらして働く労働者の報われない社会とはなんだ。人事のように「格差拡大」と簡単にいう大新聞。今またフクダの政権投げ出しで,「小泉改革」の亡霊どもがうごめいている。「日雇い派遣」のグッドウィルは退場して,親会社は名前を変えたが,社会そのものが人間を使い捨てにする構造に変わってしまっている。これで,大した治安悪化も暴動も起きない日本はどこかおかしい。

 毎日新聞。昨日の朝刊では,一面全部を使って「グルジア紛争」を特集していた。今日の朝刊では,南オセチア・アブハジアの現地ルポ。継続的に報道するのはいいんだけど,決して触れないことがある。先に手を出したグルジア大統領サーカシビリの戦争責任だ。そもそも自己の権力維持のために偏狭なグルジア・ナショナリズムをあおり,南オセチア・アブハジアにグルジア語の使用を強制し,自治権を剥奪しようとした。南のアジャリア自治共和国は,グルジアの軍事的圧力で大統領が追放され,グルジアに侵略占領された。それを見て,南オセチア・アブハジアの人々が危機感を持たない方がおかしい。そして,グルジアの南オセチアへの軍事侵攻。民間人の虐殺。まず第一に国際法廷で裁かれなければならないのは,グルジア大統領のサーカシビリではないのか? アメリカの後ろ盾さえあれば,虐殺も民族浄化もやり放題というこの世界がおかしい。

 今日は木曜日とて,週刊漫画誌「モーニング」の発売日,かつ個人的「粉もんの日」。書店に寄ってから,地下鉄我孫子(あびこ)駅南口のお好み焼き屋「七つの壁」(ぐるなび)へ行く。

   写真:やまと焼き(焼き始め)@七つの壁 写真:やまと焼き(出来上がり)@七つの壁

 いつものように生ビール中ジョッキ500円を注文して,今日の「粉もん」は,この店一押しの「やまと焼き」820円にする。上の写真は「焼き始め」と「出来上がり」。ごま・もやし・ねぎ・しめじ・エビ・ブタ・コンニャク・キャベツ・卵と具沢山。栄養のバランスがいいので嬉しい。味はもやしが前面に出ている。まあ「そば抜き」の広島焼といった感じのお好み焼き。

2008/09/05(金)

[ SubCulture ]

「日本の形」

 ネットをうろうろしていてYouTubeで見つけた動画。
    YouTube:
日本の形 The Japanese Tradition − 鮨 sushi(注意:音が出ます)
 いかにも外人に日本の伝統を紹介するビデオのフリをして,実はそれのパロディになっている。面白くて何種類もあるのを一気に見てしまった。ナレーションの「間」がいいよね。

   写真:秋刀魚わた醤油焼き@竹宗

 晩酌のアテは「秋刀魚のワタ醤油焼き」。今の時期の秋刀魚は嫌味のない脂が乗って,安心して食べられる。

2008/09/06(土)

[ Gourmet ]

中華丼+焼餃子

 一日寝て過ごす。なんか夏の疲れがたまっているのかなぁ。さすがに空腹に耐えかねて,夜11時過ぎに食事に出かける。こんな時間にやってる店はと考えて,中華料理「迎日楽えいにちらく」(
ぐるなび)へ行く。

   写真:中華丼@迎日楽 写真:焼餃子@迎日楽

 最近野菜が足りないような気がするので,好物の天津飯はやめて中華丼にする。もちろん焼餃子は必ずつける。計940円の夜食。ここの中華丼,ニンジンとシメジが入っているのが嬉しい。ビタミンを摂ったという気になる。
 食べながら,そう言えば中華丼を初めて食べたのは,高校生の頃だったなぁ,と思い出す。子供の頃のデパートの大食堂を除けば,外食などめったにしない家庭だったので,中華料理もあまり食べたことがなかった。で,部活の先輩がよく「餃子を食べて来た」と言っていたので,ある日付いて行く。高校の正門の前の道路を渡ってちょっと歩いたところに「王将」があった。で,餃子より初めて見る「中華丼」という名前が気になって注文してみた。とにかく「熱い」食べ物だという記憶がある。とろみがついているので,時間が経ってもなかなか冷めない。その頃から猫舌だったので,食べるのに苦労した。今は別になんともないが,あの店の中華丼はそんなに熱々だったのだろうか。

2008/09/07(日)

[ News ]

汚染米転売

 土日と2日間寝て暮らす。天王寺公園で土日と「タイ・フェスティバル」をやっていると聞いていたので,タイの屋台料理なんかをつまみたかったのだが。
 新聞も読んでいなかったので2日分まとめて読む。土曜日は,朝刊・夕刊とも一面トップは「汚染米転売」の記事。有機リン系殺虫剤「メタミドホス」に汚染された中国米と,発がん性のカビ毒アフラトキシンB1に汚染されたベトナム米。この2種の非食用の事故米を工業用の原料に使うといって購入しておきながら,実際は食用に売りさばいた業者があったそうだ。
 いくらミニマム・アクセスで,一定量の外国産米を輸入しなければいけないとはいえ,なぜ汚染米を国は輸入したのだ。汚染されていると判明した時点で,輸出国に突き返すことをなぜしなかった。そもそもこれだけ中国産食材の危険性がいわれている昨今,なぜそんな危ない中国米を輸入するのか? 政府の責任は重大だ。
 同じ土曜日の朝刊に,日本の食品検査機関が,検査もせずに合格証を発行していたと言うニュース。しかもその合格証を発行した中国製プラスチックから,その後の検査で,食品衛生法の基準値を超える化学物質が検出されたというではないか。
 すべての中国製品の輸入を禁止すべき時期に来ているのではないか? まあそれは現実的ではないにしても,それぐらいの気持ちで政府には取り組んで欲しい。

 反米闘争の英雄・オルテガ大統領のニカラグアが,南オセチアとアブハジアの独立を承認したそうだ。ロシアに続いて2ヵ国目。ニュースによるとあわせて10数ヵ国が独立承認の運びだとか。北キプロスなど,トルコ1ヵ国しか承認していないことに比べると,国際的には認知されているということか。まあ中国は最後まで承認しないだろうね。チベット・東トルキスタン(中国名「新疆」)侵略の悪行を突かれるから。
 南オセチアは,北オセチアとの統合を目指すそうだ。一方アブハジアは独立を貫くとか。ただしグルジアを傀儡とした欧米の侵略から国土を守るために,ロシア軍の駐屯は受け入れる方向だという。結局その辺りで落ち着くのか。

   写真:焼きそば(並)@じゃんぼ總本店

 寝てばかりでカロリー消費していないので,夕飯は軽く「
じゃんぼ總本店」の「焼きそば(並)」380円。ホームページによるとこの店,北海道から九州まで,一応全国チェーンなんだね。

2008/09/08(月)

[ News ]

