「播重(はりじゅう)」の「ハイライ」
戎橋の TSUTAYA へ。DVDを返却し,新しいのを借りました。邦画のSFの棚で押井守監督の「AVALON」を探したのですが見当たらないので,手の空いてそうなスタッフに訊ねたら「アニメ」の棚に並んでました。実写なのにね。まあ,押井作品を借りるのは,アニメファンに決まっていると言えばそうですが。
で,帰りに「
はり重」へ。先週は軽食レストランでしたが,今週はちょっとリッチに洋食レストランの方。って,実は夕方やっていた「ぷいぷい」(毎日放送の「ちちんぷいぷい」)の上田悦子ちゃん(局アナ)のコーナーで「はり重のハイシライス」を取り上げてたんです。で「ミーハー」を自認する私,ついでがあったので早速行きました。
「ハッシュド・ビーフ」が訛って「ハヤシ」になったのは知っていましたが,はり重では,「ハヤシライス」を「ハイシライス」と呼ぶらしい(大阪では結構「ハイシライス」と呼ぶらしい。私も大阪人の端くれですが知らなかった)。番組では,デミグラス(ドミグラス)・ソースは1週間かけて作るだとか,お肉は,他の料理で使う高級和牛の半端な余りの部分だからとか,と散々煽った上に,スタジオで試食の出演者が「美味しい!」を連発。陣内くんなどは,本気で夕飯にしてしまった。これは食べに行かなきゃいけないですよね。
放送から3時間ほどだから混んでるかなと思ったのですが,覗いてみるとお客は私だけ。月曜の8時過ぎだからかな? 結構広い店内で,高級そうな内装・雰囲気で「ビーフ・ステーキ¥5,500〜」のお店で,ぽつんと一人きりの客が¥1050の「ハイシライス」を頼むのは勇気が要りました(汗)。思わず生ビール¥550も追加して。
で,肝心の「ハイシライス」は,っていうと,TVでヨイショするだけの値打ちがありました。角淳一氏も言ってたけど,「ハヤシライス」頼むぐらいなら「カレーライス」食べるよ,って。でも「ハイシライス」は,子供の頃の記憶の「ハヤシもあるでよ〜(名古屋弁)」のジャリジャリした「ハヤシライス」とは別物ですね。「ぷいぷい」で言ってた事の繰り返しになりますが,肉もステーキ並み,ソースはコクがあって味も深い。食べてる途中で入ってきた若いカップルのオーダーも「ハヤシライス」。食べ終わる頃入って来た次のカップルも「ハヤシライス」。ボーイというより「ギャルソン」と言ったほうが似合うようなスタッフも,今日はTVの客ばかりだな,と思っていたのでは。
帰りに「はり重」の軽食レストランの方の前を通ったけど,こちらは盛況。店の前のメニューを見ると「ハヤシライス」は7百いくらになっていたから,種類が違うんでしょう。
ところで,上田悦子アナ。最近垢抜けてきたけど,ワタシ的には新人の頃の初々しい悦ちゃんも良かったなぁ。