アーカイバ - Lhaca デラックス版
コマンドライン版は嫌という人向け。村山富男氏作成のフリーソフトです。「+Lhaca Version 1.19」と言うのが正式名のようです。LZH, ZIP, CAB, GZ, Z, BZ2, TAR, TGZ, TAZ, TBZ, JAR, ARJ, RAR ファイルと様々な形式に対応し,DLLも不要と言う優れ物です。
ダウンロードした lhaca119.exe(または最新版)を実行するとインストーラが起動し,デスクトップにアイコンが作られ,ドキュメントが開きます。このドキュメントはいつでも「ヘルプ」ボタンで参照可能。「上級者向け」と言うとおり手取り足取りのヘルプは付いていません。
+Lhaca を実行すると設定画面が表示されるだけです。圧縮解凍は,エクスプローラからアイコンないし設定画面にドラッグ&ドロップして行ないます。この辺,最初ちょっと戸惑いました。他のアーカイバのようにファイルリスト画面が表示されると無意識に思い込んでいましたから。ドキュメントをちゃんと読むと判ることなんですが。
で,個人的趣味ですが,「上級者用設定」を次のように変更すると使い勝手がすごく良くなりました。
この「上級者用設定」自体,ドキュメントによるとわざと分かりにくい所に隠してあるそうです。何か *.zip か *.lzh ファイルを「Ctrlキーを押しながら」「+Lhacaのアイコンに」ドラッグ&ドロップします(設定ダイアログではうまくいかなかった。また一覧機能は現在のところ ZIP, LZH のみ対応)。
・ファイルの一覧ウィンドウが開きますので,メニューバーの「表示」→「上級者用設定」をクリックし,ダイアログを開きます。
・「ドラッグ&ドロップ(ダブルクリック)時の動作」ペインのラジオボタンから「メニュー表示」を選びます。
・「解凍時にメニュー上で選択できる解凍先」ダイアログが開きますので,「追加」ボタンで,たとえばマイドキュメントだとか D:\TEMP だとか(複数指定可)を選んでおきます。
・また圧縮も同様の設定を行ないます。
・最後に「右クリックで圧縮・解凍する」のチェックボックスにもチェックを入れます。
これでエクスプローラでファイルを右クリックして,コンテキスト・メニューから「解凍する(アーカイブファイルを指定した時)」/「圧縮する(通常ファイルを指定した時)」を選ぶと,ポップアップメニューが開いて,圧縮・解凍や一覧表示を選べます。更に先に指定しておいたフォルダを圧縮・解凍先に選ぶこともクリックのみでできます。
なお,解凍先のフォルダなどを追加したい時は,いったんラジオボタンで別のものを選び,その後ふたたび「メニュー表示」を選ぶとダイアログが開きます。
入手先: Vector > ダウンロード > Windows95/98/Me > ユーティリティ >
アーカイブユーティリティ などで