どっちを向いてるんだ毎日新聞

 毎日新聞の悪口ばかり書いているようだが,それは購読している新聞が「毎日」で,他紙を読んでないだけで,他意はない。「讀賣」や「産経」は単なる地方紙だし。というと全国紙は「朝日」と「毎日」と「日経」しかない。ビジネスマンでもないので「日経」を読んでも仕方がないし,「朝日」は夕刊のコラム「素粒子」に虫唾が走る。ということで選択肢としては「毎日」しか残らない。
 昨日も書いたが,汚染米転売。毎日新聞には継続的に新着記事が載っている。夕刊では,転売先の会社名も。九州の小さな焼酎メーカーが多いようだ。いちいち会社名をあげている。更に「事故米購入16社」に農水省の調査が入るとのニュース。この16社は別に汚染米を転売したわけではない。転売していないかどうかの調査があるだけだ。ところが毎日新聞は,これら16社の全社名を列記している。
 で,毎日新聞。中小企業をいじめて楽しいわけ? おたくがシカトしていることを指摘しようか。この汚染米は全量「輸入米」だと言う点だ。今日の記事は,よほど注意深く読まないと「輸入米」の事故だということを思い出させないように書いてある。同じ「毎日」でも「毎日放送」は違った。今日の夕方の情報番組「ちちんぷいぷい」は,きちんと「輸入米」と取り上げている。事故米のほとんどは「輸入米」だそうだ。輸入米特有の問題もある。コンテナ輸送の間に海水をかぶったり,カビが生えたりということがありうるそうだ。しかしそれなら米の輸送などできるわけがない。そういうのはごく特殊な事例だろう。ましてや農薬に汚染された米は当然生産段階での問題だ。そんな米をなぜ輸入している。
 毎日新聞よ。今回の事件の原因は「輸入米」だということをなぜはっきり書かない。この米余りの日本で外国産米を輸入しなければならない理由をはっきりと示して,国民に選択を迫るのがメディアの役目ではないのか?

   写真:トンカツ定食

 今日の昼食は近所の喫茶店で日替わり定食600円。今日は「トンカツ定食」だった。揚げ物は白ご飯が美味しくいただける。銀シャリ大好きの私としては嬉しい。

   写真:サザエの壷焼き@竹宗 写真:ぶっかけソーメン@竹宗

 晩酌のアテは「さざえの壷焼き」。久しぶり。皿にアルコールを入れて,火がついた状態でサービスされる。ちょっとリッチに見える。
 で,サザエだけでは小腹が空くので「ぶっかけソーメン」。そろそろ素麺の季節も終わりだなぁ。

2008/09/09(火)

[ Gourmet ]

パラクパニール+サフランライス

 全国的に快晴。大阪では,気温は30度前後まで上がったが,カラリと乾燥した風が吹いてしのぎやすい。
 久しぶりに本格インドカレーが食べたくなって,地下鉄我孫子(あびこ)のインドレストラン「ガンジス」へ行く。とりあえずのビールはインドビール「キングフィッシャー KING FISHER」600円。

   写真:パラクパニール@ガンジス 写真:サフランライス@ガンジス

 で,カレーは,チーズとほうれん草の「パラクパニール PALAK PANEER」1,100円。「サフランライス SAFFRON RICE」400円を付ける。このパラクパニール。自家製チーズが硬くもなく柔らかくもなく不思議な食感でなかなかいける。甘口・普通・中辛・辛口・激辛と選べる辛さは「辛口」で頼む。汗が吹き出てくるが,この辛口がなかなか癖になる。カレーに旨みがあるからただ辛いだけではない。この手のドロリとしたカレーは北インドからネパール辺りのものかなぁ。
 サービス券で10%オフになって,勘定は1,890円。
 インドレストラン「ガンジス」。住所は「大阪市住吉区苅田7-4-23」,電話は「06-6696-5120」。ランチ 11:00〜15:30(L.O.15:00)/ディナー 17:00〜23:00(L.O.22:30),第1第3火曜日定休。
 リンク→
ぐるなび 

2008/09/10(水)

[ Gourmet ]

剣先イカのゲソ塩

 まだ続く残暑。昼過ぎには32度ぐらいまで上がる。が,日が暮れると気温が下がるようになってきた。秋の気配か。昨日のような快晴とは行かないが,大阪は一日晴れ。

   写真:冷麺+わかめご飯

 昼食は近所の喫茶店で日替わり定食600円。今日は冷麺(冷やし中華)とわかめご飯という大阪名物「炭水化物定食」。この店のご飯の炊き具合はあいかわらず私好みの柔らかめ。食後にコーヒーゼリーかプリンが付くというので,プリンを貰う。

   写真:剣先イカのゲソ塩@竹宗

 晩酌のアテは,炭火焼の剣先イカのゲソ塩。刺身にするような剣先イカを軽く炙った程度で,柔らかくて旨みが充分。塩加減もちょうどいい。

2008/09/11(木)

[ News ]

「9・11」7年

 上弦の月が出ている。昨日は月の隣に明るい星が。色から見て木星か? 今日は月の出が一日分遅れた分離れていた。

 あの「9・11」から7周年。小林よしのりは自著「戦争論2」の冒頭で,ニューヨークの世界貿易センタービルへの航空攻撃を見て「その手があったのか」と叫んだ。その後の世界情勢は悪化の一途をたどっている。今朝の毎日新聞朝刊14版6面に「9・11」にちなんでのアフガニスタン・ルポが掲載されていた。
    毎日新聞:
米同時多発テロ:「9・11」7年 アフガンの今 
 「9・11」に端を発した米軍のアフガニスタン侵略。なかんづく,民間人への空爆・虐殺によって,アフガニスタン現地では米軍への憎悪が渦巻いているらしい。米軍の民間人虐殺によって,家族を米軍に殺された人々は当然タリバンを支持する。タリバンはそのような自爆攻撃志願者に事欠かない状況だという。米軍を歓迎しているのは,アメリカから金を貰っている傀儡政府関係者ぐらいだろう。米軍のアフガニスタン侵略はタリバンを強大にするばかりだ。イラクとまったく同じ構図だ。アメリカ侵略軍はいさぎよく敗北を認め,アフガニスタン・イラクから撤退するしか道は残っていない。アフガンの地はアフガン人に,イラクの地はイラク人に,クルドの地はクルド人に返すしかない。

 今日は木曜日とて週刊漫画誌「モーニング」の発売日。いつものように書店によってから,地下鉄我孫子(あびこ)駅南口のお好み焼き屋「七つの壁」(ぐるなび)へ行く。とりあえずの生ビール中ジョッキを飲みながら「モーニング」を読む。

   写真:豚モダン(焼き始め)@七つの壁 写真:豚モダン(出来上がり)@七つの壁

 今日は好物の豚モダン(豚肉・焼きそば入りのお好み焼き)。モダン焼きは結構ボリュームがある。お腹がくちくなって,ビールの酔いもあいまって,食後ソファーで横になると寝入ってしまった。夜中に起きて風呂に入る。

2008/09/12(金)

[ News ]

113人の犬死

 時事通信によると「アフガニスタンで今年死亡した米兵は113人となり,昨年の年間死者数111人を上回り,2001年のアフガン進攻後,最悪になった」そうだ。まだ9月の時点で昨年1年間の死者を上回った。彼ら113人のアメリカ人青年達は「名誉の戦死」を遂げたのか? 否。侵略の先兵として,残虐な虐殺者として,現地の人々の憎悪の中で「無意味な死」を選ばされたのだ。
 もともとアフガニスタンのタリバン政権はテロリストではなかった。アメリカが自らの都合からテロリストと決め付けた,オサマ・ビンラディン率いるアルカイダをかばったと難癖を付けられて,アメリカの侵略を受けたのだ。当然,平穏に政権を握っていたタリバンには,アフガニスタンの人々,特に多数派のパシュトゥーン人の支持が元からある。それを暴力で倒し,少数派武装勢力「北部同盟」を傀儡として政権に就けた時点で,アメリカの計画には無理があったのだ。今からでも遅くない。今すぐ撤兵すべきだ。アフガニスタンの自治はアフガン人自身に任せるのが,民主主義の原則ではないか。

