連れ子との婚姻届
なんか微妙な事件だなぁ。
讀賣新聞:
元妻の連れ子との婚姻届受理、戸籍上は「夫婦」
離婚した元妻の連れ子の女子高校生を,「自分のものにしたかった」と勝手に婚姻届をだした男がいたそうだ。57歳の元税理士。分別も常識もあるべき立場の人間だろうに,人間,こういうことには前後の見境が付かなくなるのか。
で,知らなかったのだが,配偶者の連れ子とは,その配偶者と離婚した後でも結婚できない。民法の規定だという。生物学的には,この場合,血がつながっていないのだから近親相姦には当たらない。たぶん公序良俗に反するとか,そういう理由だろう。これ,「離婚した後でも」とあるが,「死別した後」でもやっぱり連れ子とは再婚できないのだろうか。
で,この話にはオマケがつく。
讀賣新聞:
連れ子との婚姻届、法務局は民法規定に言及せず
この婚姻届,市役所は受理していいかどうか国に問い合わせていたという。婚姻届の筆跡がすべて同一人が書いたものだったからだ。で,法務局は,書類の形式が整っていれば受理しなければならない,と回答し,市役所はこの五十男と女子高生の婚姻届を受理してしまった。法的には現在も婚姻関係が成立しているという。問い合わせがあったとき,法務局の職員は,離婚後も元妻の子どもとの結婚を禁じた民法735条を知っていたが,「筆跡の点に気をとられて」,民法上,結婚が認められないことを言い忘れたという。
この元税理士,有印私文書偽造容疑で逮捕された。しかし,妻の連れ子って,家庭内での強姦などの性的虐待の典型的なケースだ。よく同居していたときに事件を起こさなかったものだ。そこまでの良識はあったようだ。
あやうくリコール隠し。
朝日新聞:
レクサスLS、4500台リコールへ ハンドルに不具合
またまたトヨタのレクサスに欠陥だという。ハンドルが一時的に効かなくなる不具合。これって危なくない? ところがまたまたトヨタは,この欠陥に気付いていたのに,リコールなど必要な処置を怠っていたという。顧客からの苦情が殺到して,やっとのリコール。あいかわらずいい加減な体質の会社だなぁ。米国などでの「トヨタ叩き」の原因は,やはりトヨタのこの体質にあるようだ。御曹司社長の首を飛ばし,経営陣を一新しないと,この体質は変わらないのではないか?
恥知らずのテロ国家「イスラエル」。
毎日新聞:
イスラエル:チョムスキー氏のパレスチナ自治区入りを拒否
チョムスキー氏といえば言語学者として偉大な業績で知られるが,また「アメリカの良心」ともいうべき思想家でもある。あのMITの教授。言語学の著書は読んだことはないが,その学説の概要ぐらいは理科系の私でも聞いたことがある。また,あの9・11テロをめぐるアメリカの対応についての舌鋒鋭いアメリカ政府批判の書は読んで感銘を受けた。
そのチョムスキー氏はユダヤ系アメリカ人。しかし同じユダヤ人のテロ国家「イスラエル」については批判を繰り返している。その「イスラエル」が管理するパレスチナ人国家の「西岸地区」へ入国しようとして,イスラエル当局に拒否されたという。記事によると「(イスラエルの入国管理)職員は『あなたの言論についてイスラエルは快く思っていない』という文章を読み上げた。職員は著書を読んだことがあると告げ,終始,任務を恥じ入っている様子だった」という。イスラエル政府の末端の職員が「恥を感じる」処置であることは確かだ。
久しぶりに「かっぱえびせん」が食べたくなって,コンビニの棚で探した。が,なかなか見付からない。ようやく見つけると,パッケージが違っている。あの見慣れた赤いパッケージではなく,白っぽい包装になっている。ひょっとして売れ行きが思わしくなくてリニューアルしたのか? そんな小手先をいじればいじるほど,より一層悪い方向へ向いてしまうのに。定番商品のパッケージはいじらない方がよい。
昔,「アウトライダー」というオートバイのツーリング専門月刊誌があった。これが,バイク乗りの人口自体が減ってきたからだろう。売れ行き不振でリニューアルばかりしていた。しかし,編集長の首を挿げ替えるほど,編集方針を変えるほど,つまらない雑誌に成り果てていき,やがて休刊した。最後の方は惰性で買っていた。昔の「アウトライダー」は面白かったのに,と思いながら。目先のリニューアルで,新規読者の開拓どころか,かえって昔からの読者が離れていくということが分からなかったのか。
何年か前に「アウトライダー」はムック風の季刊誌として復刊したが,昔の面白さはなかった。何号か付き合ったが,そのうち買わなくなった。
地下鉄我孫子(あびこ)のいつもの「寿し兆」(
地図)に寿司を食べに行く。今日はあいにくの空模様ながら,店内は満員。雨なので仕入れを減らしたが,予想外の盛況だと大将が言う。
とりあえず2品ほどサービスでアテを出しましょうか,と言ってくれるので喜んでいただく。上の写真は「鱧(はも)と泉州水茄子のアテ」\0。今年初めての鱧。鱧の旨い季節は梅雨以降だというが,とりあえずは初物ということで。梅肉でいただく。
今日は「本鮪(ほんまぐろ)大トロ」が入っていた。で,上の写真左,握りでいただく。\1,000。脂が甘い。好物の1つ。
続けて,八戸の鯖(さば)。上の写真右,\200。
寿司屋の腕を見るなら玉子焼きを食べてみろという。寿し兆の自家製玉子は旨い。上の写真左,\200。
〆は,北海道産ウニの軍艦巻き。これも好物の1つ。安い寿司屋のウニは明礬臭いことがあるが,ここはそういうことはない。上の写真右,\800。
最後にサービスのアイスクリームをいただく。柚子・抹茶・チョコとあるが,私はシンプルにバニラ。以上,冷酒300ml\650をいただいて,消費税が付いて,勘定は2,990円。
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