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Sojin Project / Diary 2004-06

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2004/06/03(木)

[ News ]

「深夜外出 禁止」沖縄米海兵隊,犯罪増加で

 6月3日付『毎日新聞夕刊』4版1面より:
 在沖縄米海兵隊は,米兵による刑法犯罪の増加を受け(中略)基地外への外出禁止処置を実施することになった。(中略)沖縄では米兵による刑法犯罪が増加しており(中略)過去10年間で最悪だった。
ってニュース読んでビックリしたのですが,知らなかったのはボクだけ? 占領軍兵士の犯罪なんて当たり前過ぎて報道されていなかっただけ? 兵隊の外出を禁止しなきゃ,犯罪を防げない状況なの? あっそうか,「沖縄」って「イラク」の誤植なんですね。明日の朝刊で「お詫びと訂正」がでるんですよね,毎日新聞さん?

2004/06/06(日)

[ SubCulture ]

津田雅美『彼氏彼女の事情』(花とゆめCOMICS)

 津田雅美って『オンナになった日』って怪しげな(?)タイトルの単行本で初めて読んだのですが,まあこれは,男子に興味のなかった女子が「ガール・ミーツ・ボーイ」するってお話でした。例によって「花ゆめコミックス」なのでスッキリと読める話でした。
 で,『彼氏彼女の事情』が始まったときも単行本が出るたびに読んでいたのですが,そのうち何巻まで読んだか忘れたしまった頃,近所のパブのバイトの女の子(←オタク)が,いきなり「庵野秀明が今度『カレカノ』やるって知ってました?」と。思わずウーンでした。
 と言うような話は,忘れてしまった頃,ふと気付くとケーブルでカレカノやってるではないか,と気付き見たのは最終回だけ。はっきし言ってエヴァでした。
 で,先週からキッズステーションでまたカレカノが始まったので,今度はVAIOで予約録画してちゃんと見ました。第1話を見た感じでは最初の方は,なんかガイナックス臭かったけど,見てるうちにちゃんと津田雅美ワールドに引き込まれましたね,うん。

2004/06/12(土)

[ SubCulture ]

津田雅美『彼氏彼女の事情』(花とゆめCOMICS)・その2

 えぇっと,アニメの第2話見ました。やっぱし庵野節ですね。でも後半,あまり気にならなくなって,津田さんのカレカノだなぁ,という気になって見てました。最終話だけ先に見てるので最後まであの調子なんだろうなと予測が付いてしまいました。

2004/06/13(日)

[ SubCulture ]

新海誠『ほしのこえ』

 昨晩というか今朝なのか,1AMからケーブルの「日本映画専門チャンネル」で,「ほしのこえ(声優版)」+「彼女と彼女の猫」+「ほしのこえ(オリジナル版)」をやっていました。アフタヌーンの4月号付録のDVDに予告編が入っていたので,結構期待しながら見ました。予告編ほどの凝縮された緊張感はないのは本編だからもちろんですし,期待ハズレって言うほどでもないんですが,最初から本編だけ見てればよかったかなぁ,と。時間を置いて見直せばグッと来そうなアニメでした。声優版とオリジナル版を続けてみましたが,どちらも違和感なかったです。

2004/06/20(日)

[ News ]

バトル・ロワイアル

 昔,M青年が事件を起こしたとき,世間の「ロリコン」狩りって凄かったように記憶しています。今,長崎の事件の原因となった「バトル・ロワイアル」に大したバッシングが起こっていないように思うのですが,どうでしょうか?
 思うに,M青年は既に成人した大人でしたし,「ロリコン」に影響を受けたというより,「個人の資質」の問題ではなかったでしょうか? 対して,今回の件は,報道を見る限り,現実と夢想の区別の十分に付かない子供が,大人ならば自分自身で解決できる日々の些細な鬱屈を,「バトル・ロワイアル」にかぶれて,気楽に解消したつもりでいたら,えらい事をしてしまったということでは?
 「ロリコン」は,無名に近い表現者個々人の切実な表現でした。でも社会的には何の力もない「カス」だった。だから簡単に潰されました。「バトル・ロワイアル」は,私企業の金儲けのタネです。だから,私企業が「バトル・ロワイアル」で金儲けしようと考えなければ,少なくとも二人の不幸は発生しなかった「可能性」があったとしても,マスコミは人の「金儲け」にはケチをつけない,自分たちも金儲けでマスコミやってるから。
 ところで今日の『毎日新聞』14版31面の囲み記事の中で,「事件のせいでバトロワ(BR)が悪く言われる。大人が強要した理不尽なルールにしたがって殺し合いを生き抜く中から,友情や命の尊さを学ぶ作品なのに」と書いています。一応体裁はマニアの意見ということになっています。しかし新聞の「読者の声」の欄が,あからさまには言えない新聞社の本音を,他人の意見の振りをして書くためにあるように,このコラムの調子からは,この意見に同意しているようにしか読めませんが>毎日新聞さん。
 それにしても「友情や命の尊さを学ぶ」(爆笑)とは,こいつ(+毎日新聞記者),ノーミソ息してないんとちゃう? もうウンザリ。「侮蔑」って日本語知ってる?

2004/06/22(火)

[ SubCulture ]

吉田基已『恋風』第31話

 「イブニング」14号が出ていました。
 二人で海浜公園へ出かけたバスの中で偶然であったお婆さんに薦められて出かけた縁結びの神社。耕四郎の傍らで手を合わせる七夏。そして画面は唐突に防波堤に腰を下ろし,寄せては返す波を前にした二人に切り換わる。七夏の掌に掌を重ねる耕四郎。海を見つめる二人。
七夏:心中するの? …… だって/やさしいもん/へん
    ……
七夏:さっきお願いしたの/私/生まれかわったらお兄ちゃんの妹じゃない子になる
七夏:だからそのときは/およめさんにしてね
 たとえいい歳をして,そろそろ「オッサン」と呼ばれそうな耕四郎も,ここは泣くしかないですよね。耕四郎のことだけを考える七夏と,耕四郎がそう思うなら一緒に死んでもいいと考える七夏と。
耕四郎:(ああ/七夏はかわいそうだな/俺なんかのことを好きだなんて)
耕四郎:(こんなどうしようもない人間を好きだなんて/かわいそうだな)

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