   写真:エビミックスフライ定食

 今日の昼食は近所の喫茶店で日替わり定食600円。今日は「エビミックスフライ」だった。エビのミンチの混じったフライ。これ好物だよなぁ。白ご飯をがっつり食べる。

   写真:戻り鰹のタタキ@竹宗

 晩酌のアテは「戻り鰹のタタキ」。柔らかく,かといってへたり過ぎず,ほどほどの脂のノリが旨い。

2008/09/13(土)

[ Gourmet ]

大連料理@日本橋

 東心斎橋の大連料理の店に行く。住所で言うと宗右衛門町になる。地下鉄では日本橋が最寄り駅。「万宝海鮮屋」。大連は海沿いなので海鮮料理が得意なのか。でも,魚や蟹の料理は日本人の独壇場。中国人が海鮮をどのように料理するのかちょっと不安もある。
 堺筋を日本橋の駅から,どんどんと北へ歩く。道頓堀川にかかる日本橋を渡って宗右衛門町の一筋北を西へ入ったあたり。とりあえず小さな看板があるが,間口の狭い店なので見落としがち。店は鰻の寝床のように奥に長くて狭い。テーブルが5つとこじんまりとしている。なんか中国語が飛び交い,ちょっと中国料理中級者向けの店のようだ。とりあえず,愛想のないおばさんに紹興酒の小ボトルを頼む。
 壁にはぺたぺたと料理の写真と料理名が書かれて張ってあるが,丁寧に製本されたメニューを持って来てくれる。料理の種類が多くて迷う。壁のホワイトボードに「おすすめ」がある。メニューとホワイトボードを指差し確認でオーダー。

   写真:ピータン@万宝海鮮屋

 上の写真。取りあえずの前菜に頼んだピータン。味が濃いが臭みがないのでいける。

   写真:サヨリとスパイスの炒め@万宝海鮮屋

 ホワイトボードのお勧めから「サヨリとスパイスの炒め」。まったく日本料理とは範疇が違う。でも,近所の大衆中華の味でもない。一瞬,鰻の蒲焼が入っているのかと思ったが,よく食べてみるとサヨリ。充分に炒められているが,固くはなっていない。スパイスがよく効いている。

   写真:韭菜盒@万宝海鮮屋

 韭菜盒。巨大なニラ餃子と言った感じ。美味しい。ジューシーでニラの味が効いていて,日本人好みの焼餃子風。

   写真:揚げ豆腐の辛味炒め@万宝海鮮屋

 正確な名前は忘れた。揚げ豆腐の辛味炒め? これも初めて食べる味だなぁ。舌にはほどほどの辛さだが,汗が出てくる。野菜多め。

   写真:炒麺@万宝海鮮屋

 上の写真はメニューに載っていなかった一品。中国人のツレが中国語で頼んだ。炒麺。あえて名前をつければ「海鮮焼きそば」か? これが不思議に旨い。麺の味は「固焼きそば」のようなのだが,柔らかい麺。でコシがある。これは癖になるなぁ。
 とりあえず適当に頼んだ料理はみな旨い。中国の大衆食堂的猥雑さがOKならばお勧め。紹興酒2合にツレがココナッツジュースを飲んで,勘定は2人で5,800円。
 万宝海鮮屋。住所は「大阪市中央区宗右衛門町1-27」,電話は「06-6212-3839」。

2008/09/14(日)

[ Misc ]

中秋の名月

 陰暦8月15日。中秋の名月。今年の満月は明日だそうだが,暦の上では今日が「中秋」だ。中国では「中秋節」。残念ながら,月見団子もススキも用意していない。昨日中国人のツレに聞いたら,中国人が中秋節に食べる「月餅」を用意していないそうだ。まあ年寄りか小さな子供がいないと,この手の年中行事はつい省いてしまう。が,とりあえず月見(賞月)だけはする。大阪は,夜の初めは「月に叢雲」ではないが,羊雲が空を覆って,月は現れたり消えたりだった。が,夜半には雲も少なくなり,明るい月が中天に浮かぶ。

 今朝の毎日新聞。社説2本のうち一つは,最低賃金に関するものだった。
    毎日新聞:
社説:最低賃金 生活保護との整合性は不十分 
 ワーキングプア問題に現れているように,現在の「最低賃金」は,「健康で文化的な生活」を送るには,あまりに基準が低すぎる。汗水たらして働いている人間が,生活保護を受けながら平日昼間にパチンコで時間をつぶしている人間より収入が低いとはどういうことだ。政府は,生活保護との整合性を見直すとの方針だそうだが,実際にはごまかしだらけで,不十分なものとのこと。中小企業などに配慮しているのか? 現在の最低賃金で暮らせると強弁するなら,最低賃金にあわせて生活保護の給付を減らさなければならないのではないか? 汗水たらして働いている人間が,遊んで生活保護を受けている人間よりも,何割か増しの賃金を得られるような社会に変えなければならない。生活保護を受けていれば医療費は無料だし,通院のタクシー代まで出して貰える。子供の学費分も上乗せして給付される。最低賃金で暮らしている人間がそこまでの補助を受けられるのか?

   写真:から揚げ定食@妙幸庵 写真:ミニ蕎麦@妙幸庵

 マンガを読んでいたら,急に唐揚げが食べたくなってきた。で,唐揚げの旨い蕎麦屋「妙幸庵」へ出かける。ここは蕎麦はフツーなのだが,天ぷらと唐揚げが旨い。で,「から揚げ定食」800円。まずはミニ蕎麦を片付けてから,レモンと塩でいただく唐揚げにかじりつく。あいかわらずジューシーで,旨み充分。白ご飯のおかずにしてガッツリといただく。

2008/09/15(月)

[ News ]

小氷河期が来る?

 セブンイレブンの雑誌売り場のマガジンラックの『グルメマップ大阪』のような本の隣に『[図解]相対性理論と量子論』という本が3冊も平積みにされていた。えぇ!? こんな本売れるの? 一応本職「物理屋」(それも素粒子理論)としては気になる。日本はどうなったの?と気になる。PHP研究所で1冊500円と手ごろとは言え,コンビニに並べる本じゃあないだろう。

 昨日日曜日の毎日新聞朝刊の社会面の記事。「小氷河期来る?」「11年周期の黒点増えず」との見出し。昔アマチュア無線をしていたので,黒点の11年周期って懐かしいなぁ。太陽活動の活発さによって電離層の状態が変わり,短波の飛び具合が変わる。
 が,今回はそんな悠長な話ではないようだ。今年1月に新しい周期を向かえ,太陽黒点が増え始めるはずなのに,このところ増えていないそうだ。黒点の数は太陽活動の活発さを示す目安だ。このまま1年も黒点の数が増えなければ,小氷河期が来る可能性も考えねばならないとか。歴史的には1645年〜1715年ごろの70年間に太陽黒点の極小期が続き,イギリスのテームズ川が凍結したという記録があるそうだ。ただ1933年にも,無黒点日が今年同様に続きながらも極小期にはいたらなかった例もあるとか。
 今回はどちらなのか? 小氷河期となれば農業生産は大打撃を受けるだろう。が,いいように考えれば「地球温暖化」が先送りされる。極小期の50年〜100年の間には,中国やインドの成長も止まるだろうし,その間に本格的に「地球温暖化」の防止に取り組めば,やがて小氷河期が終わったときの反動にも備えられる。まだ仮定の話だが,いいように転んでくれればいいがと願う。

 今日の毎日新聞朝刊14版2面の記事によれば,中国製毒入り粉ミルク。台湾にまで輸出されていたそうだ。台湾では,コーヒー牛乳や中秋節に欠かせないお菓子「月餅(げっぺい)」に使われていたということで大騒ぎらしい。それにしても,牛乳を水で薄めたことを誤魔化すために,「メラミン」という毒を混ぜる。儲けるためならなんでもアリの中国の感覚には,世界はもう付いて行けないね。

   写真:秋刀魚のワタ醤油焼き@竹宗

 今日の晩酌のアテは,秋刀魚のワタ醤油焼き。秋の味覚。脂の乗りはもう一つだが,身の締まった旨みがある。最後の〆に「ごま塩おにぎり」を熱いお茶でいただく。いろいろ食べ歩いてはいるが,やはり銀シャリ(白ご飯)以上に旨い食べ物はない。

2008/09/16(火)

[ Gourmet ]

ダブル月見バーガー

 中国製毒入り餃子事件。中国の捜査当局は,製造元の中国天洋食品の一般従業員の月収の数百倍にものぼる30万元(約460万円)という異例の高額の報奨金をつけて,密告を奨励しているそうだ。
    朝日新聞:
ギョーザ事件「密告」奨励 中国、有力情報に460万円 
 上の記事によると,結構情報が寄せられ,犯人は天洋食品の臨時工に絞られてきているらしい。
 で,今日の共同通信。容疑者として天洋食品従業員9人が捜査線上に浮かんできたとか。
    共同通信: 従業員9人が容疑濃厚 捜査で絞り込み、中間報告 
 6月に中国人4人が毒入り餃子を食べて中毒を起こした事件は,「天洋食品が日本での事件後に回収したギョーザを従業員の親せきや同郷者らに格安で販売」したために起こったそうだ。毒を入れた当人が知り合いに横流しするとは考えにくいから,毒物混入犯と横流し犯は別の従業員か? 臨時雇いも多そうだし,天洋食品って従業員のモラルの極めて低い会社だったんだなぁ。

 この名月の季節に,マクドナルドが恒例の月見バーガーを期間限定発売している。卵料理はなんでも好物。で,近所の24時間マクドで食べて来た。1月の「メガたまご」以来。
 ガッツリ食べたくて「ダブル月見セット」670円。ダブル月見バーガーにポテトのMサイズとドリンクMサイズが付いて来る。ドリンクはもちろんコーラをチョイス。ふだんはもっぱらコーヒーで,コーラなどめったに飲まないのだが,ハンバーガーを食べるときだけはコーラが飲みたくなる。

   写真:ダブル月見バーガーセット@マクドナルド 写真:ダブル月見バーガー@マクドナルド

 で,メインのダブル月見バーガー。パティ(ハンバーグ)2枚にチーズ,で目玉焼きが乗っかっている。かじりついてみると意外にまったりとしたチーズの味が前面に出て,これが妙に旨い。バンズ(パン)は,好みもあるだろうが,私はマクドのこの柔らかい食感が好きだ。まあバンズ自体に旨みは余りないが,具の味が濃いのでいける。パクパクと一気に食べてしまった。後は,ポテトをかじりながら,ときどきコーラで喉を潤して,文庫本を読みながらのんびり過ごす。喫煙席を選んだので,煙草もふかせて満足。たまにはこういうジャンクフードもいいなぁ。カロリー過多だろうけど。

2008/09/17(水)

[ Gourmet ]

ハンバーグ定食

 昨日の毎日新聞の夕刊トップ記事は,アメリカの証券4位のリーマン・ブラザーズの破綻のニュース。まあ,あまり上品な言い方ではないが,第一印象はざまあみろというのが正直なところ。額に汗して物づくりに励むメーカーならともかく,証券会社・投資会社など,右から左へ書類の上だけでお金を動かして,あぶく銭を稼ぐ商売。たいしたことではない。株価も世界同時に下落。不労所得を狙っての投資など無縁の身ゆえ,誰かが損をしたんだろうなと他人事。ただし景気後退とやらで,こちらに火の粉が飛ぶのは困る。
 同じ紙面で証券3位のメリルリンチは,バンカメ(バンクオブアメリカ)に救済合併されるとか。で,今日の夕刊のトップ記事は,アメリカの保険大手AIGの公的救済。素人にはどうにも分からぬが,リーマンとどこに違いがあったのか。
 ウェブニュースを見たら,産経新聞がリーマン破綻で「麻生」とか言う男が有利になると書いていた。どこか別世界の話だが,経済混乱で補正予算を組むなら,新内閣発足直後の解散は無理だとも書いている。自民党のフリーハンドが減ったことは確か。「総裁選」という茶番劇で盛り上げて総選挙という戦略は練り直しか。

   写真:ハンバーグ定食@ペィパームーン

 白ご飯ががっつり食べたくなって,夕食は駅前の喫茶店で,久しぶりにハンバーグ定食650円。ハンバーグ自体はまあフツーの喫茶店のものなのだが,この店は白ご飯が美味しい。味噌汁にサラダと,オーソドックスな定食。ハンバーグもそんなに悪くはない。ドミグラスソースは嫌味もなく主張もない。目玉焼きがついているのがいい。以前はポテトサラダが付いていたのだが,ある日なくなった。その分少しサラダが多め。お腹がくちくなって眠くなってしまう。

2008/09/18(木)

[ News ]

米生保AIGの「救済」

 昨日,米証券4位のリーマン・ブラザーズの破綻と,米生保最大手のAIGの救済と,なぜ米政府の対応が違うのかなぁ,と疑問を書いた。今日の毎日新聞朝刊14版では1・2・3面と使って,AIG救済のいきさつを詳しく解説している。結局AIGは「大き過ぎて潰せない」ということだそうだ。また,リーマンは玄人相手の商売だが,AIGは生命保険という会社の性格から,素人の顧客を多量に抱えている,という点もあるそうだ。ただしAIGの「救済」は2年の期限付き。その間に資産を切り売りして,解体してしまう目論見だそうだ。
 それにしても,夕方のテレビで鬱陶しいくらいCMしている「アリコ」や「アメリカン・ホーム」は,AIGの日本子会社だそうだ。保険のコマーシャルって,見ているだけで不愉快になるのだが,本社の没落で,少しはCMの量が減ってくれればいいんだがなぁ。

 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日総書記の重病説が流れる中,後継問題がかまびすしい。で,こんな記事
    讀賣新聞:
金総書記の3人の息子も心臓病・糖尿病、後継にも影響か 
 金正日氏の長男・正男氏は,心臓病(この人,千葉ディズニーランドを見物に来てつかまった人)。次男・正哲氏は,難病でヤク中。三男・正雲氏はアル中に糖尿病。おいおい,どうするんだよ。「売家と唐様で書く三代目」とかいう川柳もあるが,金家も大変だなぁ。

 今日は木曜日ということで,週刊漫画誌「モーニング」の発売日,かつ個人的「粉もんの日」。書店へ寄ってから,地下鉄我孫子(あびこ)駅南口のお好み焼き屋「七つの壁」(ぐるなび)へ行く。とりあえず生ビール中ジョッキ500円をオーダーして「モーニング」を読む。

   写真:豚モダン(焼き始め)@七つの壁 写真:豚モダン(出来上がり)@七つの壁

 今日もまたまた「豚モダン」(豚肉・焼きそば入りお好み焼き)750円。ここは客席の鉄板で焼いてくれるのだが,焼くスタッフによってやっぱり技術に差がある。今日はベテランのスタッフだったので,いつもの2割増おいしい。鉄板にあたっている底の生地のパリパリ具合もいいし,本体も締まって焼けている。辛子多めだったのも私的にはOK。旨い。

2008/09/19(金)

[ News ]

中国産あんで中毒

 台風13号が日本列島の南岸をかすめるように進んでいった。夕方には紀伊半島沖を通り過ぎて行ったようだが,大阪は特に影響もなし。日暮れ前には陽も差す。昨日から念のため傘を持ち歩いたのだが,短時間降るだけで,結局一度も傘を差すこともなかった。

 ネットニュースを見ていると,長野で「中国産」あんによる中毒が発生したよう。
    讀賣新聞:
中国製あんで2人嘔吐、おはぎ製造中に異臭し味見後…長野 
 詳しいことはまだ分かっていないようだが,長野市の菓子製造業で,お彼岸のおはぎを作っていたところ,「あん」が足りなくなって「中国産」を使おうとしたところ,異臭がしたため従業員が味見をしたら,中毒症状が出て病院に運ばれた,との事だ。
 また「中国産食材」に毒物混入? この店,ふだんは国産を使っていたようだが,これで需要期には「中国産」を使うことがばれてしまった。全国の他の店でも同じようなことをやっているかもしれない。なんかお彼岸のおはぎを食べる気がしなくなったなぁ。

   写真:五目煮+ししゃも天ぷら定食

 昼食は近所の喫茶店で日替わり定食600円。今日は五目煮(高野豆腐・椎茸など)とししゃもの天ぷら。ふだんめったに食べないものだ。

   写真:チキン南蛮弁当@ほっかほっか亭 写真:チキン南蛮弁当@ほっかほっか亭

 新聞に「ほっかほっか亭」のチラシが入っていた。昨日と今日,通常480円の「チキン南蛮弁当」が330円のセールだとか。で,夕食はそれにする。「ジューシーもも肉に特製甘酢たれとこだわりのタルタルソース」だそうだ。
 チラシのコピーのように,甘酢たれと手作りタルタルソースが本格的で旨そう。食べでがある。ただ,白ご飯と鶏肉本体は,本家かまどやの方が旨いか。梅干しとポテトサラダはいける。漬物はタクワンだったが,前回の柴漬けの方が良かったなぁ。でもまあ美味しくいただけて満足。この値段なら不満はない。

2008/09/20(土)

[ News ]

カラス・ハト・犬・猫

 東京の荒川区と言うところが,ハトや野良猫に餌を与えることを禁止する条例の制定を考えているらしい。違反者には罰金を科する案だとか。
    朝日新聞:
カラスに餌、罰金 ノラ犬・猫も 東京・荒川区が条例案 
 ごみ収集システムの違いから,大阪ではカラスの被害というのは皆無なのだが,東京などでは相当酷いらしいね。そのカラスに餌をやるヤカラがいるとは,あいた口がふさがらない。野良猫も「地域猫」などと勝手な理屈をこねて餌をやる倫理観のないヤカラがいるそうだ。この「地域猫」。最初に言い出した連中はそれなりに管理もしていたらしいが,現在では野良猫に餌をやる連中の単なる言い逃れになっているとか。
 とにかく条例の制定はいいことだ。荒川区で成功すれば,法制化して,全国に広める必要があるのでないか。それにしても「罰金」とは手ぬるい。「懲役刑」だっていいぐらいだ。

   写真:突き出し@竹宗

 今日の晩酌。突き出しにウニと松茸のどちらがいいか,と聞くので,松茸をチョイス。冷奴の上に松茸のスライスが乗っている。

   写真:甘エビ@竹宗

 で,アテは甘エビ。無頭なので食べやすい。とりあえずのビールは,北海道限定の「サッポロ・クラシック」。後は大分むぎ焼酎「二階堂」のお湯割りを2杯で,すっかり酔ってしまう。本当に酒に弱くなった。

   写真:卵かけご飯@竹宗

 〆に,白ご飯の黄金の食べ方,卵かけご飯をいただいて満腹。市販の卵を生で食べることができるのは,世界中で日本ぐらいだというからありがたい。

2008/09/21(日)

[ News ]

モンスターペアレント

 モンスターペアレント(怪物保護者)・モンスターペイシェント(怪物患者)・モンスターネイバー(怪物隣人)・・・と,なんか訳の分からないおかしな人々が増えて来て,社会の規範の崩壊する予感がする。で,こんな記事:
    産経新聞:
石原慎太郎知事 理不尽要求を痛烈批判
 この東京都知事の石原慎太郎という人物。どうも好きになれないのだが,たまにマトモなことを言う。で,未だに知事をやっていられるのか。今回は「モンスターペアレント」に対してこんな発言:
「昔はありえなかった父母が増えてモンスターペアレントといわれながら理不尽な要求を突きつける。その代わりにその親たちが責任を果たしているかといったらしてないわけだ。そういうバカなことがまかり通る世の中って、どっか狂ってると思いますよ」
「昔は厳しい先生を感謝したもんだ。今じゃ逆なんだ。自分がしないしつけを先生がしてくれるのに、厳しくしつけたら『いじめ』ととる親がたくさんいる」
「その親そのものがくだらんね、曲がった教育で育てられてきたからこんなことになったんだよ」
 いやぁ,御説ごもっとも。「その親そのものがくだらんね」とは一面の真理を突いている。昔は「親の顔が見たい」と言った。躾のできていない子供には,躾のできていない親がいて,そのまた上には躾のできていない祖父母がいる。社会が負の連鎖でえらいことになっている。まずは親の世代から躾け直すことが第一か。余計なお世話ではあるが。

[ Gourmet ]

パンダビール

 大阪は日中は雷が鳴る豪雨。で,夕方,雨が上がったので,ツレを電話で呼び出して,難波(なんば)へ食事に出かける。難波の路地裏の上海料理店「外灘紅緑灯(ワイタンホンリュウドン)」へ。
6月8日以来,2度目。

   写真:親子パンダビール@外灘紅緑灯 写真:上海焼き餅(にら饅頭)@外灘紅緑灯

 とりあえずのビールは「親子パンダビール」(上の写真左)。こういう怪しいものも結構好き。裏のラベルには「販売者:日本ビール」とあるが,どうやらオランダ製らしい。昔は中国で作っていたが,諸事情で今は違うとのこと。味には余り期待していなかったが,まあそれなりにビールとして飲める。ツレは「ココナッツミルクジュース」。
 上の写真右は,前回美味しかった「上海焼き餅(にら饅頭)」。具をニラで巻いて油で焼いている。かじると熱々の汁がちょっとでる。上海名物のようだが,やっぱり旨い。

   写真:ピータン豆腐@外灘紅緑灯 写真:小籠包@外灘紅緑灯

 上の写真左は,ツレのリクエストで「ピータン豆腐」。食べたことがないので,どんなものが出て来るかと思ったが,柔らかい豆腐に刻んだビータンがかかっている。ちょっと不思議な食べ物。
 写真右は,上海料理の定番「小籠包」。ここのは皮が分厚めで,味もしっかりついている。スープが飛び出さないように注意してかじる。スープも旨い。

   写真:大根と豚バラ肉の上海醤油煮@外灘紅緑灯 写真:酸辣湯麺(サンラータンメン)@外灘紅緑灯

 写真左は「大根と豚バラ肉の上海醤油煮」。大根に豚と醤油の味が染みていける。下の豚バラ肉の煮込みは,ちょっと脂身が多くてしつこい。白ご飯があれば美味しくいただけると思う。
 写真右は「酸辣湯麺(サンラータンメン)」。前回ほど酸味は感じなかった。ただ舌にはそんなに辛く感じないのだが,汗が次々と出て来る。ある意味,健康的か。米線(米麺)は春雨を太くしたような麺。歯ごたえもたっぷりある。スープは旨い。
 パンダビールに紹興酒のストレートをグラスで1杯,ココナッツミルクジュースを2杯で,勘定は2人で4033円。なんか安いなぁ。
 上海料理「外灘紅緑灯」(ワイタンホンリュウドン)。住所は「大阪市中央区難波千日前15-3」,電話は「06-6645-0788」。ランチ11:30〜15:00(L.O.14:30)/ディナー18:00〜23:00(L.O.22:30),月曜定休(祝日なら翌日)。
 リンク→ ホームページ

2008/09/22(月)

[ News ]

メラミン禍アジア拡大

 日本では「事故米」「汚染米」で大変な問題になっている。政府は,汚染米をだまされて売りつけられて,製品回収せざるをえなくなった中小業者に補償の方針とか。訴訟を起こされたら負けるだろうからと先手を打った。農水省の責任を認めた形だ。とはいえ,汚染米も元を正せば,中国などからの輸入米。米政策そのものが問われている。
 で,その中国では,メラミン入り牛乳で大騒ぎ。牛乳を水で薄めて,工業用原料を入れて誤魔化すとは,まるで日本の敗戦直後のような。中国のレベルって未だその程度なの? で,そのメラミン騒動がアジア各国に飛び火している。今日の毎日新聞夕刊4版の1面左上の記事。「メラミン禍アジア拡大」。社会面の記事と合わせた記事が,毎日新聞のサイトにのっていた:
    毎日新聞:
中国メラミン禍:拡大…アジア各国、禁輸措置 
 台湾・シンガポール・マレーシア・ブルネイが中国製乳製品を禁輸。台湾では,「乳製品ではない植物性粉クリームからも微量のメラミンを検出。禁輸の範囲を乳製品から植物性たんぱく製品まで拡大した」そうだ。
 で,この中国製品禁輸国のリストに日本がないけど,どうして? すでに丸大食品が国内で製品の回収を始めているよ。まさか,中国の報復が怖くてビビッているんじゃないよね。沈みかけの泥舟の船長になってぬか喜びしている麻生さん,出番だよ。ここで中国製品の輸入禁止を決めれば,支持率は80%越え,総選挙圧勝間違いなしだ。

   写真:鰹のたたき@竹宗

 今日の晩酌のアテは,鰹のたたき。冬の寒ブリと並んで,好物の一つ。

2008/09/23(火)

[ News ]

外資買収

 秋季皇霊祭の休日。終日のんびりと過ごす。来年2009年は,敬老の日が21日,秋分の日が23日となるため,祝日法の規定で,祝日に挟まれた22日も休日になるらしい。つまり19日の土曜日から23日の水曜日までの5連休となる。今からこれを「第2のゴールデンウィーク」とか,敬老の日が絡むから「シルバーウィーク」とか呼ぶ人がいるそうだ。

 今朝の毎日新聞の経済面。「金融大再編に日本勢」の見出し。サブプライムローンでヘロヘロの米企業を,傷口の浅かった日本企業が買収になどに動いているそうだ。
 三菱UFJは,アメリカ証券2位のモルガン・スタンレーに出資。20%を押さえて筆頭株主を狙う勢いだとか。
 野村證券は,例のリーマン・ブラザースのアジア太平洋部門を買収へ。更には欧州中東部門の買収も基本合意したとか。
 一時期とは勢いが違うねぇ。でも他国が手をこまねいていると言うのは,やはりリスクが大きいからでは? 大火傷をしなければよいが。

 松茸ご飯が食べたくなって,晩飯は,ホカ弁「
本家かまどや」の「洋風松茸ごはん弁当」570円。50円引きの金券を使って520円でゲット。

   写真:洋風松茸ごはん弁当@本家かまどや 写真:洋風松茸ごはん弁当@本家かまどや

 秋になるとやっぱり松茸ご飯がいいねぇ。「本家かまどや」は米が旨いのもいい。「洋風松茸ごはん弁当」のオカズは,白身魚フライ・ちくわの天ぷら・ひじき。この「白身フライ」はとにかく好物。ふっくらとしたフライ。噛むと白身魚の旨みが口の中に広がる。「白身フライ」は,ふだんだと「のり弁」ぐらいしか選択肢がないんだが,海苔ご飯はあまり好みではない。この秋,またこれのお世話になるかも。

2008/09/24(水)

[ News ]

産業スパイ

 開発途上国の韓国に日本が製鉄業を指導したことがある。やがて力を付けた韓国製鉄業は日本の強敵となった。まあ良くある話だ。日本も欧米に教わって技術力をつけてきたのだから。(もっとも感謝心もなくの知らん振りには腹立つけれども。)それ以上の技術で特殊鋼を作ればいいだけの話だ。
 が,ここへ来ての中国。国家ぐるみで産業スパイを働くそうだ。
    毎日新聞:
強制認証制:中国が来年5月から導入…情報筒抜けで反発も 
 今日の毎日新聞朝刊14版9面の記事には,上の記事に加えて解説が載っている。「製品情報の強制認証制度」というらしい。中国の言い分は,「コンピューターに対するウイルスなどの不正侵入や有害情報のはんらんを防ぐ」ためだという。が,要するに「デジタル家電」の作り方を中国政府に教えろということだ。担当者には「守秘義務」があるから大丈夫との言い訳。これって国家ぐるみの産業スパイだよね。「コンピューターサーバーやICカード技術・デジタル複写機など13の製品」の作り方のノウハウを教えないと中国への輸出を禁止するそうだ。

   写真:塩さば+豚汁定食

 今日の昼食は近所の喫茶店で日替わり定食600円。今日は,塩さばと豚汁の定食。ふだんこういうものを食べないので嬉しい。

   写真:鯨ベーコン@竹宗

 晩酌のアテは鯨ベーコン。そういえば,窃盗罪で捕まった犯罪集団「グリーンピース」の工作員は最近どうしてるんだろう。ニュースにもならないしなぁ。

2008/09/25(木)

[ News ]

所得と学力

 大阪府知事の橋下が,学力テストの結果を公開しろと,市町村教育委員会を恫喝している。この件に関して,先週のプイプイ(毎日放送の情報番組「ちちんぷいぷい」)の中で,あるコメンテーターが,「所得と学力は一致する」と言っていた。市町村の学力は,地域住民の質によって上下するものだから,市町村教育委員会の「頑張り」の目安になどならないという趣旨の発言だったと記憶している。そりゃ学力には個人差が大きいだろうが,市町村単位の統計的な処理をしてしまうと,個人差は相殺されて,結局「親の所得と子供の学力」の関係がはっきりと表れてしまうんじゃあないかな。「所得と学力の相関」など,あまり公の場では触れてはいけないような嫌な空気が日本社会にはあるが,本音のところではみんな分かっているんじゃない。そういう意味で,橋下のヒステリックな恫喝はまったくの無意味だ。

 今日は25日で木曜日。ということで漫画誌「ビッグコミック」と「モーニング」の発売日。かつ個人的「粉もんの日」。書店で2冊を購入してから,地下鉄我孫子(あびこ)駅南口のお好み焼き屋「七つの壁」(
ぐるなび)へ行く。今日は久しぶりに「ねぎ焼き」820円をチョイス。

   写真:ねぎ焼き(焼き始め)@七つの壁 写真:ねぎ焼き(出来上がり)@七つの壁

 上の写真左は,焼き始め。右は,出来上がり。具は,ねぎ・コンニャク・すじ・しめじ・キャベツ。焼き始めは「てんこ盛り」の葱が,ペタンコにまでなる。味は,ポン酢・醤油・ソースから選べるので,いつものようにポン酢をリクエスト。容器を置いていくので自分で好みの分量だけかけていただく。ねぎ焼きはやっぱりビールに合うなぁ。すじ(牛筋)が甘くて旨い。

2008/09/26(金)

[ News ]

飼い犬に手を噛まれる

 大阪は午前に前線が通り過ぎてスコールが降る。その後,空気が入れ替わったのか,気温が下がる。雨はすぐに上がったが,どんよりとした暗い空模様。夕方には室温がこの夏以来はじめての25度。湿度も下がる。やっと「秋が来た」と実感する。帰宅して,暑がりなため昨日までエアコンを入れていたが,今日は窓を開け放すだけで快適。天気予報で今出さんが,今晩は冷えるので風邪に注意を,と呼びかけている。

 今日の毎日新聞夕刊4版の1面トップ記事。「4ダムあすにも最終案」「淀川流域」「異例の自主審議」「治水効果は限定的」。毎日新聞のサイトにも記事が載っていた。
    毎日新聞:
淀川水系ダム:流域委、27日にも最終意見書案 
 要するにダムを作って公共工事をしたい国土交通省が,そのアリバイ作りに御用学者を集めて,諮問するわけだ。もちろん結論は始めから決まっている。上を見ながら仕事をしている,自分の出世しか考えていない,東京の御用学者ならこれで上手く行っていたんだろう。ところが大阪の学者さんたちはちょっと違った。きちんとダムの効果を誠意を持って検討してしまった。で,ダムなんていらないという結論が出そうになった。慌てたのは国土交通省のお役人さん方。飼い犬に手を噛まれたのだ。答申がまだ出ていないのに,もう理も非もなく審議打ち切りと言い出した。この時点で,国土交通省が何を考えているのか,あからさまになってしまったんだよね。で,さすがは大阪の一本筋の通った学者さんたち。国土交通省がもう金を出さないといっているのに,自腹で会議を続けた。で,その結論が明日出ると言う記事。もちろん国土交通省は,学者が何を言おうと,ダムを無理やり造る腹積もりだ。でも,建設費を分担する各府県知事がこの状況を納得するかどうか。まあ国と業界に尻尾を振ることしか考えていない大阪府知事の橋下は,国土交通省に付くだろうけど。

   写真:子持ちボタンエビ@竹宗

 晩酌のアテは,北海道産の子持ちのぼたん海老。甘い。旨い。酒が進む。

2008/09/27(土)

[ Gourmet ]

ボリィウッドスペシャル

 インド料理を食べに東心斎橋の「ボンベイキッチン」へ行く。大丸とそごうの間の道を東へ2ブロック,右(南)に曲がったところの右側にある。スタッフは全員現地の方のよう。お店は,予約も入れてほぼ満席。一組帰っても次の一組とずいぶんはやっている。外人比率やや高し。
 久しぶりなのでずいぶん前にも食べたことのあるペアセット「ボリィウッドスペシャルコース」2人前5,980円にする。

   写真:インドビール「キングフィッシャー」@ボンベイキッチン

 コースにはそれぞれワンドリンクが付くので,私はインドビールの「キングフィッシャー」,ツレは「マンゴーミルクセーキ」にする。

   写真:パパラ@ボンベイキッチン 写真:インド風辛口カシューナッツ@ボンベイキッチン

 まずは突き出しの「パパラ」(上の写真左)と「インド風辛口カシューナッツ」(写真右)。パパラはインドのせんべいでインド料理店の定番。ちょい辛で酸っぱいソースが付く。この店のソースはなかなか美味。辛口カシューナッツはほとんど辛くなかった。

   写真:ミニタンドールグリル@ボンベイキッチン 写真:ミックス野菜グリル@ボンベイキッチン

 上の写真左は「ミニタンドールグリル」。骨付きチキンとシシカバブ(シークカバブ)と海老。スパイシーだがマイルドで辛くない。味付けがあっさりしているので,パパラと一緒に出てきたソースを付けるとちょうどいい。シシカバブは特に好きでもないのだが,酸っぱいソースを付けて食べるとちょうどいい。美味しくいただける。
 上の写真右は「ミックス野菜グリル」。スパイシーな「あん」で炒められている。いろんな野菜が取れていい。

   写真:たまご入り焼きめし@ボンベイキッチン 写真:野菜サラダ@ボンベイキッチン

 上の写真左は「たまご入り焼きめし」。これが絶品。スパイスの効いた炒飯で,もっちりとした食感。ゆで卵が入っている。日本の焼飯とは一味違った旨さ。ツレも絶賛。
 上の写真右は「野菜サラダ」。酢の物のよう。

   写真:バター入りエビカレー@ボンベイキッチン 写真:ナン@ボンベイキッチン

 で,選べるカレーは「バター入りエビカレー」。辛口で頼んだが,ほとんど辛くない。この店の料理は全般にマイルドというか甘さが先立つ。嫌な甘さではもちろんないが。
 ナンはまあフツーのもっちりとしたタイプ。

   写真:マンゴーアイスクリーム@ボンベイキッチン

 〆に「マンゴーアイスクリーム」をいただく。途中でツレがオレンジジュースを追加したので,勘定は2人で,6,290円。
 インド家庭料理とカレーのお店 ボンベイキッチン Bombay Kitchen。住所は「大阪市中央区東心斎橋1-17-1 心斎橋コスミビル1F」,電話は「06-6245-9495」。営業時間 11:00〜15:00/17:00〜23:00,年中無休。
 リンク→
ぐるなび 

2008/09/28(日)

[ News ]

いい加減にしいやあ

 大阪はたまに小雨がぱらついたが,体感的には爽やかな秋の一日。この気候があとどれくらい続くのか。やがて厳しい冬がやってくる。

 いい加減にしいやあ(=いい加減にしろよな)。
 例の中国産メラミン混入乳製品。牛乳を水で薄めて,窒素(工業用原料メラミン)を混ぜて誤魔化すとは,いかな未開国か。まあそれでもたんぱく質の量を窒素を目安に検査しているというのが,野蛮国にしては驚き。
 それで大迷惑をしているのが「丸大食品」か。でもこの1社だけではあるまい。他社はシカトしている? こう考えれば,「丸大食品」というのは信頼すべき会社だよね。中国製乳製品が原料に使われていないはずはない。他社製品には必ずメラミンが入っていると考えるしかない。
 が,しかし,問題は日本政府。他国が次々と中国製品を禁輸しているのに,まったく動きがない。中国利権は自民党によほど食い込んでいるらしい。麻生も一口乗った口か?

 国土交通大臣の中山って辞任したの? 総理大臣なりたての麻生が任命責任を認めたそうだ。じゃあ,ここは「誠意」の見せ所でしょ。麻生も当然責任を取って辞任するんだよね。
 それにしても「成田空港」に「単一民族」。成田は廃港に決まっているし,アイヌ民族は先住民でしょ。大臣になれた嬉しさで舞い上がって,口が滑って本音が出たか?

 「国民年金保険料を税で補助」とのニュース。検討中だとか。それぐらいなら始めから税方式にすればいいんじゃないのか? ただ,基礎年金を税方式にするにしても,公平の原則は守って欲しい。今までまともに払っていなかった人々にまで給付する必要は,ないんじゃない? 税方式に変えた日を基準に,それまでまじめに保険料を納めた人には全額。払っていなかった人には,それなりのペナルティが必要だ。
 しかし,問題は,国民年金の保険料をきちんと払うより,その分をパチンコにまわして後で生活保護を受けるほうが得だという仕組みだ。生活保護は,国民年金や最低賃金よりも低水準にする必要がある。日本国憲法には,「勤労の義務」が明記されているのだから,そのことを尊重して欲しい。

   写真:秋刀魚のワタ醤油焼@竹宗 写真:卵ご飯@竹宗

 今日の晩酌のアテは「秋刀魚のワタ醤油焼」。脂が乗り切っている。秋の香り。
 好物の卵ご飯で〆とする。醤油の旨さが分かる。卵かけご飯は,卵が旨いんじゃなくて,醤油の旨さを卵と白ご飯が引き立てるんだなぁと,しみじみ味わえる一品。

2008/09/29(月)

[ News ]

毒餃子容疑者絞り込む

 産経新聞のウェブニュースによると,中国産毒入り餃子の中国人容疑者が数人にまで絞り込まれたそうだ。
    産経新聞:
【中国毒ギョーザ】公安当局、容疑者数人に絞り込む 犯行は否認 
 記事によると「中国の公安当局は、今年6月に中国で起きた事件で、製造元の天洋食品(河北省石家荘市)の従業員について捜査を進め、容疑者を『数人』まで絞り込んだが、いずれも犯行を否認している」そうだ。容疑を否認って,共産党のお家芸は「拷問」じゃなかったの? チベット人やウイグル人は簡単に拷問・虐殺できるが,漢族なら手心を加えると言うわけか。それに記事を読むと中国公安当局が捜査しているのは,中国人が被害にあった件だけのように読めるんだけど。日本人は何人死のうが無問題ってか。

 「フルキャスト」という日雇い派遣会社が2度目の事業停止命令を受けるそうだ。
    讀賣新聞: フルキャスト、処分中も労働者派遣…再び事業停止へ 
 違法な日雇い派遣で事業停止命令を受けている最中にも,またまた違法な派遣を行なっていたらしい。悪質極まりない。最大手の「グッドウィル」が廃業に追い込まれたが,この「フルキャスト」にも退場していただくしかない。
 これも「小泉改革」の無残な結果の一つか。そもそも派遣業務は,高度な専門性のある職種に限るべきだ。また派遣の報酬は正社員を上回ることが正常な姿。単純労働者を買い叩く現在の「派遣」は,「口入れ屋」の別名に過ぎない。まっとうな企業の業務とは言えない。政府は直ちに専門的な業務以外の派遣を禁止し,正社員としての雇用を創出すべきだろう。

 録画で見た先週のプイプイ(毎日放送の情報番組「ちちんぷいぷい」),大阪湾で魚釣りができなくなるかも,との問題を取材していた。北港(ほっこう)の人工島「夢洲(ゆめしま)」で,桟橋に不法侵入していた釣り人が,転落して死亡すると言う事件があったそうだ。ライフジャケットは羽織っていたが,前を閉めていなかったので,転落のショックで脱げたらしい。で,遺族が大阪市を相手取って管理不行き届きだと訴訟を起こした。大阪市としては,訴訟など起こされてはたまらないと,大阪港一帯で,南港(なんこう)魚釣り公園以外への釣り人の立ち入りを禁止し,違反者には過料5万円を科す条例案を検討している。
 釣り人や渡船業者などは,自主的にライフジャケットの着用を義務付け,自己責任を明確にするから,釣りを黙認して欲しいと訴えている。大阪港で禁止されれば,神戸港など他港へも波及し,大阪湾一帯で釣りが禁止されることを恐れている。
 プイプイの出演者のこの件に関するおおよその意見は,亡くなった方には気の毒だが,自己責任ではないのか?というもの。まあそれが妥当なところだろう。私は釣りはしないが,禁止するよりも,自己責任を強調すればよいと思う。訴訟で大阪市が負けると決まったわけでもなし,マトモな裁判官にあたれば「自己責任」との判決を下すかも知れない。大阪市は急いで条例化するつもりらしいが,それまで待ってはどうか?
 なおウェブニュースを検索すると
    産経新聞: 大阪市が防波堤などを立ち入り禁止区域に 
との記事があった。9月9日付だから,しばらく前から話題になっていたようだ。

 マクドナルドの月見バーガーが,10月2日までだというので,近所のマクドまで食べに行く。

   写真:ダブル月見セット@マクドナルド 写真:ダブル月見バーガー@マクドナルド

 「ダブル月見セット」670円。ドリンクは,ハンバーガーを食べるときの定番,コーラにする。このダブル月見バーガー。この前は気が付かなかったが,ベーコンも入っている。ということで,パティ(肉)2枚に目玉焼きとチーズ・ベーコンで,食べで充分。目玉焼きが味に変化を付けて旨い。

2008/09/30(火)

[ News ]

不都合な郵便局

 日本をガタガタにして,ワーキングプアを大量に生み出した「小泉改革」の目玉だった「郵政民営化」。要するに郵貯で日本国民が積み上げた膨大な資金,つまり日本人の財産を自由化の名の下にアメリカに貢いで,金持ちがそのおこぼれにあずかろうという魂胆が丸見えの「改革」だった。郵貯を利用するのは,金持ちでもない一般の日本人。その他の「小泉改革」でも,生活を直撃されたのは,この層だ。不景気も「郵政民営化」が原因の一つだろう。日本の資金がアメリカに流出する仕組みを作って,日本国内を巡るお金がその分減ったのだから当然だ。
 で,その「郵政民営化」を検証する短期連載が,今日から毎日新聞朝刊に載っていた。
    毎日新聞:
点検・郵政民営化1年:/上 閉鎖相次ぐ簡易郵便局 地域サービスが低下 
 「民営化」で,簡易郵便局の1割が閉鎖されたそうだ。郵便局ネットワークを維持するという約束は反故にされた。ある局では,「ゆうパック」の取扱量が,「民営化」前の5分の1と激減したそうだ。あれもこれも,利便性の低下だ。郵便局は,金儲け最優先の民間企業になったのだから,これからも様々なサービスが切り捨てられていくだろう。手数料はすでに値上げになっている。他紙,朝日新聞の記事によると,定額小為替手数料が10倍に値上げされたそうだ。50円の小為替を組むのに手数料が100円。さすが守銭奴,民営化だ。やがては郵便料金の値上げもあるだろう。
 そもそも,郵政事業は独立採算で税金は1円も投入されていなかった。民営化で何かが合理化されたわけではない。今からでも遅くない。株はまだ政府が持っている。いつでも国営に戻せるのだ。そのために必要な税金は0円だ。この国を立て直すためには,「小泉改革」の名のもとに行なわれた,悪辣な国民いじめの様々な「改革」を全てチャラにすることから始めなければならない。「小泉改革」の全否定こそ今必要とされている。

   写真:から揚げ定食@妙幸庵

 仕事を終わって,どうにも空腹。で,がっつり食べたくて,夕食は塩でいただく揚げ物の美味しい蕎麦屋「妙幸庵」で,から揚げ定食800円。ミニ蕎麦が付いてくるのがいい。から揚げ定食と蕎麦を同時に味わえる。ここの蕎麦はダシがいい。満腹して,横になったらそのまま寝入ってしまった。毎日放送の「ちちんぷいぷい」で言っていたが,食後すぐ横になるのは,消化によくないそうだ。便秘や,酷い場合には腸ねん転の原因になるとか。

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